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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
性格・生活習慣・行動など おとなしい・いじわるされる・元気がない
習い事のお友達と、うまくコミュニケーションがとれない
5歳になる一人っ子の女の子の母です。
1歳から公立保育園に通園しており、保育園では特定のお友達もおり、楽しく過ごしているようです。保育園の先生に聞きましたところ、性格的にはおっとりしていて、相手が誰であろうと、遊ぼうよとやってくるお友達を拒むことがあまりなく、クラスの中でもお友達とのトラブルが少ないタイプだそうです。

今回お聞きしたいのは、3歳半から週1回通っている習い事において、同世代の6人のお友達の輪に入れないことについてです。
だいたいのお子さんが週2回通っているということもあるのですが、1年以上たった今でも、うまくコミュニケーションがとれていません。

確かに娘が、保育園以外で同世代の子供達の中に入ると、なかなかうちとけられないことは、以前から気にはなっていたのですが、最近、その習い事で、先生がお見えになる前の娘の様子を見てみました。すると誰かが自分に近づいてくると、ことごとく、プイッと横を向いて逃げてしまうのです。
家に帰って、理由を聞くと、娘からは、恥ずかしいからという意外な答えが帰ってきました。けれど、母親の私の目からも、ましてや子供達にとっては、それは、恥ずかしいからしたとは思えるような態度ではないため、取っ付きにくい子だと、他の子は感じていると思います。

そのため、お友達が近づいてきたら、にっこり笑ってお話しなさい、自分も話しかけてみなさいと教えたのですが、いざ、娘がそれを実行したところ、もう、子供達には、すっかり娘の悪いイメージが定着しているようで、話しかけられることはほとんどないどころか、娘が話しかけても、横を向かれたり、うん、と一言で簡単に済ませたりされてしまっています。

特に、先日、子供達が、ニコニコ手を握りあって遊んでいるところに、娘が、ある子(習い事の先生のお子さん)に、私の手も握ってと手のひらを差し出すと、その子は、ムスッとしながら、手のひらではなく、ひじを娘の手のひらにのせました。娘は手を握って欲しかったらしく、もう一度言ってみましたが、やはりひじをのせられるだけでした。娘のつたない行動が災いしたとはいえ、母親としては、それを見たときは本当につらいものでした。

このようなことではいけない思い、家に戻って娘にもう一度、聞いてみると、特にその子は、娘以外の子を集めて遊んだり、娘が話かけてても、話してくれなかったりするようです。しかし、娘としてはあまりいじめられているという認識がないようで、特に習い事に通うのも嫌がってはいません。けれど小学校入学を控えておりますので、娘にはなるべくどのような環境でも順応できるようになってもらいたいのですが、どうすればよろしいのでしょうか。

(あやぶーのママ さん)


あやぶーのママ さん、ご相談いただき御礼申し上げます。旭幼稚園、副園長の井上です。ご相談内容、拝見いたしました。

習い事についてですが、私どもの園でも音楽教室・サッカー教室という課外教室を開いています。音楽教室はグループレッスンと個人レッスンですが、グループレッスンでも少人数、しかも幼稚園のお友達同士ですから、すでに友達関係ができています。お母様同士も顔なじみですので、特に問題なく、皆さん楽しくレッスンしていただけているようです。
ただ、サッカー教室に関してはチーム競技ということもあり、また参加者数も多いことから、お友達同士では問題なくとも、その年によって、お母様グループを「仕切る」方(リーダー役)が出てきてしまい、プライベートな点にまで踏み込んでしまう時があり、ちょっとギクシャクした時もあります。外部から見ていますと、悪気はないようにも思いました。ただ、「こんなことを言ったら、相手は気分を悪くするかも知れない」という「気配り」が欠けていただけのように感じました。

幼稚園でも様々な「習い事」をしているお友達がいます。公文・英語・絵画・習字・柔道や空手・水泳・バレエ…。
その様子を伺い、ちょっと感じたことは、それぞれの「習い事」を好まれるお母様方、それぞれ「ははあ、なるほど」と思われるような点があります。うまく言葉で表現できないのですが、サッカーに参加される方、バレエに参加される方、何となくそれ相当の「雰囲気」を感じます。
とにかく元気な方、何となく「おしとやか」な方、お子様とお母様の持つ雰囲気と習い事の感じが一致している場合が多いようです。ただ、それも習い事を指導してくださる先生によって、だいぶ雰囲気が変わるようです。

ここからが本題です。どうも上手くコミュニケーションがとれない、とお感じのようですね。これが毎日通っている幼稚園なり保育所ですと、時間をかけてコミュニケーションがとれるようになるのですが(担任も友達関係がとれるよう配慮してくれます)、週1〜2回の「習い事」となりますと、そのレッスン内容を進めることが主眼となり、お友達同士のコミュニケーションまで先生の手が回らないことは想像できます。

これが幼稚園や保育所ですと、恥ずかしがり屋さんであっても、「それが個性」と認め、まだ自分の感情をどう表現していいか判らず、時として自分の思いがうまく伝わらない場合があっても、その経験を通じて対人関係を学んだり、お互いを理解する場であったりするのですが、習い事となると、少し違ってくるでしょう。

コミュニケーションがとれない原因がどこにあろうとも、やはり同じ場で、同じことを習っている「仲間」なのですから、なんとか仲良く楽しくレッスンしたいもの、と思います。ですが一度関係がギクシャクしてしまうと、お互いに顔を合わせる時間が少ないだけに、問題を解決するには時間がかかることは仕方ありません。少しずつお互いの「良さ」を理解しあえるよう、時間をかけて修復していくのが最良の方法ではないか?と思います。

思い切って先生にご相談されてみてはいかがでしょうか?幸い先生のお子さまもご参加のようです。同じ年齢の子どもを持つ親同士だけに、お互いの問題として共感してくださることと思います。

毎日通っておられる保育所では、友達関係が上手くいっているようです。月並みな回答になってしまいますが、習い事に関しては、お子さまも楽しく通っておられるようですので、「ここはレッスンの場」と割り切り、友達関係に関しては保育所で、趣味の分野は習い事で、と頭の中でカセットテープを反転させることも必要かな?と思いました。
また、習い事に関して言えば、上手な子どもが自然とリーダーになっていく傾向があります。どのような習い事かわかりませんが、お子さまも興味を持って参加されているようですので、一生懸命練習して、上手になれば自然とコミュニケーションもとれるようになると思います。

早く皆さんと楽しくレッスンできるようになるといいですね。早く問題が解決するよう、お祈り申し上げます。

(アドバイザー:井上智賀)


あやぶーんのママさん、こんにちわ。
えんどうです。

お友達とコミュニケーションをうまくとってもらいたい、というのは、誰でも願うことでしょう。

保育園の姿と習い事での姿、お子さんにとっては何かがちがうのでしょうね。
保育園では、上手にコミュニケーションをとっている様子、習い事では、お子さんの意志をだしているのではないでしょうか。
性に合わない人がいても、当然のことだと思うのですが、自分をしっかりもち、環境に対応しているように思えるのですが。

(アドバイザー:遠藤けいこ)




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