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ママ・パパの悩み 人間関係
義妹夫婦のしつけのあり方に問題がある
私の妻の、実の妹夫婦の幼児へのしつけのあり方について相談です。

夏休みに私の妻が二人の子供(0才と2才児)を連れて実家に帰省していた時に起きた事件です。

私の妻が実家に帰省していたと同じ時期に、妻の実の妹も二人の子供(3才と5才)を連れて帰省していました。私の妻が、0才児の面倒を見ている間に、3才と5才児の子供が、私の息子2才児の頭を脚で蹴ったり打ったりする暴力的行為を頻繁に繰り返していたようです。

その結果、私の息子2才児が、頭に怪我をし、それが原因で全身性の細菌性感染症になり現在通院中です。
私の妻から状況を聞いた限り、母親である妹は自分の子供達(3才と5才児の子供)が、私の息子2才児に暴力を振っていて一方的に虐められているのを、いつも笑って見ているだけで、止めることは全くせず、子供に対して教育を全くしない状況だったようです。そのような状況を私も実際に見ており、母親である妹をかなり厳しく注意しましたが、全く理解していません。

また、他の人達のコメントでは、この子供達(3才と5才)は、女性の保育士や家に訪問する女性を見ると洋服を無理矢理まくり上げては女性の胸などをずっと触り続けていたり、いかなる場所でもこの子供達は、裸になり、陰部を人に見せたがる行動をとり、母親(妹)はこのような行動を見てただ笑っているだけだそうです。

母親である妹の言い分は、「こんな幼児達がする行動」にいちいち注意する必要はない、です。私の息子に対して怪我をさせたことに対しては、「やられる方に問題がある」というコメントです。正直なところ、状況証拠がしっかりあるので、
1 私の子供を怪我をさせたことに対して、母親に対して法的処置を取る
2 この親子の将来が非常に不安なので、母親の子供に対するしつけとこのような子供達の異常な言動を正すために、行政による指導
この2点を現在検討していますが、専門家の意見を伺いたいです。
宜しくお願いいたします。

(りゅうちゃん さん)


りゅうちゃん さん、ご相談いただき御礼申し上げます。旭幼稚園、副園長の井上です。ご相談内容を拝見しましたが、ちょっとどうお答えしてよいものやら、悩んでしまいました。

先ず親族間で法的措置をとる、という点ですが、法的には可能と思います。ただ、ご親族間でこのようなことになると、今後の「おつきあい」が難しくなります。そこまでお考えのうえ、断じて許す訳にはいかない。天誅を加えてやる、というお気持ちがあるのでしたら、保護者の監督責任は問えると思います。

子ども同士のことですと、多少のことは大目に見ないといけない場合があります。
危険度も判らず(それを予知するだけの経験がない)、むやみにやってしまう。これも子どもだからこそ。ただ、保護者が傍にいるのであるなら、危険な行為・暴力行為に関しては止める義務があるはずです。それは他人に注意されるまでもなく、大人としてしなければならない行為ではないか、と思います。

テレビアニメの影響からか、陰部を出したり、女性の胸をさわったりする子どもが多くなったのも事実です。私もこの種のテレビアニメを見ます。「多分、子どもの目から見たら、大人の世界はこう映っているんだろうな」と反省する材料に使っていますが、子どもにとってみれば「面白いもの」は受けます。大人がびっくりし、面くらうものには興味を引きます。
でも、アニメの世界と現実の世界は違うこと。これを教えるもの大人の義務です。
その意味から言っても、義妹さんご夫婦は(こう言っては申し訳ありませんが)基本的な「しつけ」ができていないように感じました。私が特に問題と思うのは暴力行為です。暴力行為に訴えるのは、そのような行為を日常受けているから、という研究があったようにも思います。その意味でもこの暴力行為が、自分の欲求を満たすため、最も簡単な「力による服従」の手段として使われることの恐ろしさのようなもの。これを感じてしまいました。

義妹さんご夫婦に直接言っても効果がないようでしたら、もし義妹さんのご両親がご健在であるなら、一言意見を言っていただく、等が最も波風をたてない方法のように思いますが、いかがでしょうか?それから妹さんのご主人様はどうお考えになって、どのような教育(しつけ)をされているのか、このあたりをご確認なさり、もし義妹さんのご主人が義妹さんに注意してくださるのであれば、その結果を見てからで遅くないようにも思います。

法的措置に訴えるのはそれからになさってはいかがでしょうか?

早く穏便な解決ができますようお祈り申し上げます。

(アドバイザー:井上智賀)


りゅうちゃんさん、こんにちわ。
えんどうです。

お子さんの具合はいかがでしょう。

夫婦で話し合い、最良と思う方法を考え出したことについては、お子さんを守るためのことと思います。

妹さんのお子さんもいい方向に、育つといいですね。

(アドバイザー:遠藤けいこ)


はじめまして、げんきです。
お手紙拝読いたしました。

ちょっとひどいですね。
お気持ちはよくわかります。

また実の妹さんということで、その辺は複雑ではありますが。

行政への投げかけについては回答は難しいのですが、相談は十分行っていいと思います。

(アドバイザー:岸本元気)


こんにちわ、りゅうちゃん さん。加藤田です。

大変な問題が起こってしまいましたね。

結論から申し上げます。
早急に最寄の児童相談所に相談に行くことをお勧めします。
児童福祉の相談専門機関である児童相談所は、子どもに関するあらゆることを子ども立場に立って対応してくれる公的機関です。
しかし、児童相談所は、都道府県(特別市)所管のため、各市町村にはないので、まずは、今お住まいの役所の児童福祉課で最寄の児童相談所の電話番
号を聞いて下さい。
次に、児童相談所に電話し、この相談内容のすべてを語ることです。
必ず何かの、回答を得られるはずです。

なお、妹さんの子ども達のさまざまな行動の原因は、妹さん夫婦の生活に問題があるように思えます。
暴行は、日常的に夫婦での喧嘩が絶えなかったり、子どもへの体罰または虐待が考えられます。
性的な件については、夫婦の性行為が子どもの前での行われていることが伺えます。
りゅうちゃん さんが、おっしゃる通り、妹さん親子の将来は、かなり厳しい状況になることは目に見えています。

身内のことで大変でしょうが、皆さんの幸せを願うものであるなら、ここは、りゅうちゃん さんが、奥さんとよく相談の上、最寄の児童相談所に相談しましょう。

息子さんの怪我の完治をお祈りします。

(アドバイザー:加藤田稔)




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