パパ・ママ
せんせい
きっず


HOME




アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
性格・生活習慣・行動など わがまま・反抗・ストレス
お迎えに行っても、保育所から帰りたがらない
2歳8ヶ月の女の子のママです。
昨年の4月から保育所に通っています。
人見知りをあまりしない子で、保育所初日から、すんなりとママ離れが出来る子でした。
(時々は、ぐずって大変な事もありますが・・・)

その娘ですが、お迎え時はちょっと大変なんです。
他の子は、ママがお迎えに来ると、走っていってすぐに、帰ってしまうのですが、うちの子は、一切帰ろうとしないのです。
保育所が楽しいからという理由ではなさそうです。
なぜだか、帰らないのです。(テレビを消してもらっても帰りません)
2〜30分かかったり、三人がかりだったり。
最近では、はっきり言ってお迎えに行きたくないです。

保育士からも評判の天邪鬼な子で、ホントにどう接していいのかもわかりません。
他のことでも、わがまま放題で、泣き叫びます。
虐待はしませんが、育児放棄したいです。

なぜ、この子はおうちに帰りたくないのでしょう?
天邪鬼な子の育て方・しかり方を教えてください。

(ばりゅ さん)


樋口夕子です。

うちの子も現在2歳9ヶ月になったところです。
「魔の2歳児」と呼ばれるように、うちもワガママ放題。
怒ると向ってきてつねったり噛み付いたり。
毎日戦場です(笑)

帰りたがらないのは、何かしら理由があるはずです。
お迎えに行ったときはお子さんはなにをしてますか?
それを途中でやめたくない、ということはありませんか。
担任の先生にも、理由に心当たりがないか、たずねてみるといいかもしれませんね。

また、反抗期でわざとやっているのなら、
「別に帰りたくないなら帰らなくてもいいよ」
と言って、お子さんがどうするか様子を見てみたり、
「お家に帰ったら何しようか?○○する?」
「帰りに○○見て帰ろうか」
など、帰る楽しみを見つけてあげるのもいいでしょうね。

「そういう時期」というのもあるのでしょうが、つきあう方は大変ですよね。
ワガママを言うときは気持ちを他にそらすなどして、真っ向から受け止めすぎないようにすると、少しは気が楽になりますよ。

(アドバイザー:樋口夕子)


ばりゅさん、こんにちわ。
えんどうです。

自由にのびのびとして、自分の感情を素直に出しているように感じます。
ばりゅさんは、どのようにせっしているのでしょう。
泣き叫ぶということは、お子さんの意が通らないからということでしょうか。
お子さんの要求は、10のうちどれくらい通るのでしょうか。
私のやりたいことわかって、と訴えている風は、ありませんか。
天邪鬼ということで、お子さんに対して、否定的な言葉が多くなっていませんか?

肯定的な言葉をいっぱいかけてあげると、安定、安心感が芽生えてくるかもしれません。すると、お子さんの姿にも変化があるかもしれません。

(アドバイザー:遠藤けいこ)


こんにちは、ばりゅさん、浜田です。

なかなかお迎えが来ても帰ろうとしない子は少なくありません。
2歳6ヶ月のMちゃんもママがきても「ママいや」と言ったり、2歳3ヶ月の双子のSちゃんとHちゃんはママのところには行きますがなかなか帰らないでお互いがかけひきをしているみたいです。

これから帰って家庭で慌しい夕方、ママに充分甘えられず、テレビのアニメを見ながら、おもちゃで遊びながら待つことも少なくありません。少し見とおしができるから帰りたくないという想いもあるのかな?

ばりゅさんの娘さんや保育士に対してしんどい気持ちもあると思いますが、何を一緒にしようかと子どもさんとの時間を楽しめるようになれば、変化があるのではと思います。

何もかも完璧にしようと思ったらしんどいです。優先順位を少し変えるとか、夕方何か楽しいことをひとついれるとか、考え方一つで随分子育ても楽になると思います。

(アドバイザー:浜田栄子)


ばりゅ さん、こんにちわ。加藤田です。よろしくお願いします。

困りましたね。
今、ばりゅさんは自分自身に失望を感じてしまっているようですね。
人は失望すると相手を批判してしまいます。
ばりゅさん、無意識に娘さんに期待をかけすぎて、娘さんのすることなすことを批判してはいませんか。
いつも、「だめねー」といわれる娘さんは、自分にも失望していき、他人を攻撃することで、自分への失望と戦っていると思います。
それが、今お困りの状態として表れているのではと考えられます。

ここに、ウェイトリー(南カリフォルニア大学客員教授)の詩を紹介します。
なお、この詩から今後の養育の参考としていただければ幸いです。
--
子どもの話に耳を傾けよう。

今日、少し
あなたの子どもが言おうとしていることに耳を傾けよう。

きょう、聞いてあげよう、あなたがどんなに忙しくても。
さもないと、いつか子どもはあなたの話を聞こうとしなくなる。

子どもの悩みや要求を聞いてあげよう。
どんなに些細な、勝利の話も、どんなささやかな行いにもほめてあげよう。
おしゃべりを我慢して聞き、いっしょに大笑いしてあげよう。
子どもに何があったのか、何を求めているかを見つけてあげよう。
そして言ってあげよう、愛していると。毎晩毎晩。
叱ったあとは、必ず抱きしめてやり、
「大丈夫だ」と言ってやろう。

子どもの悪い点ばかりをあげつらっていると、
そうなってほしくないような人間になってしまう。
だが、同じ家族の一員なのが誇らしいと言ってやれば、
子どもは自分を成功者だと思って育つ。

今日、少し
あなたの子どもが言おうとしていることに耳を傾けよう。
きょう、聞いてあげよう、あなたがどんなに忙しくても。
そうすれば、子どももあなたの話を聞きに戻ってくるだろ。
--
ばりゅさん、この詩から今後の養育の参考としていただければ幸いです。
今後、何か困ったと思ったら、その時点で、気軽に相談して下さい。

(アドバイザー:加藤田稔)


こんにちは。田中和子です。

遊びが楽しいからと言うわけではなさそうとのことですが、やはり何らかの楽しみがお嬢さんにはあるのではないでしょうか?

逆に言うと保育所の先生と上手くいってるとか、お友達が好きだとか・・・理由は色々あります。
他にもお母様をちょっと困らせたくてしているということも考えられます。(時々そういう子どもさんがいますよ)

3歳前後は自我も芽生えてきて、今まですんなり聞いてくれたことを聞かなくなったり、何でも自分でしたがったりと、子育てのやりにくくなる時期でもあります。
ちょっとおだてたり、すかしたりする中で意外とすんなりいくことも多くあります。

少しだけ気長になってみませんか?
3歳の反抗期です。
まともに大人が相手をしてしまうと余計にこじれます。
話を上手く摩り替えたり、おうちに帰って「一緒にご飯作るの手伝って」など気持ちを違う方に向けてみてはいかがでしょうか?

(アドバイザー:田中和子)




前のページに戻る


(C) 2001-2024 System Proceed Corporation. All Rights Reserved.
- このサイトへのリンクはフリーです。
Produced by Systemproceed