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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
カラダのこと 3歳児以上
緊張からか、熱が出て、手足が冷たくなり顔色が悪くなる
今年の4月から2年保育の幼稚園に通う長男のことについて相談します。
2学期があけてから度々園の方から「熱が出ました。顔色が悪いので迎えに来てください」と電話が入り車で迎えに行ってました。
ところが、帰ってきた途端、真っ青な顔が普通の顔色に戻り、元気に年子の弟と遊び始めるのです。熱も平熱に戻ります。
長男は弟が大好きで、趣味も好みも合う弟といるのが一番落ち着くようです。でも園にも友達はいるようで、一緒にドロ遊びや戦いごっこをしてるみたいで、朝園に行きたがらないということはありません。笑顔でバスに乗っていくのですが、熱が出て帰ってくるのです。

今日も園からお迎えの電話があったのですが、担任の先生に「いつも帰った途端元気になって普段と変わらない様子で遊び始めるので、精神的なものと思います。そこまで知恵が働かないとも思いますが、しんどいと言うと私が迎えに来てくれると考えてるのかもしれません。お帰りの時間まで先生の方から励ましの言葉を掛けていただいてなんとかみんなと同じようにバスで帰ってくるように頑張らせて貰えますか?」と言いました。
先生も「では様子を見てどうしてもダメな時はお迎えお願いします」と言ってくださり、結局バスで帰ってくることが出来ました。

その後先生が電話を下さったのですが、「運動会の練習で走ったり踊ったりしてみんな汗だくになってる中、汗もかかず、唇の色が薄くなり手もつめたくなって微熱が出ます。体温調節がうまく出来てないようです」と言われました。その症状も家に帰ってきた途端平熱に戻り、顔色もよくなり手も暖かくなります。いつも通り元気に遊びはじめます。

まだまだ幼稚園より家の方が落ち着くと感じるのは当たり前なことだと思います。しかし精神的な緊張状態からこんな症状がでたりするのでしょうか?熱が出るというのはよく聞きます。ただ手足が冷たくなり顔色が悪くなるのが心配です。家では汗もかき顔色が悪くなることはありません。特に医師にかかることもなくほっといていいのでしょうか?

(ゴンちゃんママ さん)


こんにちは、辛川です。
私が言うまでもなく、人間の体や心は非常に複雑で心と身体も密接に関わっていることはご存知の通りです。
ご長男さんの容態が精神的なものなのか、他のものなのか、分かりません。
園内の建材の有害物質に過敏に反応している、ということも考えられます。
園にいる動物にアレルギー反応を示しているのかも知れません。
水や食べ物に反応していることも考えられます。
心からの原因でそれがなんらかの信号を出していることも当然考えられます。

登校拒否、不登校と言われる子どもたちも、ある日学校に行けなくなります。
頭痛や腹痛から始まることもしばしばです。学校には行きたいのだけれども行けない。理由は簡単にはわかりません。
ただ、心のもつれである場合がほとんどです。

少々のことであれば、押して登校させて事なきをうる、という場合もあります。
ムリ強いして、登校させてさらにおおきな深みにはまることもあります。

ご質問のように、緊張して欠陥が収縮して血液の循環が悪くなり寒気を感じることはあります。(私も体験したことがあります)
医学的見地からもそれは多分説明されていると思います。

1学期少しがんばって辛抱してきて、その反動かも知れません。夏休みがそのきっかけになったとも考えられます。

そこでご質問ですが
「特に医師にかかることもなくほっといていいのでしょうか?」

ご心配であればご相談されればよいと思います。
先生もいろいろですから、小児科や児童心理に長けている先生がよいと思います。

またこれは案ですが、
●お母さんが園にいって、しばらく園にいるようにされると子どもは大丈夫かどうか、
●園ではなく、子どもたちがあつまるボランテイアなどのいろいろな催しなどに参加してみてそこではどうか、
●お友達の家に遊びに行った時はどうか、
などいろいろな環境でその症状がでるかどうかを見てゆかれると、原因の環境がわかるかも知れません。

また、
●園にいる時間を短縮させ、少しずつ長くする、
のもひとつの方法です。
園に制約事項が多いということがあったり、先生との相性が悪かったり、友達の問題があるのかも知れません。

ただ、あまりムリされないほうがいいと思います。
大人でも職場になじめず、悩むとか、人間関係に悩むとか、相性の悪い場所や人や環境はあって、ずいぶん苦労するものです。

お子さんは 好きな場所で好きな友達と興味のあることに没頭したり、遊びに没頭しているのが一番よいと思います。どうしても園にゆかせなければならないと思う必要がないのであれば、柔軟な気持ちでお子さんの環境を考えてあげましょう。みなと違うとか、弱い子であるとか、それをひけめに思われる必要は全くありません。

(アドバイザー:辛川誠)




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