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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
性格・生活習慣・行動など 言葉が遅い・発育障害の不安
こだわりが強く、集団になじめない
こんにちは。2歳7ヶ月の娘のことで相談します。
来年から幼稚園を考えていて、入園体験などに行っていますが、集団になじめず異常なまでに泣き叫びます。最初から最後まで泣き続けて、だっこしっぱなしということもしょっちゅうです。

最初は怖がりだなあくらいにしか思っていなかったのですが、他にもいくつか気になる行動があって、私の母にもテレビでやっている自閉症の子みたいと指摘され、自分でも少しそう思っていたところだったので気になって今回の相談を思いつきました。

他に気になる行動というのは例えば、手や足や持っているおもちゃが汚れるとすぐに洗って欲しがります。自分でもティッシュを持ってきて、しつこいくらい拭きます。砂場でちょっと足に砂がつくと騒いだり…。
あとは、ものの置き方にすごくこだわりを持っています。いつも何かを手に持っていないと不安で、持っていないとなんにも持ってない、とパニックになり、ご飯を食べたりする時は側に置くのですが、その置き方にすごくこだわって、ちょっとでも(数センチでも)ずれると慌てて直します。
クレヨンなど、一周ぐるりと絵が描いてある物だと、絵の出方にもこだわり、その絵が上に来て、同じ場所に置いていないと騒ぎ出します。
出かける時もお風呂も寝る時も持っていないとだめです。

言葉などは普通で2語文3語文なども出ます。あとは記憶力がすごくて、大人でも忘れるようなずいぶん前のちょっとしたことを覚えていて、言ったりします。
最近はそうでもないのですが、一時期は偏食がすごくてごはん(白米)しか食べませんでした。おかずは一切食べたがらず、仕方なくごはんの下にかくすようにしておかずを食べさせていたのですが、おかずがちょっとでも見えるとものすごい勢いで払いのけました。
他には、本当に時々ものすごく手がつけられないほど1時間ほど泣き叫び続けます。はためには特に原因があるようには思えず、何故泣くのかまったく分かりません。でも抱いても外に行ってもだめで、母親の私でも本当にどうにもなりません。私の母親はそのかんしゃくを2回見た事があるのですが、一体なんなのかまったく分からない、と言いますし、主人は初めて見た時はあっけにとられていて、こういうこと前にもあったの?と聞いてきました。そして、ずっとなだめてもだめだったのが、時間が経つと自分からけろっと泣き止み、あとは普通に遊んだりします。

検診ですが、最後に行ったのは1歳9ヶ月の乳児検診で、その時は異常なしといわれました。もっとも、その時はそういう行動についてまだ気にしていかったので、相談はしませんでしたが。問題はないのでしょうか? 2歳児とはそういうものなのか分からなくて…。相談してみた方がいいのか、よろしくおねがいいたします。

(音ママ さん)


音ママさん、こんにちわ。
えんどうです。

人に言われると、どんどん気になって、あれもこれもと気になる姿が出てきてしまうかもしれませんね。

娘さんの行動がわからないと、疑問が出てきて気になってしまうならば、相談機関にいってみては、いかがでしょう。
お子さんの姿を実際にみてもらうと、また親とは違った見方で、心配が安心に変わるかもしれません。

(アドバイザー:遠藤けいこ)


音ママさん、こんにちは。加藤田です、よろしくお願いします。

泣き叫ぶことのご心配ですが、大勢の同年齢の子どもたちに囲まれたのは初めての体験だったのでしょう。
その新しい環境にびっくりしたのでしょう。
また、今は、まだまだママの胸に抱かれていることが、心地よく最高なのでしょう。
周りのことに心配せずに、慣れていくことにあせらず、ゆっくり見守ってあげてください。
慣れるにつれだんだんに泣くことも少なくなるでしょう。

また「自閉症」ではないのかと不安ですが、お母上の一言がきっかけで「娘は、自閉症ではないか」と思い込み、娘さんの言動のすべてが気になり始め、今の心境になってしまっている状態ですね。
しかし、娘さんは立派に成長されていますよ。ご安心ください。
ということは、検診で異常なしと診断れたのですから問題ないでしょう。
そして、ものごとにこだわりを持てるということは、すばらしいことですね。それは、一つ一つを大切に思い、集中できるということことから伺えます。

音ママさん、娘さんはまだ2才7ヶ月です。
今は、目にするもの、耳にするものすべて吸収しようと懸命な時であり、人として成長する発達過程においても大切な時です。
さあ、今からは、新たに出てくる言葉や変化する行動の一つ一つを大切に思うことです。つまり、娘さんが、のびのびと成長できるように、態度、音声、それに子どもが失敗したり成功したりした時にママが示す反応を大切にしていただきたいのです。
そうすれば、「自閉症ではないか」との不安は、解消するでしょう。

今後もし何かに疑問を感じたら、その時点で気軽に相談してください。

(アドバイザー:加藤田稔)




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