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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
性格・生活習慣・行動など その他、性格や行動の悩み
電車のおもちゃに執着しすぎて、お友達を家に呼べない
はじめまして、31歳で2児の母です。
4歳7ヶ月の男の子(年中)です。下に1歳の弟がいます。

息子は、プラレール(電車のオモチャ)命で、2歳頃から黙々と家の中で1人(母とだったり)遊ぶのが好きな子でした。息子が2歳半くらいの時、隣の男の子(2歳上)が家に遊びに来た時、プラレールをガンガン叩いたり、投げたりされたことが何度かあります。そのことが原因かどうかは分かりません。単にプラに対する執着が強すぎるのか、とにかくお供達を家に呼ぶことも、勿論触らせるのも拒否です。

年少の終りくらいから近所の男の子(別の園に通う同じ歳。赤ちゃん時代からの付き合い)の家に行きたいと言うことが多くなりました。家の中オンリーの息子にとっても、良い刺激になるかなぁ♪と期待を持って行かせました。2週間に1度くらいのペースです。幼稚園後なので、時間的には1時間半程。5時頃迎えに行き、お片づけを見届け、「じゃあ、次は○○君に来てもらおうね〜」と言うと『ダメ〜!』と半泣き。こんなことが2ヶ月近く続きましが、あまりにも相手の方に甘えすぎているし、お片づけのことで気になっていた(そちらのママさんは、片付けになると『いいよ〜片付けなくて。片付け方は家の人が1番わかってるから〜』と言って下さるのですが、そうなると息子は、『いいの?』と言いヘロッと帰ろうとしてしまう。もちろん私は片付けさせますが)ので、『△△(息子の名)が、○○君を呼べるようになるまで、○○君の家には行っちゃダメだよ』と言い、その後は行っていません。息子も行きたがりません。たぶん、そのお友達の家にあったオモチャ(電車)に引かれていたのだと思います。

こんな息子ですが、年中になってから外で遊ぶことも多くなり、友達と関わろうとするようになりました(まだまだ、自分から入って行けず遠巻きに見ている状況ですが、息子にしたら凄い進歩だと思います)。が、やはりプラレールは別らしく、その1人の時間が大事なのは変わらないようです。

なので、年少の時から今まで幼稚園の友達の家に行ったのは2度だけ(我が家にお呼びしたことはありません)、それは母親同士の付き合いなのですが、その時も渋々着いて来た感じであまり楽しそうでは無かったので、そういうのも「なんだかなぁ」と思い、今後は気が乗らないならムリに行かない方向に変えた方がいいのかな・・・と思っています。

でも、正直これで良いのか?とも・・・。
先の「呼べるようになるまではダメ」の件ですが、もっと上手に導いてやればお友達を家に呼ぶこともできたかも?と思ってしまいます。
息子の気持ちを気にしすぎているから、1歩踏み出せないような気もします。

長崎の事件の犯人(12歳)「原因は過保護・溺愛か」なんて聞くと、ドキッとしてしまいます。ドキドキです。何だか息子の気持ちばかりを気にして、私自身が窮屈に感じているのも事実です。今日、義父が息子を電車の旅(近場ですが)に連れて行っている間に、私は近所のお友達親子数人を家に呼びました。「これは○○君の大事なオモチャだから・・・」と言って、プラレールでは遊ばないで欲しいと告げ他のオモチャで遊んで貰いました。ママ達も息子のことを解って下さっているので、快く協力して下さいました。
息子はとにかく子供が家に入るのを嫌がります。なので、今日息子がいない時にお呼びした訳なのですが、そういうのも何だかなぁ・・・。
プラレールが息子にとって「宝物」なのはよく解るし、その気持ちを大事にしてあげたい、でも、息子に気兼ねしてばかりいるようで、正直息子にとって良いことなのか疑問になります。

本当にプラレールに関しては、息子の執着が強すぎてずっと悩んで来ました。プラレールは好きでいいんです。長い目で見て行くのが1番なのでしょう。でも、そろそろお友達と(2人でも)一緒にプラで遊ぶ姿も見てみたいなぁ・・・。

長文で、まとまりの無い文章で申し訳ありません。
私の息子への接し方、間違っているでしょうか?

