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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
ママ・パパの悩み 育児のストレス・不安
ワーキングママ、朝晩のぐずりにどう対応していけばよいか
2歳1ヶ月と4歳7ヶ月の男の子の母です。二人を保育園に預けて仕事をしています。仕事が終わって保育園へお迎えに行くのがどうしても6時30分過ぎになります。朝も7時30分には預けています。
仕事にはやりがいもあり、大変なことも多々ありますが夫と共に協力してやっています。

しかし、ハードな仕事で私自身、心にゆとりがなく、子供たちは朝も帰ってきてからも、とにかくよくぐずって泣いています。兄が泣くとしばらくして弟が何かの理由で泣き出し、朝晩家事に追われながらその相手をするので、心身ともにまいっています。

夫も協力的ですが、子供のぐずりや泣きにはお手上げといった感じでイライラして声を荒げる場面もあり、そうすると子供は余計に泣くので悪循環です。そういうときは父親にはすがらず、私にすがりついてきます。

こんなバタバタした毎日で子供たちは情緒が安定して育っていくのかとても不安を感じています。帰ってきてから泣くのは、きっと保育園の集団の中で我慢していることも多く、家に帰ってきてホッとして甘えて泣いていることも多いかと思います。二人ともたくさん抱っこもしてあげたいのですが、下の子を抱っこしていると上の子はかなり激しく泣いています。座って二人を抱っこするとお互いにけんかが始まってしまいます。今日は3人で思い切り泣いてしまいました。

朝は私が早く家を出るのですが、下の子は決まって大泣きをします。夫は見つからないように早く行けと、せかします。でも泣いてすがってくる子を振り払うわけにもいかず、しばらく抱っこをしますが、その間ずーっと泣いてぐずっているので、夫はますますイライラするのです。

まとまりのない文章になってしまいました。朝と帰ってきてからの子供の泣きやぐずりにはどのように対応していけばよいのか、何かアドバイスがありましたらお願い致します。

(あやこ さん)


土居です。ご希望ではないですが、なんだか切羽詰ってらっしゃるように感じたので、少しだけお話させてくださいね。

うちにも小1と年少の姉妹がいます。
あやこさんのお子さんより少し大きいですが、毎日けんかしたり私の取り合いをしたり・・・もうへとへとです(苦笑)
同性のきょうだいって仲がいいときはいいけど、興味も同じことが多いから
けんかが多いのでしょうか・・・ライバル心も大きいのだと思います。

ご主人が協力的であるのなら、かわりに家事をやってもらうというのは?
その分あやこさんがお子さん達の相手できますよね?
お子さん達と一緒におふろに入り、今日のあったことをお話するのもいいかもしれません。お疲れなら、一緒に並んで川の字で寝るのもいいと思います。

朝、泣かれるということですが、ご主人は「見つからないように行け」とおっしゃってるのであれば、もしかするとあやこさんがいなかったらいなかったで、お子さん達は泣かずにがんばっているのかも知れません。

実はうちの主人が夜10時ごろからアルバイトに行ってるのですが、次女が毎回のように泣くのです。でも行ったら行ったで、長女になぐさめてもらったらすんなり泣き止んでいるのです。
きっとお子さん達は泣くことで、あやこさんへの愛情をしめしているのだと
思いますよ。

私も最近短時間ですが、パートに出だして夏休みも学校や幼稚園に行ってもらうことになり、さみしい思いをさせているのですが、
「お父さんやお母さんが一生懸命仕事するのは、あなたたちにおいしい物を
食べさせてあげたり、誕生日にプレゼントを買ってあげたり、どこかへ遊びに行ったりできるようにしたいからよ。お母さん達もがんばるから、あなた達もがんばってね」
と言っています。

お仕事がハードで気になさっていますが、出かけるときに思わず抱っこをしてあげているのですもの・・・愛情はしっかり伝わってるはずですよ。

(アドバイザー:土居聡子)


