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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
ママ・パパの悩み 育児のストレス・不安
子育てに自信がなくなり、落ち込んでしまう時がある
4歳3ヶ月と3ヶ月の二人の息子を持つママです。昨年の4月に主人の転勤で今の場所へ引越し、今年4月に次男出産、長男入園となりました。長男は3月末の早生まれのため今は年中です。

転勤前は普通のアパートに住んでいましたが、引っ越してからは社宅住まいです。同じ社宅からは長男のほかに3人同じ幼稚園に通う子供がおり、一人は年長さんであとの二人は息子と同じ年中さん、みんな男の子です。
息子はずっと幼稚園に行くことを楽しみにしており、入園後の今も大好きで、毎日元気に登園しています。
長男の入園時期と次男出産が重なったこともあり、情緒不安定や赤ちゃん返りを心配していましたが、目立って顕れることもなく安心しています。

息子の通う幼稚園はモンテッソーリ教育を行っているカトリックの幼稚園で、クラスも年少児から年長児まで混ざっている縦割りです。
息子自身は優しい子ですが、少し神経質で「○○だったらどうしよう」とか「○○したらママ怒る?」とか言ったりします。
 
そんな長男のことで、最近気になることがあるのです。
降園後、以前は同じ社宅のお友達3人と仲良く遊んでいたのですが、3週間ほど前にカゼで一週間幼稚園をお休みしてから、遊ばなくなってしまったのです。一週間のブランクで入りにくくなってしまったようです。

朝、幼稚園のバスを待っているところでは「おはよう」と自分から挨拶したり、たまに会えば「ばいばい」などと自分から声をかけたりはできるのですが、一緒に遊ぼうとはしません。
また、家の子以外の3人は自転車を持っており(一人持ってない子がいましたが、他の二人に影響されてすぐ買い与えたようです)、社宅の駐車場で乗って遊んでいます。それが原因なのかとも思いましたが、本人も欲しいとは言いませんし、買うならば周りに振り回されずじっくり選んで購入したいと主人とも話しており、本人はそれで納得もしています。

子供たちが遊んでいる間はお母さん方も外にいて、遊びを見守りながら楽しそうにおしゃべりしています。私も仲間に入りたいと思っても子供を中に置いて自分だけ・・・というわけにもいきません。

お友達と上手に遊べないのでは・・・?と不安に思いながら先日、自由参観で幼稚園に行って様子を観ていたところ、クラスのお友達とは普通にお話したりふざけあったりしているようで少し安心しました。

幼稚園で帰りのバスを待つ間には社宅のお友達とも一緒に遊んでいるようです。一度息子に「帰ってきてからもお友達と遊んでいいんだよ」と言ったら「だってお友達のお母さんたちが見てるんだもん」と言っていました。カゼで休む前まではそれでも平気だったのに・・・と思いながら聞いていましたが、本人がそれでいいなら無理に遊ばせる必要もないかな、と思ったりしています。

ただ、お友達が外で遊ぶのをたまに窓からじっと見ていたりすることもあるので、本当は遊びたいんだとも思います。親に似て少し引っ込み思案なところがあるのでもう少し積極的になってくれればと願っています。
私自身、自分からお母さん方やよその子供たちに話しかけたり挨拶したりと少しでも子供のお手本になれるよう頑張ってはいますが、たまにひどくストレスに感じてしまいます。主人は育児にはすごく協力的で、愚痴を聞いてくれたり私があまりにストレスを感じているときは、私に代わってバス乗り場に息子を送って行ってくれたりします。
 
近くには腹を割っていろいろ話せるほどの友達や相談できる人もいません。このごろはストレス時に自分の子育てに自信がない気持ちが高まり、どんと落ち込んでしまったりします。子供の、親の顔色を伺うような態度に叱りすぎたのではないかと自己嫌悪に陥ったり・・・。そういった様子も子供に影響を与えているのではないかと思うと本当にどうしていいかわからなくなります。
 

(ココナッツ さん)


