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性格・生活習慣・行動など わがまま・反抗・ストレス
継子の歪んだ性格が、自分と合わない
初めまして、半年程前にステップファミリーになりました。
私自身5歳の娘がおり、主人には同じく5歳の息子がおりました。
そういった状態であれば当然、我が子が可愛く継子(息子)は可愛く思えないといった感情が芽生えるのでは?と危惧はしていました。
もちろん、全てを平等に(愛情など)は出来なくても仕方が無いとは思いますが、無条件に可愛く思えないのでは無く、継子(息子)の歪んだ性格がことごとく私とは合わないのです。

例えば、・・・

●じゃんけんをして自分が負けると必ず相手のやり方に言いがかり(手の出し方がおかしかったなど)をつける。じゃんけんに限らずゲームであれなんであれ勝ち負けが決まる事に対して自分が勝たないと人のせい(自分はこのゲームはあまりやった事が無いからとか)物のせい(ゲームで自分の選んだキャラクターが弱かったとか)にする。もしくはゲームで負けそうになるとリセットボタンを押す!!(最悪)
(娘相手の事が当然多いので見ている私も毎回とても腹立たしい)

●ジュース・お菓子など渡す時に娘に先に渡したりすると 「そんなの飲む(食べる)と虫歯になるよ!」「体に悪いよ!」とかすごく嫌な(いやらしい)事を言う。
当然、自分が先に渡されれば何も言わない。

●そのくせ、自分1人では病的な怖がりでトイレや外に1人で行けず必ず娘に「いっしょに行こうよ〜」とそうゆう時だけ甘えた声で娘を利用する。娘にも継子のようないやらしさが少しでもあれば嫌みでも言って着いて行ってやらなければいいのに・・と私は思うが娘はどんなにいじわるされても利用されても着いて行ってあげている。(それがまた腹立たしい!)

などなど、日々起こる事はとても全て書ききれないのですが上記に挙げた事がおおまかな性格を表していると思います。

とにかく「わがまま・ずるくて・汚い・自己中心的」私の嫌いな許せない性格ワースト3を全て持ち合わせている人間そのものなんです。

主人はそうなのか?と言えば全くそんな事は無く、思いやりがあり、曲がった事は嫌いなタイプの人です。
主人に息子のそういった部分を話すと「人には誰しもそういった部分(さが)があるからな・・・大人はそういった部分は成長とともにコントロールしてゆき、思いどうりに世の中ならない事を理解しているが5歳児にそれを要求するのは酷なのでは?」など、言います。
理屈では理解できるのですが娘にはそういった部分は全くありません!勝負に負けて悔しがりはしますが人や物のせいにはしませんし、自分にもジュース・お菓子が貰える事は解っているので先に息子に渡しても嫌みを言う事もありません。

人の性格は遺伝・環境もろもろあると思いますが、ここまで自分の嫌いなタイプでましてや継子だと意識すると、今後どのように育児をしていったら良いのか解りません。
そういう性格は治す事は可能なんでしょうか?

(きき さん)


土居です。ご指名ではないですが、感じたことを書かせていただきますね。

ききさんがとまどいながらも、新しい家族としてうまくやっていきたいという気持ちが伝わります。

息子さんは今まできょうだいがいなかったのですよね?
新しいお母さんに、新しいお姉さん(妹でしょうか?)・・・。
ききさんもどうやって接していいか、とまどっていらっしゃるように、息子さんもすごくとまどっているんだと、思います。

娘さん=女の子とどうやって接していいのかもわからないのかも知れません。それに5歳ともなるとやんちゃな男の子もいますから、ききさんがとまどわれても当然だと思います。

私が思ったのには、息子さんがいじわるなどをした時にちゃんと叱ってあげていますか?決して頭ごなしに怒るのではなしに・・・。
もし逆に娘さんがいじわるをしていたとしたら、叱るでしょう?
それと同じように息子さんを叱るのです。
そのかわりいい事をしたり、約束事が守れたら「えらいね〜〜」って褒めてあげて、甘えさせてあげてください。