あやこさん、こんにちわ。
えんどうです。

あやこさん自身、自分の姿をしっかり感じられていますね。
仕事をしていての育児は、本当に大変だと思います。
その中でお子さんの思いを受けとめて、抱っこをしたりと、頑張っていますね。
その思いはお子さんにもきっと伝わっていることでしょう。
お子さんはお母さんを独り占めしたいのでしょうね。

私だったら、座って抱っこする時に、「こっち(左か右)の足(ひざ、いす)は、○○くん(お兄ちゃん)の、こっち(左か右)の足(ひざ、いす)は、○○くん(弟)のだよ。半分コね。」と言ってみます。はじめはやだーなんていうかもしれませんね。
それでOKだったら、えらいねーとほめながら、抱っこしてみるでしょう。
そして、抱っこした時に、少し手に力をいれて、
「○○くん大好きだよ。」「ママは、ふたりがいるから、お仕事がんばれるんだよ。」
「保育園でがんばったね。」「いつでも泣いていいんだよ。」
「ママは、二人を抱っこするのが、好きなんだよ。」
などなど肯定的な言葉をそえると、安心、安定感につながると思います。

朝、帰ってきてからと家事に大変かもしれません。
余裕のあるときをみつけて、いろいろ工夫して、いろいろな方法が見つかるといいですね。

(アドバイザー:遠藤けいこ)


こんにちは あやこさん、保育士の浜田です。

毎日ご苦労様です。本当にバタバタして忙しい時にかぎって、甘えて来たり相手をして欲しくて泣いたりしますよね。

このしんどさは同じくずっと働いてきた母親としてはよく解ります。

子供さんの想いも良く理解されているからこそ、しんどいのですよね。
私の場合は、姑と同居していましたから、夫が協力的でなくてもなんとかやってきたのですが・・・。
先日も、若いママが子どもがぐずるので晩御飯はお弁当を買ってきたと愚痴っていましたが、えらいなあと思いました。何もかも完璧にしようと思ったら、大変なので優先順位をつけてやっている話しに共感しました。

子どもの気持ちはお母さんを独占したいということがありますが、一緒に楽しめるものは何かな、絵本を読む、歌をうたう、好きなアニメのビデオをみるなどあると思いますが、どうでしょうか?

朝はギュッとだっこして、チュッしたらバイバイするとパターンを決めて出かけるのも、お互いに了解して別れられるかもしれません。
それと、仕事に行きたいと思っているときは、心を鬼にして決断するママの気持ちも大切かとも思います。ママの気持ちが不安定だと子どもたちに敏感に伝わるように思います。どっちつかずが一番しんどいかと思います。

情緒の安定については、家庭でゆったり見ているからよいとか、共働きしているからダメとか言うのはないです。今、一番しんどい時期と思いますが、
色々ご夫婦で相談されて、乗りきってください。

(アドバイザー:浜田栄子)


あやこさん、はじめまして、吉田です。
文面を読んで、とても毎日の大変さがうかがえます。

実はわたしも、親子3人で生活するようになって、現在、1年と3ヶ月になりました。
3人で生活するようになり、まだまだ私もリズムを作れず試行錯誤していました。

朝は7時過ぎには預け、遅番の時は7時近くまで預けているので、当然朝は大泣きのときがありました。また、遅番で帰ってきた時はお腹が空いているので、食事を作っている間におかしを食べてしまったり、また、私の取り合いで、喧嘩したり、ひざは一つ、子どもは2人、当然喧嘩になりますよね。

片方ずつの膝に1人ずつ、座らせたり、1人座らせて順番ね、と数を数えて交代する、その時は思いきり抱きしめながら…。

時間と自分に余裕が無いのなら、何か手を抜いてもいいではないでしょうか。
何もかも自分でしなくては、ということでは無いと思います。
協力的なご主人がいてくれるのなら、甘えましょう。

