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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
性格・生活習慣・行動など おとなしい・いじわるされる・元気がない
幼稚園でいじめられている様子
初めまして、よろしくお願いします。
現在3歳11ヶ月の一人息子です。4月から3年保育で私立幼稚園に通わせておりますが、未だに担任の先生にはもちろんお友達共全く口を利かないのです。

最初から「行くのはいや!」と言っていましたが、泣きはしなかったので、バスに乗せていました。2週間程前から突然口数が少なくなり赤ちゃん返りのように甘えて泣いてばかり・・・。
幼稚園も行くのも嫌がり、泣きながらバスに乗せる毎日でした。
他人(近所の方・私の友達)の目を意識してチラチラ見て目が合うと下を向いて固まる始末。

10日前に機嫌のいい時にじっくり聞いて見ると、同じクラスの男の子2人にからかわれたり、行動が遅いと言われたり、おもちゃを取られたり、叩かれたりしたようで「怖い!」と言います。
すぐ幼稚園に行き担任の先生に言いました。
次の日、その子達には先生の方から注意して頂いたらしいのですが・・・。
幼稚園でプールが始まり、本人も楽しみにしていたのに、次の日がプールの日、幼稚園から帰るなり「プールはいや。」何度聞いても「いや」です。10回以上聞いたでしょうか・・・そうしたら、その子達に「プールに入ったらだめ!」と言われたらしいです。

今度は園長先生とお話させて頂き、対処して欲しいと訴えました。
同じクラスなので限界はあるけれど、うちの息子とその子供を接触させないようにします。と言って頂きましたが、どんどん萎縮していき、全く担任の先生に心を開かず、幼稚園では自分の居場所を見つけられない子供をこのまま幼稚園に行かせても良いのだろうか?と悩んでいます。

本人が以前のように笑顔・明るさを取り戻すまで休ませようか?
私自身が昔、言葉の暴力で悩み傷ついた時期がありました。
だから、余計にいじめ(言葉の暴力)に敏感になってるのかも知れません。
息子は平均より身長も低く、言葉も達者ではなく、まだ赤ちゃん赤ちゃんしたところがあります。
近所の方やその子供達と遊ばせたり、家の方ではできるだけ、他人と交流を持つようにさせていますが、同年代の子供と遊ぶまで30分程時間がかかります。
でも遊びだすと元気に明るく走り回っていますが・・・。

小さい時から指しゃぶりをしなかった息子は、ほとんど1日中指しゃぶりをし
オチンチンをさわっています。
これは注意してはいけないのですね?

長くなってしまいましたが、良きアドバイスをお願いします。

(たか さん)


たか さん、ご相談いただき御礼申し上げます。旭幼稚園、副園長の井上です。ご相談内容、拝見いたしました。たかさんのお母様として、わが子を思いやる気持ちが伝わってきました。心中お察し申し上げます。

今回のご相談例ですが、実際に現場で見たわけではないので、ちょっとピントがずれている回答になるかも知れません。その点、ご了承ください。

子どもの世界は複雑です。また、人生経験が少ない。知っている言葉・知っている表現も限られています。ですから、本人にはその気がなくとも、相手には違う受け止め方をされてしまうことも多々あります。

例えば「だめ」という表現にしても、大人なら「危ないから注意してくださいね」「慣れていないと危険が伴いますから、注意しましょう」等々、相手を気遣って意見することも可能です。でも、子どもは(知っている単語も限られてしまいますので)「だめ」という強い表現になってしまします。正確に言うと(そんな遊び方をしていると危ないから)「だめだよ」と表現したくとも、相手には上手く伝わらない…。こんなことだって多くあります。

私の園でもよくあります。「年長さんがイジワルする」原因はだいたいこの種の「おせっかい」です。本人にはイジワルしたという自覚が全くありません。むしろ善意で行なったこと、くらいに思っています。それだけに始末が悪いということもできます。これは言葉を数多く獲得して、相手の気持ちを察することができるようになれば、解決します。

今回のご相談内容、この種のことであるならよいのですが…。
園長先生も担任の先生も、お気遣いしてくださるようですから、ここはしばらく幼稚園にお任せしてみてはいかがでしょうか?

(アドバイザー:井上智賀)


たかさん、こんにちわ。
えんどうです。

お子さんが傷ついている姿に、すぐに担任、園長へと話をしに行くという行動をおこしたこと、お子さんを思う気持が伝わります。
担任にも心を開かなくなるほど、怖い思いをしているのでしょう。
おかあさんは、お子さんのいろいろ傷ついた気持を、とにかく受けとめ、共感していき、ねぎらいの言葉をいつもより多くかけていくと、笑顔、明るさをとりもどすかもしれません。

そしてお子さんに、嫌な思いをしない方法は、どうしたらいいか、考えることを少しずつ促すように接してみては、いかがでしょう。
嫌な時は、いやと言えるようになると、お友達関係が少し変わってくるかもしれません。

(アドバイザー:遠藤けいこ)




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