ゲームなどのルールは徐々にちゃんと教えてあげてくださいね。
うちにも姉妹がいますが、下の子(4歳)はまだ負けると泣いたりすねたり
で大変です。

お菓子などを渡すときも「順番ね〜」とか「今は(娘さん)ちゃんからだったから、今度は(息子さん)くんからだね〜」というとか・・・。

トイレを怖がって、娘さんに甘えて、また娘さんがちゃんとついていってあげるのはとてもいいことだと思います。
そんなところからきょうだいとしての愛情もめばえてくるかと思いますしね。

まだ半年ということですし、息子さんにもまだまだいいところはあると思うし、どんどん成長もしていくと思います。
どなたかお知り合いで男の子を持つお母さんに対応の仕方などを聞けるといいかも知れませんね!!

参考になれば幸いです・・・。

(アドバイザー:土居聡子)


ききさんこんにちは。
からかわです。
その性格とても嫌ですね。
一般の大人などたちどころにそうすかんを食って浮くタイプです。
つきあいたくない性格です。

毎日そのような人と付き合うのはたまってものではありません。

さて貴方のお子さんについてです。
継子は関係ないと思います。

大人でかような性格では如何なものかと思いますが、貴方のお子さんは5歳ですね。

列記されたようなことは子どもはごく自然なことです。
私も小学3年生くらいまでの子どもと遊んだり、ゲームをすることがよくありますが、全く同じです。
●野球をして、バッター一塁でアウトになりますと、あれはファールだった、もう一回打たせろ、といいます。(身勝手きまわりない、スポーツ精神に反するぞ)
●1年生でまだボールを満足に打てない子にも、ピッチャーは思いっきり投げて打たせません。(大人はゆるいボールをなげて打てるように仕向けてやろうとするが)
●仲間を二つに分けてチーム編成する時は、できるだけ、小学3年生でも上手な子だけでチームをつくり、つまり弱いチームと強いチームにして、絶対勝てるチームを作ろうとする(公平にしてゲームを楽しもうという気持ちはない)

どうです。似てるでしょう。
5歳あたりから、10歳、もしくはもっと年齢が上に至るまでの仲間社会で、社会性を学び、勝手なことすると相手にされなくなる、というようなことを身をもって学びます。

今はまだ学び始めたばかりですから、できるはずがないのです。
これからをそれを学ぶのです。だからほとんど悪気もないのです。「す」なのです。
かえって貴方に「す」で自分を出しているということは喜ぶべきことです。

気をつかう、怖い人には「す」ではいられませんので、いい子でいるものです。それが親であればかえって憂慮すべきことでしょう。

具体的に列記されたものの対応を考えてみます。
●ご自身が受け付けられないものは、それは受け付けられないことをしっかり伝えましょう。子どもの行動を抑制したり、あるべき姿を命令するのではなく、お母さん側の思いを伝えます。
「それならじゃんけんの意味がない。そんなじゃんけんなら私はもうじゃんけんしたくない」
「負けたのは自分が弱いのではなく、このせいと思ってんだ。そうか、それでも私はおまえが弱かったから負けたと思うよ」

常に■子どもの考えは一端は聞くそして、それが受け入れられない場倍は■自分はこう思う、ということを伝える。反論があれば、またそれを否定しないで聴く。それについて、■でも私はこう思うのよね。と自分の考え方を伝える。
2回か3回こちらの思いを伝えておけば、その場はよしとしましょう。

つまり、相手の思いはしっかり意見として聴いてやる。そうか、そうか、そうなんだ、でよい(100%拒否した考えでも、聴く、聴くと同意は別物)

●「そんなの飲む(食べる)と虫歯になるよ!」「体に悪いよ!」
この歳の場合、愛情の奪い合いです。お兄ちゃんだからは、通りません。
お母さんに優しくしてもらいたい、愛情を独り占めしたい。甘えたいのです。
妹が歳のこともあり、丁重にされますから、お兄ちゃんは「僕を大事に思ってくれてるの」「なんで妹が優先なの、僕は2番目に愛されているわけ」という思いがでてきます。

