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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
ママ・パパの悩み 育児のストレス・不安
子供たちの乳幼児期にしっかりと向きわなかったという罪悪感が消せない
3歳半になる男児の双子の母です。

実は双子育児の大変さで心身ともに壊れてしまい、育児から逃れるために子供たちを1歳半で公立保育所に預けました。
預けるために私は仕事に出ました。
罪悪感、子供たちを不憫に思う気持ち、この選択で良かったのかと思う気持ち・・様々な感情を常に抱きながら2年が過ぎました。

子供たちは朝の別れでよく泣いていました。
ずっと胸を締め付けられる思いでした。
「ごめんね駄目なママで、ごめんね・・」
この思いは消えたことはありませんでした。

3歳半になった今、子供たちは保育所にすっかり慣れ、先生方も信頼できる素晴らしい方ばかりでお友達もそれぞれ出来、楽しく通っている様子です。
あのまま家で子供を保育していたら、虐待もあったかもしれません・・。
そうならずに済み、育児もだいぶ落ち着いた今、自分の選択は良かったと思っています。

私は2年続けてきた仕事ををこのたび辞めました。
また働くかどうかわからないけど、少し休養します。
子供たちはそのまま保育所に通っています。
2年ぶりにゆっくりした時間を過ごしています。

今日、久々に写真や子供の衣類を整理しました。
1歳半で保育所に預けた頃の写真が出てきました。
その頃着ていた小さい服やオムツも出てきました。
写真の子供たちはまだ、3頭身くらいでヨチヨチ歩きなんです。頬も手もふっくら赤ちゃんぽい。
本当に可愛い可愛い時期です。
胸がいっぱいになって、こみあげてくるものがありました。
「あの子たち、こんな小さかったんだ。小さいのに頑張って保育所に通っていたんだ・・」
「私はこんな可愛い子供たちから逃げて・・」と思いました。

胸がいっぱいで何て書いて良いかわかりませんが、仕事、家事、育児、2年間走り続けてきました。
いつもいっぱいいっぱいで、子供の成長もゆっくり見届けないほどでした。
気づいたら3歳半になっていた感じです。

過ぎた時間は取り返せません。
痛切に感じました。
子供たちの乳幼児期しっかりと向きわなかったという罪悪感はいつになったら消えるのでしょう・・。
私が気にしすぎなんでしょうか?
気持ちが切り替えられません。
切り替え方を教えてください。

宜しくお願いします。

(ちよ さん)


土居です。私からも少しお話させてくださいね。

私は下の子供が幼稚園に入るまで、家庭の方で子供達を見てきました。
でもイライラばかりして・・・仕事をやめて育児に専念したのに、ちゃんと子供達に接してやってこれたのか、やはり不安には思います。

上の子供の言葉や発達が遅く、「もっと接してやって」という風なことを保健士などから言われた時はとても落ち込みました。

ちよさんは育児のイライラを、仕事と、保育所に子供さんたちをあずけることで、うまくバランスを取ってこられたんだと思います。
早くから先生方やお友達と接する事ができ、お子さん達にも決してマイナスにはなっていないと思います。

私も赤ちゃんの時やもっと小さい頃の子供達の写真を見たりすると、色々な事を思い出します。
特に長女には辛く当たっていた時期があります。
でも今思えば次女よりしっかりしていたのかも・・・と思います。
長女は長女なりにがんばっていたんだなぁ、と思います。
私は家にいましたが、やっぱりせつなく思ってしまうときもありますよ。
みんな、同じだと思いますよ。
その時は必死ですものね。少し落ち着いて、振り返ることができるのだと思います。お子さん達は十分幸せだと思いますよ。

うちの次女ももうすぐ4歳で、そちらのお子さん達と同じくらいです。
長女の時はあまり余裕がなくて、「早く大きくなればいいのに・・・」とか「もうすぐ4歳なのに」とばかり考えていましたが・・・。
まだまだ子育てはこれからですよ!!
まだまだ3歳半。かわいい時期ですよ!いっぱい甘えさせてあげてみては?

