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これまでのQandA
ママ・パパの悩み 育児のストレス・不安
言葉の不自由な実母と自分の子どもとの間で、ストレスがたまっている
私にはもうすぐ3歳になる娘がいます。
そして私の実母は脳こうそくによる失語症という障害があり、私と娘が毎日実家まで様子を見にいっています。
実母もだいぶん状態は落ち着いていて孫を見る余裕もあるのですが、3歳近くになると子どもも体力もあり、言葉も達者になってきて、実母も私も子どもをみるのが大変になってきました。

子どもは朝夕となるべく公園などで遊ばせますが、他に子どもはいません。実家近くの保育園にたまに遊びにいきます。
言葉の不自由な実母と自分の子どもとの間で、最近ストレスがたまっている自分に気がついたのですが、よい解決方法がみつかりません。
実母は介護の申し込みもしていませんし、していても万が一何かあったときのことを考えると、私自身も外に働きにでることをあきらめています。

子どもを保育園に預けることができればと思うのですが、実家近くの保育園の先生に相談をすると「3歳の間ぐらいはねぇ、お家でみられてはどうですか」といわれてしまいました。
主人は私の話は聞いてはくれますが、「じゃ、保育園へ…」とまでは話が続きません。
3歳児神話という言葉がありますが、3歳って何かの境目の年齢なのでしょうか?

(めぐめぐ さん)


めぐめぐ さん、こんにちわ。加藤田です、よろしくお願いします。

大変ですね。めぐめぐ さん、障害のあるお母さんと3歳になる娘さんのお世話で心身ともに、疲れがたまってきたようですね。
まずは体が一息できる方法を考えましょう。

娘さんの対応に体を使わずに楽しむ方法はいかがですか。
たとえば、めぐママが簡単な童謡や昔話を娘さんに教えることです。
何回か同じものを続けると娘さんは覚えると思いますよ。
覚え始めたらおばあちゃんに聞いてもらい、ママといっしょにほめてもらいましょう。
娘さんは、きっと、得意になって歌を唄い、お話をするでしょう。
それが、おばあちゃんに良い影響を与えるでしょう。
このことは、一石二鳥ならぬ一石三鳥にもなります。
めぐママの体は休まり、娘さんは童謡とお話を覚え、その結果、おばあちゃんにも良い刺激を与え、3人が共に楽しめるということです。

そして、パパの協力を仰ぐことです。
子育ても介護も二人三脚で行きましょう。
ご主人の休暇の一部をこれに当てるようお願いしてみてください。
また、母上様が高齢者施設等で行われているデイサービスを利用することを考えてみてはいかがでしょうか。
最寄りの福祉事務所に近くの施設や病院を照会していただき、一度、見学をしてみると介護についての不安が軽減されて、母上様とめぐママにとって良い方法が見つかると思いますので、お勧めします。
体が休まると心にも余裕が生まれ楽になります。

少し面倒かも知れませんが、時間をさいて以上のことを行えばきっと、ストレスから開放されるでしょう。

(アドバイザー:加藤田稔)


おはようございます。田中和子です。

3歳神話が未だに残っているのは保育士としては残念です。

0歳児で入所しても、友達関係は出来て、とても明るい表情のお子さんがたくさんいます。
やはり友達の真似をして、楽しんで育ちあっていくからです。年齢が上がるにつれて、大人の世界よりも子供同士の世界の方が何かとメリットが多いのです。
子どもと接する時間が確かに短くなるのですが、時間の長さではなく中身だと思います。
保育所に預けることでお母さん自身の余裕が出れば、帰ってきたときにゆったりとお子さんに関われるのではないでしょうか?
そのことのが私は大きいと思います。

めぐめぐさんのような方の場合は特に家族の介護と言うことで私自身は保育所入所をお勧めします。
9時から4時ごろまででも子どもさんが保育所に行っていれば、充分に介護も出来ますし、少しはお母さん自身のストレス解消にもなるはずです。
そのために保育所の入所の措置条件があるので介護は充分にそれに匹敵するはずです。

介護と子育ての両立は確かに大変です。
介護の部分も少しだけ公共に頼ってみるのは大事なことです。
自分自身に少しだけご褒美をあげてください。
人に頼ることは決して悪いことではありません。

(アドバイザー:田中和子)




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