また、泣かれていると、仕事に行くのになかなか踏ん切りがつかないようですが、やはり、お母さんが後ろ髪ひかれていると、お子さんも、踏ん切りが
つかないと思いますよ。
お子さんとお母さんは一心同体だと私は思います。
ご主人が早く行くようにといわれているのは、あやこさんが、仕事に行くと、お子さんは、自分の力で踏ん切りをつけているんだと思いますよ。
お子さんも頑張っているのだから、辛いかも知れないけど、出かける時は、明るく元気に「行ってくるね、お母さんも頑張るから、あなた達も頑張ってね」と声をかけて行くのもいいと思いますよ。

あやこさんも、辛いかもしれませんが、横で見て泣いているのを見ているご主人も、辛いと思いますよ。

大変かもしれませんが、頑張ってください。
この大泣きが、いい思い出に変わりますように。

(アドバイザー:吉田幸江)


こんにちわ、あやこさん。加藤田と申します。よろしくお願いします。

がんばるママ、あやこさん、育児と仕事の両立は大変ですね。お子さんの成長に対しての心配もとっても分かります。

現状は、育児も大事、仕事も大事。両方が大事な状況ですから、ある程度、割り切ることが必要なのかもしてませんね。1日は、24時間。当然ですが、子どもさんと過ごす時間には限りがあります。そこで、子どもさんと過ごす時間を見直してはどうでしょうか。

お子さんの不安解消と甘えのすべてをママ一人で受け入れることは、不可能なことです。登園時の件はご主人と保育園に「おまかせ」といった位まで割り切り、仕事に集中し、帰宅してから育児に集中し、お子さんの就寝後にご主人に集中する。そして、ご主人の就寝後があやこさん自身の時間。といったように、1日の流れに沿って、ポイントポイントで気持ちを切り返ることです。つまり、子育て中の家族にとって一番多くの役割のある、あやこさん自身の心の安定を図ることからはじめましょう。お子さんにとっても、ご主人にとても大切な存在ですから、あやこさん自身をも大切に思うことです。

次に、育児の工夫ですが、いくつか例を挙げてみました。

(1)抱っこの方法:
二人同時の抱っこに難があるので、一人を膝の上に、もう一人を背中でおんぶの形と、体の前と後ろを同時に活用する方法です。
抱っこが良いにきまっているので、ジャンケンで順番を決めます。
それぞれが抱っことおんぶの形を交互に体験するようにする。
食事の用意があるでしょうから「2回づつね」と制限を設ける。
以上のことを子どもさんに説明してから実行しましょう。
スキンシップはお子さんの心の安定に大変効果がありますね。

(2)テレビ・ビデオや音楽・お話テープ・CDの活用:
ママの家事の最中は、子どもさんが興味や関心を示す内容やママやパパのお勧めを見たり聴いたりする機会を作ることは、ママへの関心を少し軽減することになり、家事に集中できるからです。

(3)就寝前の本読みやお話:
ママが真ん中に横になり、左側に弟、右側に兄を原則とし、しかし、兄が納得しないようでしたら、その日に限り、左側にしてみる。
なぜ、左側なのかということは、安心、安定が図られるからです。
共に横になることは、今日の疲れを癒し、明日への活力となります。

(4)パパの協力:
あやこさんの仕事の休暇の日とご主人の休暇の日が同じなら、パパもお疲れでしょうが、その日が雨天でなければ、近くの公園に外出し、親子の絆を深めてください。その間、ママはホットと息がつけますね。

いくつか例を挙げてみましたが、ご主人と相談して、できることからはじめ下さい。きっと、お子さんの泣きやぐずりの回数も減り、ご主人のイライラも少なくなりますよ。今後、もし、泣きたいようなことがあった時は、また、ご相談下さい。あやこさん、家族も大切、ご自分も大切に。

(アドバイザー:加藤田稔)




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