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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
性格・生活習慣・行動など その他、性格や行動の悩み
園の行事に参加できない、年少の時できていたことが年中になってできない
私には8歳の小学年生の息子と4歳の年中の娘が居ます。兄の園生活は悩み事もそれ程無く過ごせたのですが、妹の園生活で悩み中です。

兄が通う3年間で園には慣れていたと思うのですが、園の行事に殆んど参加しません。
通っている園では、クラスごとに歌を発表して親に聞かせるコーナーを学芸会以外に設けたり、絵をお披露目してくれたり、親子リトミックなどと1学期間に何度か足を運ぶことが有るのですが、娘は歌の発表の時は舞台にも並ぶことが出来ません。
年少の時には出来ていたことが年中になっていきなり出来ない。勿論逆に年少で出来なかったことが出来る様になっている事も多少は有りますが、出来なくなっていることの方が多い様な気がします。
今日も夏季保育でおみこしを担ぎ、園1周するという行事が有ったのですが、見学の時間に行ってみると大泣き。

2学期は運動会・学芸会と色々行事は多く、大勢の目につく事が多々有ります。
本人は恥ずかしいと言いますが、私からして見れば何もせずに泣いている子の方がもっと恥ずかしいと、いってしまいます。
何か行事が有る度に、胃痛がして夜も眠れません。行事に参加できた時は褒めるように努力はしていますが、出来なかった時はため息ばかり出てしまい、最後には悲しくなってしまいます。

先生方は無理には絶対にしないで、いまは目で見る参加の時期なのでそっとしてあげましょうと言います。とにかく幼稚園は休まないで、休ませないで。と。
しかし期限の無い、この娘に絶望感を感じる時も有ります。
普段は教育テレビなどを見ながら、歌ったり踊ったりして、1日中しゃべって明るい子だと思うのですが、幼稚園ではどちらかと言うとおままごと・お絵かき・ピアノなどで遊んでいるようです。と思うと園庭ではだしで走り回ったり、ブランコに乗ったりとしているようです。

多分自分自身が他人の目を気にしている所が有るので気分もめいってしまっていると思いますが・・・・何か娘に特にしてあげるほうがいいのでしょうか?それとも愛情が不足していたのでしょうか?

(かいママ さん)


かいママ さん、旭幼稚園、副園長の井上です。ご相談内容、拝見いたしました。

先ず「園の行事に参加できない」という点ですが、これは積極的に参加するお友達もいれば、何となく「はずかしい」という気持ちが先にたって、なかなか参加できないお友達、たくさんいます。別にめずらしいことではりません。練習の時は張り切っていたのに、お父様・お母様の姿を見ると、「てれかくし」のため、わざとふざけた行動をとるお友達もいます。

「はずかしい」と思うことは、自分の行動(歌や遊戯など)が、他人から見られている、ということを自覚している、ということになります。その気持ちがうまく言葉で表現できないのでしょうね。
もしかしたら、お嬢さん、完璧主義で、自分が「これで完全」と思うところまで行っていないと納得できないのかも知れませんね。「まだ中途半端」と思っているところを見られるのがいや。だから参加しない、ということも考えられます。これは愛情が足りていればいい、というものではありません。不足しているからこうなった、というものでもないように思います。この点のご心配は不要のように思います。

「年少時できていたことが年中になったらできなくなった」という点ですが、これは誰でもあることでしょう。かいママさんも今まで気にならずにやっていたこと、何かのきっかけで「面倒くさい」と思って、ついつい「後回し」にしがちなこと、ってありませんか?私なんかはしょっちゅうあります。(笑)

> 先生方は無理には絶対にしないで、いまは目で見る参加の
> 時期なのでそっとしてあげましょうと言います。とにかく
> 幼稚園は休まないで、休ませないで。と。

子どもの心理をよく判っている先生方ですね。とても優しく、子どもの心に寄り添った保育をしてくださる先生方だなあ、と感心しました。この先生方にお任せしていれば大丈夫です。きっと何かのきっかけ、ご本人の心の変化などを読み取って、よい方向に導いてくださることでしょう。お母様ができること。それは責めたりしないで、「やりたくなったらやるでしょう」位のお気持ちで接してあげること。これが一番のように思います。あまり深く悩まず、明るくふるまうことが良い解決の方法になる特効薬になるでしょう。

(アドバイザー:井上智賀)


かいママさんへ

はじめまして、げんきです。
お手紙拝読いたしました。

なるほど、内容はわかりました。
まず、最初に1点ですが、これは特別なことではありません。

こどもたちは、身体の成長だけでなく、遊び方やいろんな方法も、個人差があります。

今まで出来たことが出来ないのは、出来ないのでなく、やりたくない原因があるのかもしれませんね。

でも安心してください。

> 先生方は無理には絶対にしないで、いまは目で見る参加の時
> 期なのでそっとしてあげましょうと言います。

これは、そのとおりだと思いますよ。

大人の生活も考えてみてください。
調子よくハイテンションな時もあれば落ち込むことも
あります。みんなそうです。

こどもも大人も、ほとんど変わりはありません。
あるとすれば、理性や常識といわれるものに合わせて、自分を環境に合わせることだけです。

まだ、こどもたちには無理だと思います。

今は、できるかぎり優しく見守ってあげて、よりお話を聞いてあげたりすることが大切だと思います。

がんばって!!

(アドバイザー:岸本元気)


こんにちわ、かいママ さん。加藤田です。よろしくお願いします。

4歳の娘さんの園生活でお悩みとのこと。何かと比較するといろいろな
不安が出てくるものです。

園の先生方は無理には絶対にしないで、いまは目で見る参加の時期なのでそっとしてあげましょうと言われているように、今は、何かと気になるでしょうが、娘さんの言動の一つ一つを大切にしましょう。

息子さんやお友達との比較はやめましょう。
人の性格は十人十色と言いますが、育ちも十人十色、百人百色、千人千色です。
つまり、親子兄弟といえども全く同じ性格や育ちは、ないということです。ですから、人との比較は全く不要となり、かえって弊害のほうに注意したいですね。
事実、かいママ さん自身が、他人の目が気になるから、無意識に娘さんとお友達とを比較してしまう。結果、ため息が出たり、悲しくなったりしてしまっていますね。
かいママ さん自身が過去に人との比較を誰かにさせましたか。
もし、比較されていたら、その時の気持ちは、どうでしたか。
きっと、嫌な気分になったと思います。嫌なものしない方がいいですね。

悩み原因は、かいママ さん自身が書かれているように「多分自分自身が他人の目を気にしている所が有るので気分もめいってしまっていると思いますが・・・・」だと、私も思います。

今は、娘さんに何か特にしてあげると言うより、かいママ さん自身の気持ちを変える事のほうを優先されたほうが良いでしょう。
あなたは、必要以上に自分を良く見せたい思っています。それはだれにでもあることですが、あなたは、特にその傾向が強く、知らず知らずのうちに、そうしてしまうのです。ですから、あまり他人が自分(自分の娘)をどう見ているかなどということに気を使わないで、人は人、自分は自分という、おおらかな気持ちになって、自分から積極的に人と関わるよう努力してみて下さい。
自分にもっと自信を持つことです。

つまり、人のことが気にならなくなった時に、悩みは解消するでしょう。

今後もし何かに疑問を感じたら、その時点で気軽に相談してください。

(アドバイザー:加藤田稔)




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