ココナッツ さん、ご相談いただき御礼申し上げます。旭幼稚園、副園長の井上です。ご相談内容、拝見いたしました。大変ですね。心中お察し申し上げます。

先ずお子さまが幼稚園を気に入っておられるようで、ここはひと安心ですね。子どもの興味は日々移り、友達関係も遊びによって、ひとつのグループができ、そして解散し、また新たなグループができる…。これを繰返していますので、「幼稚園が大好き」といことでしたら、あまりご心配なさらず、そのまま見守ってください。また別な遊びが始まったら、全く違う展開になると思います。

次に「子育てに自信がない」とのことですが、逆にお伺いします。「子育てに自信がある」という方、いらっしゃいますか?誰も自信をもって「イエス」と言えないはずです。
おばあちゃん達は「私の頃は…」と自慢話をしますが、そのおばあちゃんだって若い頃「今時の母親は…」とおこごとを頂戴していたはずです。
ちょっと聞いた話ですが、古代エジプトだったか、メソポタミヤだったか、そのような時代の象形文字の文献にも「近頃の若いものは…」という記述があった、ということです。これは嫁・姑問題と並んで、永遠の課題なのかも知れません。

ですから今、こんな時代の中で、最も子どもにとって最適な状況を、という前提で、必死になって子育てをされている今のお母様方に私はエールを送らせていただきます。「子どもにとって最良の環境を」という視点さえあれば、農村地帯・商業地・新興住宅地・社宅等々、条件は異なりますが「これがベストではないかも知れないがベターではあろう」というもの、必ずあると思うのです。
幸いにもご主人様が協力してくださるのですから、ここはご主人様とよくお話になって、ココナッツさんのお宅にとって最良の方法を選択してください。きっとできますよ。

(アドバイザー:井上智賀)


こんにちは、土居です。
ご相談の内容をお読みして、感じたのはココナッツさんがとても優しくお子さんの事を見守っておられ、なおかつ色々悩み考えてらっしゃる様子がわかりました。

また、お子さんはとても優しいお子さんのようですね。
やはりココナッツさんの優しさが伝わってるのだと思います。

降園後にお友達と遊びたがらなくなったのは、1週間お休みをしてココナッツさんと下のお子さんと一緒にいる時間が恋しくなったのではないかと思います。

幼稚園やバス待ちの時に遊んでいるのなら、お友達との関係は心配はないように思います。
それに誰しもが、降園後お友達と遊ぶというのではないと思うし、当然母親やきょうだいと家でゆっくり遊ぶ方が好きという子もいると思います。

お友達のお母さんが気になるようですが、やはりこれくらいの年齢の子は恥ずかしがり屋さんな面もあったりして、話し掛けられたりすると恥ずかしいこともあると思います。
1週間お休みした後「**くん元気になったのね」とか何か話し掛けられたりしたのかも知れませんね。

自転車の事はおっしゃってる通り、家庭の方針を貫かれるといいと思います。
(余談ですが、どんな様子なのかはわかりませんが、駐車場で自転車を乗り回すというのは結構危険だと思うので、加わるのをやめられた方が懸命ですよね)

あとココナッツさんはご自身に悩みを打ち明けられるような友人がいない、
とおっしゃいますが、そんな人の方が多いのではないでしょうか?
私もそんな1人です。
時にはココナッツさんみたいにストレスをためて、自己嫌悪になることも
あります。子育てってそんな事の繰り返しではないでしょうか?
みんな同じだと思いますよ。
悩んでないように見える人でも、ひょっとしたら人に言えない悩みを持っている場合もあるかも知れません。

幸いご主人が愚痴を聞いてくださったり、サポートをしてくださってるのは
とてもいいじゃないですか!素敵なお友達を持つことも大切だとは思いますが、そんなパートナーを持ってらっしゃるココナッツさんはお幸せだと思いますし、きっとココナッツさんも素敵な方じゃないかと思います。

