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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
性格・生活習慣・行動など 言葉が遅い・発育障害の不安
歩くこと・おしゃべりが遅れていて、不安の毎日です
1歳7ヶ月(男)の父です。
息子はまだ歩くこと、(マママ、ダダダとかいくつか以外)しゃべることができません。
お座りや伝い歩きが遅かったのですが、特に異常を指摘されたことはありませんでした。ですが、あまりにも遅いのでは?と不安の毎日です。

いま、公共施設で歩きの練習中で、専門家からは「もうすぐ歩く」と言われてます。どうも怖がりで用心深い性格のようです。
言葉も市の言語聴覚士からは「2歳くらいまで様子をみて。多分大丈夫」といわれました。

息子は、情緒も安定して食欲もあり夜もしっかり寝ます。しかしあまりにも遅いのでは?何か障害があるのでは?と不安です。こんなに遅い状況で、不安と戦う日々はつらいものです。
妻は子供を信じて、歩きの練習、週数回に子供達が集まる遊び場へ連れて行き、がんばってくれてます。

これまでの検診で異常は指摘はされませんでした。ただし、1歳半検診で小児科の先生から「1歳半にしてはできることが遅れている。保育を通して発達を
促してみて」といわれました。
息子は、食事は手掴みで好きな果物はフォークで刺して食べます。おもちゃも手でひねったら動物が飛び出す仕掛けのものや、指で押したら音がするものが好きです。特にこだわりや視線が合わないなどはありません。
ダラダラと書いてしまい申し訳ありません。何かアドバイスをお願いします。

(不安なパパ さん)


不安なパパさん、こんにちわ。
えんどうです。

お父さんの子育てへの参加がみられ、両親そろってお子さんのことを考えている様で、お子さんも幸せですね。

歩行について、専門家からは、もうすぐ歩くと言われ、言葉について、言語聴覚士から大丈夫と言われているようですね。
怖がりで用心深いと、思われているよう。

お子さんなりに1歩1歩進んで、成長していませんか。
できたことに目を向けてみては、どうでしょう。
これができるようになった。あれができるようになった。と。

それから、絵本を読んだり、歌をうたったり、又、食事では、ご飯の時にスプーンにご飯をのせて、おいておくとか、フォークにさして、おいておいて、スプーン、フォークを持とうとする気になるようにしてみるとか、させるよりも、する気になるように、フォローしていってみるといいのではと思います。

(アドバイザー:遠藤けいこ)


お父様へ
お子様のこと、そして奥様のご心配の様子をご覧になられて大変な心配や不安をもっておられるご様子が伝わって参ります。
人の子についてはそれほど思わなくとも、わが子となるともうそれは大変な心配です。それだけわが子を思う心が強いからでしょう。
このまま、歩けない子になるのではないか、このまま、満足に話すことのできない子になるのではないか、もしそうであれば、将来家族はどうなってゆくのだろうか、大丈夫だろう、いや不安が的中したらどうしよう。

こんな心が渦巻いておられると思います。
全く心配で不安なことですね。

昔は子どもが胎内にいるときに五体満足で生まれてくれれば、それでいいと臨月をまちました。今は生まれてからもそのような心配をされる方は多くなっています。
核家族化や情報過多社会もその要因と思います。昔はそんなに心配せずに(する余裕も知識もなかったので)幸せだったのかもしれません。個人的に心配しがちな人と、育つように育つわとどんと構えるタイプの人でも、違いがでるでしょう。

『大丈夫とは思うけれどもやぱり「不安」』なのでしょう。メールでは
○「2歳くらいまで様子をみて。多分大丈夫」であり
○「1歳半にしてはできることが遅れている。発達をうながすように」
と指導を受けられたようですね。

私も非常に高い確率で問題ないと思います。
子どもへの愛情、子どもへの語りかけ(母親が直接)、どんな時でもやさしく対応をして、ご両親が家族や親戚、友達など多くの人との交流も気楽になる方法かも知れません。
逆に負担になるようであれば、する必要はありませんが、今のお子さんと今を十分楽しんでいただくことがベストだと思います。
あまり無理には困りますが、日和見主義、オプティミストでゆけませんか。
また、親の考え方が子に強く影響しますので、心配しすぎの親の心境を子どもは敏感に感じ取っていることも知っておいてください。

(アドバイザー:辛川誠)


田中和子です。

現在1歳7ヶ月ということですね。
まだまだ月齢差が大きな年齢なので、遅い子もいれば早い子もいるという年齢かと思われます。

奥様が子どものいる所へ連れ出されるのはとてもいいことだと思います。
子どもは何でも真似をして成長していきます。
公共施設での歩きの訓練の専門家の目から見て、もうすぐと言われるのでしたらもうすぐかと思います。
長い間ハイハイをして、つたい歩きもかなり長い子どもさんが保育所にもいましたが、歩き出したら自分の行きたい所にまっしぐら。
何かに興味を持てばそこへ行きたいという気持ちが生まれて、その方法として歩くことを身に着けます。

言葉も同様で、今は周りの言葉をしっかり溜め込んでいるのではないでしょうか?
お父様・お母様の話す言葉を理解はされているかと思います。それが自分の言葉として発するのにはやはり個人差があります。
ゆっくり丁寧に関わってあげることで、蓄積された力が爆発する日が来ます。

例えば「マンマ」という言葉一つにも意味が色々あるので、意味づけをしながらお話してあげるといいのではないでしょうか?
「マンマおいしいね」「マンマもういらないの?」など少ない言葉にも意味はあるはずですから、焦らずに関わってあげてください。
視線もしっかり合っている様なので、お子さんと話すときは向き合ってゆっくりを心がけてくださいね。

他の子どもと比べるのではなく、その子どもさんの成長の過程を大切にしてあげれば、芽は出てくると思いますよ。

(アドバイザー:田中和子)




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