パパ・ママ
せんせい
きっず


HOME




アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
ママ・パパの悩み 育児のストレス・不安
離婚後どもることが多くなった、父親としてどう接していけばよいか
はじめまして、今年の4月から私立の幼稚園に4年保育で通っている3歳5ヶ月の息子の事でアドバイスをして頂ければと思っています。

最近、息子が喋る時にどもる事が多くなってきました。以前はそんな事が全くなかったのですが・・・。
難しい言葉ならまだ良いのですが、「パ・パ・パ・パ・・・パパ。」とか、「く・く・く・く・・・くるま〜。」とか、今まで普通に話していた言葉がどもる様になってきました。最近では頻繁にどもりが出ています。
息子と会話をしていて、どもりかけている時などは「○○君、焦らないでゆっくり話そうね〜。」と言ってはいるのですが、やはりどもってしまいます。

あとは、「ごめんなさい。」の言葉がどうしても言えないんです。悪い事をして叱った時に「○○君、ごめんなさいは?」と言っても、口をつぐんでしまい、頑張って言おうとしている様子は伺えるのですが「ご・ご・ご・ご・ご。」と、どうしても言葉に出来ずに、言いたいけど言えないのか、自分自身もどかしいのかどうかわかりませんが泣き出してしまいます。
「ご」「め」「ん」「な」「さ」「い」と一言づつ私と一緒に言えば、ちゃんと言えるのですが、続けて言うとどうしても言えません。たまには私もきつく叱ってしまい、どなってしまう事もありますが、以前はちゃんと言えていました。

この様になったのは、ここ1、2ヶ月の事で私にはもしかしてと思う事がありますが、それは妻との離婚です。離婚の原因は妻の育児放棄やその他諸々の事情があり、息子は私が引き取り育てていく事になりました。そして、離婚と同じ時期に最初に書いた様な事になったのでそれが原因じゃないかなと思いました。私も仕事がら帰りが遅く、出張も多いのですが、会社も色々と融通をきかしてくれており、幼稚園の行事にも積極的に参加する様にしています。

また、我が家は2世帯住宅で私の両親と暮らしていますので日中は両親が息子のめんどうを見てくれています。幼稚園の先生にも全て話をしてますので、幼稚園で変わった様子があった時などは、細かい事でもすぐに連絡をしてくれています。
普段の息子の様子は今の所、なんら変わった様子もなく、よく笑い、よく泣いたりもしますし、以前と変わった所はありません。幼稚園にも楽しく通っています。

離婚の話で、もめている時は決して息子の前で話す事はしておらず、母親のいなくなった今でも、ジジババっ子だったこともあり、「ママ、ママ。」とは言いませんが、1日楽しく遊んで一緒に寝る時に、たまにボソっと「さみしい〜。」と、さっきまで笑ってたのは何だったの?っていう位、ホントにさみしそうな顔をして、言う事があります。幼心でも何かを悟っている様な気がして、寝ている息子を見ながら申し訳ない気持ちで涙が出てしまいます。私が休みの時は平日一緒に過ごせない分、淋しい思いをさせない様に親バカかと思われる位、ぴったりとくっついて遊んでいるのですが、時にはビシッと叱ったりはしています。ただ、今は息子の気持ちや精神面が非常に不安定な時期だと思うので、あまり叱るのは良くないかなと思ったりもしますが、しつけという意味ではきちんとしなければいけないと思ったりもします。

長々と書いてしまい、支離滅裂な内容ですが、最初に書いた事を治していく方法(知り合いのお医者さんにはやはり精神的な問題が1番の原因と言われました。)や今の状況にある息子に対して、父親としてどういう接し方をしていったらよいか、何かアドバイスをして頂ければと思いますので宜しくお願いします。

(シングルパパ さん)


シングルパパ さん、ご相談いただき御礼申し上げます。旭幼稚園、副園長の井上です。先ずお返事が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。

ご相談内容、拝見しました。どのような事情かは存じませんが、やはりお子さまにとっては、非常に大きなショックであったろう、と推測いたします。
子どもには母親の「母性」が必要な時期もあります。それから父親の「父性」が必要な時もあります。このどちらがかけてもいけないのですが、よくよくのご事情があったことと推測いたします。
ただ、2世代同居ということで、お母さまには代わることはできないけれども、少しでも補完的になる環境が整っていること。ちょっと安心いたしました。