(アドバイザー:土居聡子)


こんにちは ちよさん 浜田です。
双子の育児は本当に大変だったでしょ。
近所に助けてくれるお母さんや姑さんなどがいない場合は、本当に夜も昼も、乳児では休まる暇が無いのですから・・。

心身ともに疲れていたときに、ちよさんが、考えていらっしゃるように、保育所に入所したことはよい選択であったと思います。

お母さん(ちよさん)の精神が安定していることが、子どもさんにとっては一番大事と思います。

確かに可愛い1歳の頃は一度ですが、選択はよかったと思われるのに罪悪感があるのはなぜでしょう。

過ぎた時間は取り戻せません。でも、取り戻せないからいいのかもしれない
ですよ。
完全な子育てをしている人は絶対にいません。
みんな悩んだり、嫌になったり、逃げたくなったりしています。

反省や後悔もいいけれど、お母さんの笑顔が一番子どもたちの成長には大切と思います。今、子供さんたちが楽しく保育所に通っていることは嬉しいですよね。今まで頑張ってきた自分をほめてあげてください。
笑顔で子どもたちの成長を見守れるように応援しています。

嫌になったら、仕事に行くのもいいと思います。私もそうでした。
でも、私は仕事に行くのが嫌になって、3人目を生みました。
なんて、ひどい親でしょう!かなり自己中心的な私のような親もいます。

あまり自分を責めないで、気分転換に映画を見たり、ショッピングをしたり、自転車に乗ったり、好きなことをしてみませんか。
(全部私がしていることですが・・・)

子育てをずいぶん祖父母に手伝ってもらってきた私がいうのもおかしいですが、マイペースで子育てを楽しんで欲しいと思います。

(アドバイザー:浜田栄子)


ちよさん、はじめまして、吉田です。

ちよさんのご相談を読み、私自身の今までを振り返り、この4年と少しの生活を考えてみました。

たしかに、子どもに対して負い目はめちゃくちゃありました。いまでも、負い目の心が油断をするとムクムクと起き上がって来ます。

ただ、いつも考える事は、結果よければ、すべて良し。と考えています。

離婚を前提に別居した時、自分が我慢して元に戻れば、子どもたちは、片親にならず、苦労無しで、生活できる…このままで離婚したらどうだろう…果たして生活ができるだろうか?

元に戻った時と母子家庭になった時とのメリット・デメリットを考えました。
結局、母子家庭の道を選びました。

贅沢は出来ませんが、色んな人に助けられ、親子3人楽しく暮らしています。

確かに双子のお子さんを、日中一人でお世話をして過ごすのは、大変な事だと思います。
たとえ、ご家庭で、見られたとしても、誰かの手助けが必要だったと思います。

だとしたら、虐待もあったかも…とご自分でも、気が付いておられますよね。

毎朝泣かれたのは、辛い思いでですよね。
でも、お子さんは元気に保育園生活を頑張ってこられました。と言う事は
ちよさんも、双子のお子さんと同じように頑張ってこられたと言う事ですよね。

赤ちゃんの頃の写真を見て、成長を感じたのも、ちよさんや双子のお子さんが頑張ってこられた証ではないでしょうか?

ちよさんは、お子さんから逃げているのではなく、一緒に頑張ってきたんだと、私は思います。

今、すこし走るのをやめ、又これからの事をゆっくり、ちよさんがちよさんらしく過ごせるように休養して下さい。

フルタイムでなくても、外に出るのもいいとおもいます。
お母さんがいつも生き生き明るく元気でいることが、お子さんのためにも、良い事だと思いますので。

長くなりましたが、子育てにゴールはないと思っています。息切れしないように、私も走ったり、歩いたり立ち止まったりしています。
お互いに、無理せず頑張りましょうね。

(アドバイザー:吉田幸江)


申し訳なかったという気持ちが沸いてくるのですね。
そんなことを思ってくれるお子さんはとても幸せだと思います。
そのとき、そのとき、最善を選択されてきたので今があると思いますよ。
園に預けていなかったら、今のようないい結果生んでいなかったかも知れず、今以上に悔いているかも知れません。「ああ、園に預けておけばよかった、、、」と。

過去と未来の接点が現在です。
我々はこの現在にしか存在することができません。
今を大事にしてゆきましょう。

「世の中は、今日より他はなかりけり、昨日は過ぎつ、明日はまだこず」

(アドバイザー:辛川誠)




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