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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
性格・生活習慣・行動など その他、性格や行動の悩み
窓ガラスを割ったり、お友達の自転車を壊したり・・・
はじめまして。最近ほとほと困ってしまい、相談させていただきたく、よろしくお願い致します。

長女8才、小学2年生。長男5才、幼稚園年中の二人の子供がいます。
相談は、下の子、幼稚園年中の男の子ことです。

幼稚園に入園までは比較的おとなしく、遊びもダイナミックなほうではありませんでした。
この4月から年中で入園したのですが、本当に手に負えなくなってきました。
幼稚園内ではそうでもないとは思うのですが(一度、ふざけてかくれんぼをして、先生、父兄、総動員で探したと言う騒動はありましたが・・・)家の窓ガラスは割る、壁紙ははがす、ふすまは穴を開ける、車に石はぶつける・・・数えたらきりがありません。ここの所毎月、赤字もこたえます。

全て、わざとではなく、「興味」だったり、「予測がつかなかった」と言うことなので、仕方ないとは分かっていますが、あまりにも母親の私にとっては、目に余ります。
主人は、「男の子はしょうがないよ」「ダイナミックに遊ぶこともこの時期必要だ」と言います。

先日は、お友達の自転車を「修理です!修理です!!」とかいいながら、ペダルを割ってしまいました。
代わりになるようなペダルを買ってきて、主人に直して貰いましたが、本当に、人のものは困ります。平謝りです。。

私の注意が足りないんでしょうか?それとも仕方ないんでしょうか?こういう家での事も、幼稚園の先生に相談してもいいのでしょうか?
アドバイスよろしくお願い致します。

(リサママ さん)


リサママ さん、お返事遅くなり申し訳ございませんでした。旭幼稚園、副園長の井上です。ご相談内容、拝見いたしました。たしかに元気がないのも心配でしょうが、元気も度を越すと、これも困ったことですね。基本的に元気な子、私は大好きです。

先ず幼稚園に入るまでは、そんなに目立たなかったようですが、きっと幼稚園でお友達と遊ぶ楽しさがわってきたこと。ちょうど身体が発達してきて、動きが活発になったこと。様々なものに興味を持ち、何でも「見てやろう・試してやろう」という好奇心が旺盛になったこと。こんな原因が重なり合って、大人から見ると「とんでもない行動」をとるようになったもの、と思います。
これも成長の1過程ですので、ケガをしたり、お友達に危害を加えるようなことでない限り、大目に見てあげてください。

ただ、ご相談にありましたような行動。これは理解して謹んで欲しい。これも当然のことです。昔のように、石を投げて遊んでも平気な河原とか原っぱなんてものは存在しません。そんな社会になっているのですから、今の社会に合った「遊び方」が工夫できるといいですね。それには子どもなりの「経験」が必要だと思います。

はずみで窓ガラスを割ってしまった、とのことですが、ガラスは大怪我のもとになります。ガラスを割ってしまった場合でも、片付ける時、割れたガラスで紙を切って見せたりすると「これはナイフみたいによく切れるものに変身する」ということが体験として理解できるでしょう。
壁紙をはがす、という行為にしても、たまたま上のほうに半分はがれた部分があって、それを引っ張ったものと思います。子どもは好奇心の塊ですから、こんなものを見つけたら、「どうなっているんだろう」「あのはがれた壁紙の向こうには何があるんだろう」ということを想像します。すると、ちょっと剥がしたくなる。もし自分の手が届く高さになければ、椅子でも何でも、台になるものを持ってきてはがすでしょう。

ふすまに穴を開けた原因についてはわかりませんが、こんな場合は、ご家族が修理している姿を見せてあげることも重要ではないでしょうか。それを見せることによって「一度壊してしまうと、後々大変になる」ということが体験として理解できるようになることと思います。
これは経験によって、ひとつひとつ覚えていくものです。決してリサママさんの注意が足りなかったわけではありません。大人は経験によって「次はどうなる」ということが判ります。でも、いくら言葉で言っても、経験していないものはわからないものなのです。

お友達の自転車についてですが、直した後も同じような行為をしていますか?
ひとつ問題のある行動をとったとして、その次に同じことをしていなければ、私は良い方向に向かっていると考えます。ひとつのことを経験し、それがどんな結果になるか。体験として理解できたのですから、リサママさんにはご納得いかないかも知れませんが、「結果オーライ」と思って良いのではないでしょうか。

ガラスを割った経験があれば、同じような場合、別のもの(例えば陶器の器を扱うような場合)であっても「あの時のことと似ている。ガラスと同じで、落とすと割れる。その破片で、ケガをするかも知れない。だからちゃんと持とう」という判断ができるようになるでしょう。それができていれば、ご心配には及ばないようにも感じます。