(あぶさん さん)


あぶさん さん、ご相談いただき御礼申し上げます。旭幼稚園、副園長の井上です。ご相談内容、拝見いたしました。真剣になってご相談したことと思いますが、失礼になることは承知で、思わず笑ってしまいました。

プラレール、いいですね。おもちゃの3大要素は「動く」「光る」「音が出る」ことだそうですが、単に動くだけでなく、レールを自分で敷いて自分なりのコースを造ることもできる、男の子とっては最高の「おもちゃ」でしょう。そのうえ「物を大切にする」気持ちも育っています。基本的にはいいことじゃないですか?
実は私も「動くもの」大好きです。いい年をして、まだラジコン模型を飛ばしています。ふわっ、と模型が空に浮かんだ瞬間の快感、あれは言葉では表現できません。
それだけにあぶさんのお子さまの気持ち、よく判るのです。
 
子どもはおもちゃにしろ、遊具にしろ、「こうするとこうなる」という結果がわかり、それ以上遊びが発展しない、といいうことを確認するまで遊びに没頭します。ですから「飽きて」しまう、ということは、「もうこのおもちゃ、全部わかってしまった」という意味なのです。逆に様々に形を変えたり、新たな創造性を発揮できるおもちゃは長続きする、ということになります。プラレール、レゴといったおもちゃが長く愛されるのも、これが理由です。

もう、かけがえのない「宝物」なんでしょうね。その気持ちを大切にしてあげたいと思います。執着心が強いのも子どもであるなら当然でしょう。誰だってボロボロになっても捨てられない洋服ってありませんか?それと同じです。あぶさんもそのこと、よく理解されています。そのままでよろしいのではないでしょうか?
女の子でも絶対に手放せないぬいぐるみ、赤ちゃんの時から使っているボロボロになった毛布など、誰にも「宝物」はあります。

周りのお友達も「これだけ大切にしているんだから…」と、納得することもできるでしょう。あまり気にすることもないように思います。そっと見守ってください。そして…大人になった時でも、懐かしく思い出せるよう、飽きてしまっても捨てないで取っておいてあげてくださいね。

(アドバイザー:井上智賀)


あぶさん さん、こんにちは。吉岡です。
プラレール・・うちの長男も大好きでした(現在中学生ですが^^)。

男の子って、ある時期すごく凝るオモチャがあるんですよね。
それがプラレールだったり、○○合体ロボットだったり・・。
また、そういう大切なオモチャは他人には 決して安易に触って欲しくないと願っています。 

> 私の息子への接し方、間違っているでしょうか?

ご相談を読んだところ、けっして間違っていることは無いと思います(3児の母として感想です)。ただ、あぶさん さんもご自身で感じているように、そこまで気を使っていたら窮屈というか、子どもにとってもせっかくの「理不尽さ」を学ぶチャンスを逸してしまっているような気がします。

話しが変わってしまいますが、1才の弟さんが、一緒に遊んでいるときはどうされているのでしょうか?

私にも年中の娘と、もうすぐ2才になる弟がいますが、一緒に遊んでいると、どうしても下の子に悪戯をされて大切なものを壊されたり、自分の物なのに譲らないといけない場面があります。それもしょっちゅうです。そんな場面では、拒否なんて言っていられませんし、私もよほどのことが無い限り介入しないようにしています。どうしてかというと、自分の思い通りにばかりいかない事があるって、自然に身につけて欲しいと思っているからです。

年中児クラスくらいですと、お友達同士でも、必ずしもスムーズに遊べるわけではありません。それを親がいちいち環境を整えてあげて、その子の思い通りな条件で遊ばせるというのも、別の角度から見れば不自然なことではないでしょうか?子どもが出会う時として理不尽にも思える体験を、そして出来ることなら自分なりにそのことを乗り越える心の強さを身につけていってくれたらと思ってのことです。そんな考え方をする母もいるんだ〜と思ってください^^。

子育ての方法に正解は無いって言いますから、あぶさん さんの今までのやってきた事も、私の子育て方法もきっと、間違っている・あっているという問題では無いということを、確認した上で・・。

あぶさん さんの息子さんがお友達とお家で仲良く遊べるようになる日が、1日も早く訪れますように。

(アドバイザー:吉岡博子)


はじめまして、岸本です。
お手紙拝読いたしました。
おこさんの気持ちを大切にしているんですね。
溺愛や過保護とは違うのでご安心を。

こどもの頃は ものに執着することは多々あります。
だから、あまり深刻になる必要はありません。

「鉄道」が好きなんでしょうね。

提案です。

鉄道というキーワードをみんなで楽しむものにかえることもいいかもです。

例えば、みんなで電車に乗りに行くことや見に行くこと。
ダンボールで電車を作って、電車ごっこや車掌さんごっこなど、みなで楽しむものを作ってあげましょう。

自分の時間は、そのままでいいのです。

ただ、みんなと共有できる、そして、お子さんが得意な分野の楽しみを作ってあげると自然に遊べるはずです。

また、プラレールを共有する。

例えば、お友達が持っていれば、その子の列車とあわせたり、レールをあわせたりして、二人のプラレールにしてあげることもいいかもしれません。
もちろん、帰りはちゃんと、それぞれに片付けるのですが。

やはり、好きなものを一人で楽しむ時間は大切です。
だから、これは今までとおりでいいと思います。

案外、大切なことは、その子が得意なものや興味あるものをみんなにもっと教えてあげて、そしてその子もみんなに、それについてお話ししたりできるようになることかもしれません。

やはり、「電車」がキーワードでしょうか。

(アドバイザー:岸本元気)




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