そこで、「どもり」に関してですが、やはり「言い直し」をさせたり、「ゆっくり」というのは逆効果になる、ということを聞いています。真剣に聞いてあげること。目を見て話し合うこと。微笑んで答えてあげること…。これが一番の薬になるように思います。
とにかく一番気にしているのは本人である、ということをご理解いただき、パパの大きな愛情で包んであげてください。

それから…やはりどもりの原因、精神的なショックが大きいように思います。もうママは戻ってこない。これは事実ですが、ママを忘れさせるのではなく、ママを否定するのでもなく、その事実を本人が認識し、心の整理がつくまで、少し時間をかけてあげることが最良の選択ではないでしょうか。

幸いにもシングルパパさん、お子さまのことを非常に気遣ってくださっています。
先ず自分が精一杯の子育てをしているんだ、ということが伝われば解決するのではないでしょうか? シングルパパさん、お仕事も育児も完璧にこなそう、という意気込み。そして根っからの真面目さ。お子さまに対する深い深い愛情。私には痛いほど伝わってきます。

最愛のお子さまにとって、今頼ることのできる人。パパしかいないのです。そのことを理解していただき、ご無理を重ね、お体を悪くなされませんよう、ご注意ください。

回答にならない回答で申し訳ございません。

(アドバイザー:井上智賀)


シングルパパさん、こんにちは。
吉川です。

仕事と子育て、お父様として精一杯愛情を注いでおられる様子が伝わってきました。
でもやはり3歳の男の子です。
いくらおじいちゃん、おばあちゃんになついていたといっても、寂しくない訳はないと思います。

お子さんの前で、もめないように気をつけておられたようですが、子供はある意味、敏感に感じ取ります。
おじいちゃん、おばあちゃん、お父さんの中に、「悪いのはお母さん」という空気が流れてはいませんか。
お母さんのことは話しづらい環境なのでは。
失礼を承知で、それに大人の思いや葛藤もあるので言うほどに簡単ではないこともわかります。
でも、息子さんにとって大切なのは、
「お母さんがいなくなって寂しい」という思いを出せること。
「そうだよな。寂しいよな」と共感してもらえることのような気がします。

「お父さんやおじいちゃん、おばあちゃんがいるんだから寂しくないよな」では3歳の子の心は癒されないように思います。

奥さんに対する思いはいろいろあるとは思いますが、ここは息子さんのために、息子さんの母親として受け止め、おじいちゃんやおばあちゃんともよく話し合われ、息子さんの母親の悪口は言わない(言われていないかもしれませんのにすみません)、お母さんがいなくても平気だよね…みたいな言い方はしないなど、お願いできないでしょうか。

専門家でもなく、勝手な考えを書いてしまい、申し訳ありません。
でもどんなお母さんであれ、子供にとっては大切なお母さんだったこと、いなくなって寂しい思いをしない子はいないのではないかと思います。
でも、お父さんの愛情(もちろんおじいちゃん、おばあちゃんも)があれば必ず寂しさは癒されていくと思います。
どもること自体はあまり気にしなくても、寂しい思いをしっかり出していく中で治っていくのでは…と思います。
大変なことも多いとは思いますが、ご両親にも協力してもらいながら、お子さんのためにがんばってくださいね。

(アドバイザー:吉川純子)


シングルパパさん、こんにちわ。
えんどうです。

お仕事忙しい中、休みの日は、お子さんのために一緒に過ごしていらっしゃるようですね。
お子さんへの愛情を感じます。

吃音に対しては、とにかく気にせず接していくことがいいと思います。
言い直しをさせたり、ゆっくりと言ってごらんと意識させてしまうと、余計どもることを、本人も意識をしてしまい、がんばってしゃべろうとすればするほど、どもってしまうと思うのです。
意識せずにすむよう接してみては、いかがでしょう。

又原因として、お子さんの言葉からでているように、さみしさかもしれません。
お子さんに「どうしてほしい」か聞き、お子さんのしてほしいことをしていく、大人がこうしてあげようではなく、お子さんの思いを、こうしてほしいということにそって、受けとめていくと、じょじょに満たされて、安心感がでてくることでしょう。
親ばかは続けてください。

(アドバイザー:遠藤けいこ)




前のページに戻る


(C) 2001-2024 System Proceed Corporation. All Rights Reserved.
- このサイトへのリンクはフリーです。
Produced by Systemproceed