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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
性格・生活習慣・行動など 言葉が遅い・発育障害の不安
言葉が遅く、次の診察で障害名を告げられるのかもと思うと不安
2歳7ヶ月になる男の子の母です。
息子は、歩き始めも1歳5ヶ月と周りと比べるとゆっくりで、その頃から何かあるんじゃないかと心配してました。

1歳6ヶ月の健診では、言葉の遅れ(まだ一言も出てない状態)で保健センターに行くように言われました。そこで、聴力検査をしてくれる病院(養護学校、整肢学園内にあります)を紹介されて検査の結果異常なしで、また半年後にと言うことでした。

2歳になっても、言葉のでる様子はなく、意味なく「ぱぱぱぱ」とか「たいたいたい」とかいうくらいのまま診察に行きました。
言葉以外にも、かーっとなって自分の手にかみついたりということもあったり、ほかにもいろいろと気がかりなこともお話しました。

半年後にまた様子をみせてくださいとのことでした。
もうすぐ、その診察です。

やはり、まだ意味のある言葉はでてないです。
障害名を告げられるのかもと思うと、不安で不安でたまりません。でも、その反面自分の接し方のせいでこういう風になったという気持ちもあったりでとても複雑です。

息子は、喋れないから当然よく泣きますし、機嫌が悪いことも多い気がします。私も分かってやれないもどかしさと、なんでこうなの?っていうイライラでつい大声で怒鳴ったり、おしりをたたいてしまったり・・・反省ばかりの毎日です。

ながながとすみません。相談というか私の気持ちを先生方に聞いてもらいたかったので。

いつも、にこにこいられたら、素敵なんですけどなかなかできず悩んでばかりの母でした。

聞いてもらってありがとうございました。

(かずぼん さん)


かずぼんさん、こんにちわ。
えんどうです。

不安な時は、誰かに聞いてもらいたいと思うことでしょう。
言葉にだして話すことで、胸の不安が外に出て、和らぐことがあります。
お友達や聞いてくれる人に、話をしてみましたか。
一人で思い悩むよりは、話をした方が楽になる効果があると思いますよ。

(アドバイザー:遠藤けいこ)


こんにちわ、かずぼん さん。加藤田です、よろしくお願いします。

心配が不安を生み、その不安が、また心配を増幅させ、大変不安な状態になってしまっているようですね。

言葉が出にくい原因は、すべてが障害からではないことをお知らせします。

母親の子どもに対する話しかけが少ない場合にも、言葉が出にくいことがあります。

極端な例がありました。
ある音楽好きな母親から、子どもの言葉が遅いと相談がありました。
その母親は、常に耳にイヤホーンをし、音楽を聴きながらの育児であり、抱っこしてあやす時に、母親は、音楽のリズム合わせ体をゆすり、それを良しとしていたのです。
つまり、あやすことはしていたのですが、乳児期から子どもに一言も語りかけなかったのです。
結果、その子どもは、言葉を覚える機会が与えられなかったというわけで、言葉が遅かったのです。
この例で、母親の子どもへの話しかけや語りかけが言葉の発達に大きく左右するということが分かります。

かずぼんさん、妊娠が判明した時のあなたの気持ちはどうでしたか。
息子さんの誕生の瞬間を覚えていますか。
今は、息子さんがこの世に生を受け、かずぼんさんと親子という固い絆で結ばれた、尊い存在であるということを大切に思うことです。
そして、乳幼児が泣く時や機嫌が悪い時は、何かを要求したり、逆にNOのサインの場合がありますね。
不満や不快、不安を表現しています。
この時は、大きくゆっくり3回深呼吸しましょう。
それから、ゆっくりゆっくり「どうしたのかなあ・・・・」とまず、息子さんの気持ちに近づき、何か察する言葉を探し、
ゆっくりと何度となく、話しかけてください。何か反応があると思います。
それでも、イライラする時は、また、大きくゆっくり3回深呼吸しましょう。
これを何度か試していると、イライラした気分が少しずつ緩和さるでしょう。
ゆっくり、じっくり、息子さんと向き合ってください。

かずぼん さん、何か疑問が生じたら、気軽にメールしてください。

(アドバイザー:加藤田稔)




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