幼稚園での様子、これはぜひ聞いてみてください。お子さまを中心にして、幼稚園と家庭が向き合い、子どもを見つめることが家庭との連携第一歩です。お家での様子を伝えてください。それによって幼稚園でも何かご指導くださるでしょう。すると新たな方法が見つかるかも知れません。

私の聞いた話ですが、ふすまや壁に子どもの喜びそうなキャラクターを貼っておくと穴を開けないそうです。ただ、ご自宅でしたら可能ですが、借家などの場合、大家さんが嫌がる可能性もあります。
このあたり、よくご主人様ともご相談のうえ、「子どもの視点」で物を見て、考えると案外すんなり直るかも知れません。回答にならない回答で申し訳ございません。

(アドバイザー:井上智賀)


リサママさん、こんにちは。吉岡です。

> 私の注意が足りないんでしょうか?それとも仕方
> ないんでしょうか?こういう家での事も、幼稚園
> の先生に相談してもいいのでしょうか?

仕方ない・・で済む場合と、そうでない場合がありますよね。
まして他人のものまでとなると、ただ単に「男の子だから〜」では済まないと感じました。

「幼稚園の先生に相談」是非早いうちになさってみてください。
ひょっとして幼稚園の生活の中でも、困ったことがあるのかもしれません(ご家庭に連絡しないで様子を見ている場合もあるので)。先生も ご家庭でのお母さんの心配な気持ちをくんで、こんなふうな時期ですから〜とか、今こんな指導をしていますからご家庭でも協力して下さいとか、何か解決へ
導くものが生まれると思います。

確かにご主人のおっしゃることもわかりますが、だからといって放っておけば良いというものでは無いと思います。息子さんが理解できるような言葉かけや、相手の気持ちを理解する努力を気長に根気良くやっていかれてはどうでしょうか?

(アドバイザー:吉岡博子)


リサママさん、こんにちは。はじめまして藤原です。

手に負えないやんちゃぶりを発揮しているようですね。
ずっと先になったら笑い話になるでしょうが、今、このままでは笑ってはいられないですよね。

わざとじゃなければ全て許されるということではありませんので、やってもいいこと悪いことはわかるまで教えるべきです。

予測がつかなかったということですが、これは一歩間違えたら大きな事故に繋がる可能性があります。

仕方ないで片付けてはいけないのでは?と思いました。

車に石をぶつけることやガラスを割るというのは、
「男の子だからしょうがない」「ダイナミックに遊ぶこともこの時期必要だ」という次元ではないので、こういう場面では、真剣に怒ることが必要だと思います。
(一歩間違えば大怪我に繋がります)

5歳なら言っていることは理解できるはず。

悪ふざけをして迷惑がかかることは、こうしたらどうなるっていうことをその場でとことん説明してあげてくださいね。

壁紙やふすまなど修正が効くものは、直すのを一緒に手伝って貰うと、自分がやったことに対して、こんなに困るんだ大変なんだということが実感できると思います。

子どもなりに何か理由がある(サイン)かもしれませんので、何故、そういう行為をしてしまうのか、時間を作って聞いてみると何かわかるかもしれませんね。
自分の欲求をうまく表現できていないように思います。

幼稚園の先生もきっと相談されれば親身になって相談にのって協力してくれると思います。
先生の協力は必要で影響力もかなり強いと思いますので、相談することはいいことだと思います。
幼稚園と家庭の両方で様子を見て、何を訴えているのか、原因がわかるといいですね。

最終的には、「相手を思いやる気持ち」が育てば違う形で欲求を表現できるようになり、自然におさまってくると思います。

(アドバイザー:藤原ゆみ)


こんにちわ、リサママ さん。加藤田です、よろしくお願いします。

息子さんの活発な行動に手が負えなくなってきたとのことで、大変お困りのようですね。

息子さんは、本当は何が言いたいのか、何を伝えたいのか。
リサママ さんが困るなあと思う行動は、何かの反発や反動と考えられます。
また、息子さん自身がお友達や兄弟に弱味を見せまいとしてのことかもしれません。
それとあいまって、「――をしたい」「――がほしい」との欲求があるのかもしれません。

ここは、兄弟関係や幼稚園での様子を再確認することをお勧めします。
と同時に、息子さんと心のキャチボールをしてください。
とても強いボールを投げてきているので、ママはゆっくりと優しいボールを投げ返してください。
息子さんは、好奇心が強く、元気があるようですから、その自由さと自発性と明るさのある行動であることを認め、そのことを尊重したかかわりが、大切ではないかと思います。

なお、幼稚園の先生には多いに相談してください。
何かヒントをいただけるかもしれませんね。

(アドバイザー:加藤田稔)




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