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怖がりがひどく、心配
2歳9ヶ月の女の子(一人っ子)のママです。
ここ最近、娘の「怖がり」がひどく悩んでいます。

怖がる対象は人、物、現象など様々です。
主人の父を怖がったり(たしかに顔つきや話し口調は少し怖いのですが娘には優しく接しています)、それまで普通に遊んでいたぬいぐるみや人形を怖がって部屋に置いておくのも嫌がったり、雨の日にレストランで食事をしていた時に窓に打ち付けられた雨粒を怖がったり・・・。

「怖いのぉ〜!」と言って、泣いてしがみついてきて、「大丈夫だよ。怖くないよ。」と言っても、いったん怖がると聞く耳を持たず、大抵その場を離れるしかありません。

なぜ怖いのか理解しかねることが多く、どう対処したらよいのか困ってしまいます。

「怖い怖い」というと、まわりの大人が「どうしたの?」とかまってくれるからわざと大げさに言っているのかもしれないと考え、「かまってほしくてそう言っているのなら、『怖い怖い』って言うんじゃなくて『一緒に遊んで』って言ってごらん」と言い聞かせてみたりもしました。
その後数日は私に言われたとおり素直に「いっしょ、あそぼー」とやたらと口にしていました。
しかし、私は専業主婦で常に一緒にいますし、最低限の家事をする時間以外は一緒に遊んでいます。
主人も忙しいながらも仕事が終わるとまっすぐ帰宅し、夜は家族3人で楽しく遊んでいますので、怖がりは一緒に遊んでほしいというサインではなかったのか、やはり「怖い怖い」は治りませんでした。

逆に、かまってあげすぎがいけないのかと思って、「怖い怖い」と言っても相手にしないようにもしてみましたが、そうするとずっと怖がってしがみついているので、こちらもイライラしてしまいます。

よく言えば感受性が豊かすぎるのかと思います。
先日もディズニーシーのアリエル(リトル・マーメイドの主人公)のショーの写真を見て、大好きなアリエルを「怖い」と言い、そのページを閉じてくれと泣きました。最初は私も「アリエル大好きだったじゃない!なんでそれが怖いの?なんでもかんでも怖がるのもいい加減にして!」と怒ってしまいました。でも、少し落ち着いてから、怖がった理由を聞いてみると、「みどり、こわいの」と言ってアリエルの緑色の下半身を指さしました。そう言われて緑色の下半身部分だけに注目してみると、その部分が爬虫類っぽくも見えたので、「アリエルのスカートが変な動物に見えたの?」ときいたら、そうだと言っていました。そして、アリエルのスカートだよと説明してあげた後は怖がりませんでした。
大人の目から見ると怖くもなんともないものが、娘には違うものに見えていることもあるんだなと、そのときは反省しました。

今は、娘が怖がったときには「大丈夫だよ。怖くないよ。」と言ってなるべく安心させるようにして、どう考えても怖がるようなものではない時も叱ったりしないようにしているのですが、このような対処の仕方でいいのでしょうか?

怖がっている時以外の普段の娘は、控えめな性格ではあるけれど、よく笑い表情豊かで、元気いっぱいで、
わがままも言うけれど比較的聞き分けは良く、おともだちにも優しい子です。

ただ、ふたりでいる時間が多く、公園でもお友達と遊ぶよりも私と遊ぶほうが好きなようです。それも関係しているのでしょうか。

来春には幼稚園入園を考えているので、今のまま怖がりが続くと心配です。
対処の仕方などアドバイスをお願い致します。

(悩めるママ さん)


樋口夕子です。

悩めるママさんの対処のしかた、それでいいと思いますよ。
まだ産まれて3年足らず、大人ならわかることでも、まだそれが何なのかわからないことも多いと思います。

ひとつひとつ、「これは○○で、こうだから全然怖くないよ」と優しく教えてあげることで、不安も解消されるのではないでしょうか。

成長とともに、周りの色々な物に興味が出てきて、それと共に自分の知らない物に不安や恐怖を覚えるようになってきているのでしょうね。

幼稚園に入園するころにも同じような状況なら、そのことを担任の先生に伝えて対処してもらうことで、徐々におさまってくるのではないでしょうか。

(アドバイザー:樋口夕子)