お子さんの事は思ってらっしゃる通り、自然な流れにまかせるといいと思います。小さな赤ちゃんもいらっしゃるし「その方が楽だわ」と楽天的にいきましょう。
積極的でない、と感じることも、あまりプレッシャーをかけると自信をなくしていく事もあるでしょうから無理強いせずに・・・。
きっとお子さんなりにがんばってるところもあると思うし、これからの成長の中で「たくましくなったな」と思えることもあるのではないでしょうか。

まずは自信を持って・・・元気を出してくださいね。

(アドバイザー:土居聡子)


こんにちは、ココナッツさん 浜田です。

3ヶ月の赤ちゃんもいて、本当に肉体的にも子育て大変だと思います。
ご主人が協力的で、ご夫婦が仲が良いことが一番です。

息子さんですが、幼稚園で楽しく遊んでいる様子でほっと安心しますね。
子どもはなかなか残酷な一面もあり、力関係があると結構その子の一存で遊び方が決まったりもします。それが嫌で離れているのかもしれないなと想像したりします。
自転車遊びが主流になっているとどうしても入りにくいですよね。
息子さんはココナッツさんにも気を使って「欲しい」と言わないのか、それとも本当に欲しくないのか解りませんが、今の様子を温かく見守っていて良いのではないでしょうか。

近所のママたちとのお付き合いですが、私も保育士をしていますが人見知りで、人付き合いが苦手なので、仕事をしていて良かったと何度も思いました。

どうしても、自分と性格が合わないなという人と挨拶はしても、なかなかお喋りを続けるというのはしんどいですよね。
こんなこと言ってどう思うかなあと考えながら話すのは、楽しいおしゃべりがストレスになります。あまり無理されなくていいのではないですか?

昨日は天気にも恵まれ、石鎚の山登りは無事みんなで「来年も・・」と約束して帰宅することができました。1年に1回子どもたちとしていますが、4歳の子も頂上まで行きました。
子どもたちの可能性は、親が考えている以上にあります。
親以外の大人や子ども同士の触れ合いにより、ぐーんと引き出される様に思います。感謝でいっぱいの日でした。

(アドバイザー:浜田栄子)


ココナッツさん、こんにちは。吉岡です。

4歳3ヶ月と3ヶ月の二人の息子を持つママさんなんですね。
4月に引越しと入園、それに社宅という環境・・・・、ココナッツさんの精神的なストレスは 相当だったのではないでしょうか?

> 近くには腹を割っていろいろ話せるほどの友達や相談で
> きる人もいません。このごろはストレス時に自分の子育
> てに自信がない気持ちが高まり、どんと落ち込んでしまっ
> たりします。

お子さんの幼稚園や近所での人間関係が気になるのも、本当はお母さんが まだここでの生活に慣れていないからのような感じを受けました。でも、それは当たり前のことで これから時間をかけて、お母さんも、お子さんも今この場所での「自分の居場所」をみつけていく作業をしていけば良いことだと思いますが・・・。

モンテッソリー教育の幼稚園・縦割りでの保育・お子さんの友人関係・自転車の問題・その他ココナッツさんの気になることがたくさんあるようですが、あまり周囲に振回されることなく、ご主人とココナッツさんが話し合われて、「ココナッツ家の方針」を、ドン!と打ち立てて、あとはお子さんの成長を楽しみに見守るという姿勢(これが、けっこう出来ないものなのですが・・・^^)になると、案外、諸問題も解決の糸口が見えてくるように 思えるのですが、どうでしょうか?

とても真面目なお人柄のココナッツさんなのでしょうね。目に浮かぶようです。お兄ちゃん(上の子)のときというのは、いつも手探りですから、親もひとつひとつ子育ての経験を通じて、親として成長していくものなのだなぁ〜と、最近になって実感してきました。

子どもの成長は直線でなくて「ジグザグ」なんだと、恩師が言っておりました。後戻りすることも大事な成長過程なのだそうです。
ココナッツさんも、そんな風にとらえてみてはいかがでしょう?

(アドバイザー:吉岡博子)




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