それでその苛立ちや腹立ちや不安が●「そんなの飲む(食べる)と虫歯になるよ!」「体に悪いよ!」となって現れているのです。

極めて健全です。たまには、お兄ちゃんとお母さん二人っきりで甘えさせてやる時間をつくると効果的です。とくに母を失いステップマザーになった、子どもにとって過酷な現実に直面しているので、子どもは随分つらいのです。実の兄弟でもそうなのですから、余計でしょう。

●そのくせ、自分1人では病的な怖がりでトイレや外に1人で行けず必ず娘に「いっしょに行こうよ〜」
だから甘えているのでしょう。十分、受容してやりましょう。お母さんが憎くて一連の言動があるのではないのです。
甘えたくて、愛情が欲しくて、まだ未熟であるが故であって性格の歪みからではないのです。こう思うとイライラは薄れませんか。

子どもと大人は同じ人間ではありません。別物と思ってください。
同レベル、対等に思っているから、腹がたったり、こいつアンフェアな奴と思ってしまいます。

育てる腹を決めて結婚されたと思います。
ひとつ高い視野から子どもの行動の背景を理解してやってください。

そして、社会性においては、できるだけ、同年齢、異年齢の集団の中であそばせましょう。仲間と遊ぶことによって、社会性、人間としてのルールを学びます。
家庭では、ほっとできる甘えられる雰囲気にしましょう。
親は前向きな思考を子に示す方がいいです。
そして、何があってもお前の味方である。と思い、それを子に伝えておくことも非常に大事なことです。そうでなければ、本当に性格がゆがみます。

私にはこの子は歪んだ性格とは思えません。

(アドバイザー:辛川誠)


こんにちわ、きき さん。
加藤田と申します。ご指名ではないのですが回答させていただきます。

さまざまな経緯があって、今の家庭を築かれたことでしょう。
こんなはずじゃなかったというところが今の心境かもしれませんね。

普通でも、なかなか自分の思う通りに進まないとイライラすることがあるのに。まして、きき さんの嫌いな許せない性格ワースト3の「わがまま・ずるくて・汚い・自己中心的」を備えた新しい息子さんを好きになれない。愛情が持てないのではと、相当なストレスを感じているのでしょう。

つまり、きき さんの悩みは、新しい家族になってまだ半年、4人それぞれが、どう向かい合ったらいいのかと模索中の中でのできごとです。

今がチャンス!良かったですね。息子さんの性格について悩まれて。
悩むと言うことは、問題を何とかしようとする意思が芽生えいているということです。

しかし、ここで、気を付けなくてはならないのは、息子さんの性格を嫌いな許せないものだと決め付けないことです。きき さんが嫌い・許せないと思い続ける間は、ききさんにとって嫌なことがますます目に付くでしょう。それでは、困りますね。
ききさんが変われば、息子さんの性格は間違いなく変わります。

まずは、娘さんと3人でお風呂に入りましょう。
そして、息子さんが落ち着くまで、家族4人の変則川の字で就寝することをお勧めします。
つまり、いわゆる、赤ちゃん帰りをさせるのです。
ききさんが息子さんを自分のお腹を痛めずに授かった子どもとして認める儀式のようなものと思っていただき、ご主人の協力も得て下さい。

そして、ききさんが嫌だと思う息子さんの言動の時は、嫌と思う分、逆にしっかりと抱きしめてください。さまざまな方法で、スキンシップを多いに図りましょう。

このように、息子さんに好意的に接していくうちに、徐々に息子さんの心に変化が生じ、息子さん本来の姿が見えてきます。そうすればしめたものです。悩みも徐々に解消してきます。

日々ご苦労が多いと思いますが、あせらず、息子さんへの愛を育んで下さい。 皆様のご多幸をお祈りします。

なお、何か疑問が生じたら、その時点で、また相談してください。

(アドバイザー:加藤田稔)




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