悩めるママさん、こんにちは。
吉川です。

繊細で感性の豊かなお嬢さんなのでしょうね。
大人だと見過ごしがちな事柄も敏感に感じ取る…。
素敵なことですが、あまり怖がるとママも対応に困ってしまいますよね。

我が家の5歳の娘も最近、怖がりです。
台所の隣の洗面所に歯ブラシを取りに行くのも「ママ、一緒に行こう…」です。
もちろん二階に行くのも…。
(お友達と遊んでいる時は勝手に上がっていますが…。)

子ども部屋の二段ベットで寝ていたのに、最近は私のそばにやってきています。

本人曰く、「戦争が始まったら怖いから…」だそうです。

たまたま市役所に行った時、原爆の写真展を見たことや、テレビで「ホタルの墓」(映画)を見たことが影響しているようです。

想像力も育ってきているので、見えないことや物をどんどん想像してしまうようです。

悩めるママさんがされているように、お子さんの思いに共感して受け止めてあげて、そして「大丈夫よ…」と抱きしめて安心させてあげる対応で充分だと思います。

もう少し大きくなれば、なぜ怖いかをそれなりに理由付けてくれるでしょう。
それに、怖がる時期みたいなものもある気がします。

お子さんの性格をプラスに受け止め、感性を大事にしてあげてくださいね。

(アドバイザー:吉川純子)


悩めるママさん、こんにちわ。
えんどうです。

大人の感覚と子どもの感覚が違うということを、お子さんとの会話で感じたようですね。

『今は、娘が怖がったときには「大丈夫だよ。怖くないよ。」と言って、なるべく安心させるようにして、どう考えても怖がるようなものではない時も、叱ったりしないようにしているのですが、』
と悩めるママさんは、いろいろ考えて、お子さんにアプローチされている様子、そうすることで、お子さんの反応をみて、感じ、対応を考えている様ですね。
そんな努力で、怖がらない姿もでてきているようです。

悩めるママさんの対処の仕方が、いいのかは、お子さんの姿が教えてくれると思います。
私は、悩めるママさんは、とてもうまく対処していると思います。

(アドバイザー:遠藤けいこ)


はじめまして、げんきです。

怖いんですよね!

大人が「怖い」からイメージするのは多分「恐怖」や「不安」だと思います。
もちろん、こどももそうですが。
寂しさの表現というものも、あります。

ただ、ひとつだけ大人とは違うものがあります。

それは、「成長」です。

僕が感じるのは「成長」しているということです。

成長というのは、新しい見方を持つということです。

昨日まで好きだったものが今日は違ってみえる。
そして怖くなる。

これは成長です。
ただ、こどもは自分が成長しているなど感じることはできませんし、理解できません。

大人の場合を考えてみてください。

あの人いい人だわと思って付き合いを始めると、徐々に、あれ?と何か新しい発見をして、それが好きになるか、嫌いになるかは別として、変化に気づきだすはずです。

それと全く同じことです。

新しい視点からモノを見始めたのだと思います。

案外、歓迎することなのかもしれませんよ。

(アドバイザー:岸本元気)


こんにちは、悩めるママさん。加藤田です、よろしくお願いします。

小さな子供をかかえていると、気の休まるときがありませんよね。
いろいろとご心配ですね。
つい心配ですと、『あれをしてはいけない』、『これをするとあぶない』と
子どもに注意することが多くなってしまいます。
例えば、ガラスに近づけば、壊れるから危ない、とか、火に近づけば火傷すると叱る。
そうすると、子どもは自分のすることで安全なものは何もないと信じるようになってしまいます。
そこで、「こわい、こわい」となってしまう。
つまり、親が心配しすぎると、子どもは安心できなくなり、安らぐことができずに、自信を持つことができません。

ですから、両親の役割として、子どもの欲求や思いを行動させることが、最も大事なことと思います。

(アドバイザー:加藤田稔)




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