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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
性格・生活習慣・行動など いじわるする・噛み付く・乱暴する
カンシャクがひどく、いきなり物を投げたり噛み付いたり・・
こんひちは!私は1才2ヶ月の娘をもつ母です。っと言っても自分の育児に、めっきり自信を失ってしまいダメな母親です・・・。

私が悩んでいる事は娘のカンシャクの事です。
1才前からカンシャク虫気味ではあったのですが、1才を過ぎる頃から周りもビックリしてしまう程のカンシャク虫になってしまいました。
それが、私たち周りが何かした(たとえば注意した・・)とかではなく、いきなり物を投げる、いきなり噛み付く、いきなり叩く、っといった具合に、その事は何の前ぶれもなく、やってくる事があるのです。

もちろん、ダメな事はダメと教えたいので「こんな事は、こうだから、こうしてはいけないよ。」といった感じで怒る?事もあります。その時のカンシャクと言ったら、もの凄いけんまくです。叩いて、噛んで、おもちゃ箱に向かって、物を投げてきます。もちろん私達夫婦も、叱ります。そして最後は、大泣きで終わる・・・っといった感じです。

最初は私が叱る役割で、主人は娘の逃げ場?になっていたのですが、最近は酷くなってきたので主人も黙っていられなくなってきた様です。私が毎日泣いているせいかもしれないですね。
一緒に遊んでいても、それはいきなり、やってくるので、私自身少し、怖くて逃げ腰です。(本当にチビッコ家庭内暴力です。)
最近は友達にまで同じ事をする様になってきてしまいました。そして、その友達は大泣きする。もちろんお母さん方も娘から、我が子を遠ざけ様とします。
当然なのかもしれないのですがショックです。このままでは娘どころか、私までママ友達をなくしてしまいそうです・・・この先、保育園にも入れたいのに心配でなりません。カンシャクは直らないのでしょうか?
薬とか、神社とか、なんにでも頼りたい気持ちです。
どうか、アドバイスお願い致します。ほとんどノイローゼ気味です。

(怪獣の母 さん)


怪獣の母さん、こんにちは。
吉川です。

まさにちびっこ怪獣状態ですね。
お察しします。

娘さんはとてもしっかりした自我をお持ちなんだと思います。
そして「こうしたい!」「あ〜したい!」という思いが人一倍強く、そしてまだまだうまくできない自分に腹が立っている、そしてそれを一番信頼できるお母さんである怪獣母さんにぶつけているのでしょうね。


今は信じられないかもしれませんが、ずっとこのような状態が続くことはありません。
後で振り返れば、ちょっと笑えるくらいの通過点です。

まだ1歳ですもの。
はいはい、よしよし…くらいの軽い気持ちで対処できるといいですよね。

怪獣母さんがカンシャクを起こしている娘さんと同じ土俵にいると疲れちゃいますので、少し客観的に見る余裕も必要かもしれません。

そうは言っても、実際、その現場にいれば、それも毎日何回も続けば大変だろうと思います。
でも娘さんの苛ついている気持ちを落ち着かせるためにも、平静を装って、頑張ってみてください。

もう少しして言葉が話せるようになってくると、ぐっと落ち着いてくれると思います。

そして、自我が強い分、いろんなことにチャレンジしていける頼もしいお子さんに育っていかれるのでは…と思います。

負けずに(?)頑張ってくださいね!

(アドバイザー:吉川純子)


こんにちは怪獣の母さん 保育士の浜田です。

通りすぎてしまえば、怪獣キッズのお話しも、笑い話でしょうが、今が大変ですから、笑ってすませないのかもしれません。

でも、1歳の時期は「自我」というやっかいなもの?が芽生えてきます。
ですから個人差はあるものの、怪獣キッズは多いですよ。
何か、自分で・・自分が・・という想いがあるものの、言葉でも伝えられないし、ましてや手足は想い通りに動かないというイライラがあるのだと思います。

前触れがないように見えて、実は言葉でお話しできると理由があるのでしょうが、なにぶん、しゃべれないので噛みつきにもなるのでしょう。
この時期保育所では、1歳児のクラスは噛みつき防止の為に、戸外で遊ばせたり、お互いの距離が充分にあるように小人数になったり工夫をします。昼間どのようにすごしていますか?
梅雨の時期でなかなか全身を使って遊びにくいかもしれませんが。

これからは水遊びがいっぱい楽しめますから、少しはイライラを発散できるかな?
かんしゃくも時期的なもので、自分の想いを相手が理解してくれる様に、言葉で伝えられる様になってくるでしょうから、少なくなってくると思います。

怪獣キッズもじつは、「家庭内暴力?」に訴えるしかない自分がつらいのだと思います。
「かんしゃく、かんしゃく、おそらにとんでいけ!」とおまじないのように
頭や背中やお腹をなでながら、飛ばせてください。
時には楽しく、時には必死に(^o^)
しんどい時期ユーモアをわすれがちです。
怪獣キッズのママなら時には泣きまねもしながら、乗りきってください。

(アドバイザー:浜田栄子)


本当にご苦労様です。
お子さんは健全です。
差こそあれ、このころの赤ちゃんは皆そうです。
コントロールしようとすると辛くなります。
またコントロールしてはよくありません。
自由にリリースしてやりましょう。

泣いたときは、「よう泣きますなあ」
噛み付いた時は「噛みついたら痛いなあ」
怒った時は、「ああ、怒ってる、怒っている」

客観的にモニタリングして下さい。
「こうあらねばならぬ」 と思うと、ご自身や子どもにも負荷がかかります。
Let it be がいいのです。あるがままに笑いながら子をサポートすると子育ては本当に楽しくなります。

そして、子どもの望んだとおり、できる限りサポートする。

お困りの時は、「こうしてほしいなあ」とつぶやきながら、それ以上はアクションをおこさない。

これには、心の余裕が必要かも知れません。
余裕がないと、ついついきつくなってしまいます。

生まれてまた2年も満たない、発達の途上にある、小さな生き物です。大所高所から ゆったり眺める余裕をもてるといいですね。(なかなか大変なことは当然なのですが、、、)

叱ってわかるものなら、いいですが、叱って通用するものでもありません。叱っても効果的ではないのです。効果のないことはしないことです。

魚を盗んでいった、泥棒猫に腹を立て本気で猫に怒っている人はあまり知恵があるとはいえないのと同じです。

(アドバイザー:辛川誠)




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