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言葉が遅く、多動症ではないかと気になっている |
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相談したい子供は2歳9ヶ月になる男の子で、言葉の発育・落ち着きが無い等、世間で言う「多動」ではないかと悩んでいます。 言葉については、ほとんど単語らしい単語が出てきません。聞き方によっては「おっとー(父親に対して)」「じったん(祖父に対して)」、食事中に「おーいしっ」と聞こえる程度で、後は宇宙語の連発です。2文語なんていつになるのか不安でしかたありません。 ただ、人に思いを伝えようとする努力はしてるようで、冷蔵庫の前に親を引っ張りつれては自分で冷蔵庫を開けて「これを取れ」といわんばかりに親の手を持っていきます。また、飲んでいたお茶が無くなれば、空のコップを親に渡して冷蔵庫へ直行します。他にも色々要求する態度は多々見受けられます。 ですが、どうしても言葉で伝えてこようとはしません。(小さい子供が言いそうな「ぶーぶー」や「ワンワン」等も言いません。車や犬を見てはそのように問いかけているのですが・・。)
そして落ち着きが無いという点ですが、買い物へ出かけるにしても一人でどこかへ走って行こうとしたり、それを抑えようとすると強くゴネます。また、公園で他の子供たち(同世代)が数人で遊んでいるにもかかわらず、他で遊んでいる小学生の遊びに交わろうとしたり、まったくかかわろうとせずどこか別の方へ走っていったりと、一箇所に留まる事を知りません。動き回っているのは家の中でも同様です。 一方で、お風呂へ入るときは脱いだ服を自分で洗濯籠へ持っていったり、父親が飲んだビールの空き缶をゴミ箱へ持っていったりと、おりこうさんになってくれる行動もよくあります。
言葉が遅いため、トイレトレーニングなども遅れています。半年もしないうちに幼稚園の入園手続きの時期がやってきますが、言葉に加えて落ち着きが無いという状況ですので、普通に入園できるかも心配です。 色々なホームページを見ると子供の状態がどうしても「多動症」と重なって見えます。
これまでに記した状況は、今の年齢・月齢であり得る状況なのでしょうか。「幼児期は個人差がある」との言葉をよく耳にしますが、そうであってほしいと思います。(近く専門機関にも足を運んでみようとも思っていますが、その前にアドバイスを頂ければと思い相談させてもらいました。)
(こうろん さん)
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土居です。私からもすこーしだけ・・・。
うちの長女も言葉が遅くて3歳前には単語数個(略語やはっきりしない言葉ばかり)でした。2語文が出てきたのは3歳過ぎです。
うちは早生まれだったので、幼稚園に入園した当時はほとんどおしゃべりができなくて、おむつもまだの状態でした。 そんな長女も夏休みにおむつが取れ、言葉も徐々に増えていきました。 小学生になった今は、まだ少し不明瞭な発音もありますが、とてもおしゃべりな子供になりましたよ(笑)
下の子供の言葉の発達は普通だったのですが、2人とも言葉が増える前は宇宙語がとても多かったです。 なのできっとこうろんさんの息子さんも3歳ごろには言葉が溢れ出すようにおしゃべりできるようになるんじゃないかと思います。
あと多動症の事ですが、小学校でも参観に行くと落ち着きのない子はいます。(長女も含めて) しかし多動症だと机にもついていられないらしいです。 息子さんの場合まだ3歳前ですし、多動症というよりは「好奇心いっぱいのお子さん」という感じがします。
3歳児健診があるのであれば、そこで一度相談するのもいいかも知れませんね。
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(アドバイザー:土居聡子) |
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こうろんさん、こんにちわ。
えんどうです。
とてもよくお子さんのことを観察してらっしゃいますね。
そんな中で、あーなのではないか、こうなのではないかと思いがふくらみ、不安が増大してくることもあるでしょう。
人はそれぞれ個人差があります。
お子さんに会ってないので、大丈夫ともいえないと思います。
また、多動というのも、その人の見方によって受けとめ方がちがうと思いますので、実際に会ってみないと何とも言えないと思います。
こうろんさんが専門機関に足を運んでみようと思ってらっしゃるのでしたら、安心のために、行ってみるのもいいかもしれません。
専門機関に行けば、今のお子さんに必要な接し方の指導を受けることも可能だと思います。
言葉の発達、落ち着きの無い時にどう接していけばいいか、大人の接し方でずいぶん発達する姿を実践でみています。
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(アドバイザー:遠藤けいこ) |
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こんにちは、こうろんさん、浜田です。 本当に言葉は随分個人差があります。 3歳の誕生日を過ぎてから、今まで貯めていた分を吐き出すかのようにいっぱいしゃべり出した子もいますし、2歳前からいっぱいお喋りをする子もいますし・・。
行動についても、だいたい男の子は多動ではありませんか。まだ2歳9ヶ月ですし、じっとしていないのが子供だと思っています。これも個人差はありますが、静かな時は何かいたずらをしているときか、食べているときだよねというくらい、男の子は、よく動きます。
我が長男は本当に多動で、4歳後半ごろより折り紙に興味をもつようになり折り紙の時は座っていましたが、座って何かをするのは苦手でした。学校では「落ち着きがない」とよく言われました。 今は成人して普通に?仕事もしているようですが、親としてはまだ少し心配です。 親元を離れているのですが、いつまでたっても親は子供のことを心配するものだとつくづく、自分にあきれております。 わたしはこんな先輩ママですからアドバイスにならないかもしれません。
お子さんは発語は少ない様ですが、洋服を片付けたり、空き缶をゴミ箱に入れたり、みとおしが分かって行動できる時もありますし、相手に伝えるための手段も自分なりに考えて、コミニュケーションをしており、個人差の範囲かもしれません。
生活全般(社会性、言葉、生活習慣、あそびなど)を考慮されて専門家に相談され、子育ての見とおしができて不安が解消されるなら、1歩前進と思います。
私は保育士をずっとしていましたので、子供のことを心配しながらも、日々の忙しさに追われて、気が付いたらみんな大きくなっていたという今日この頃です。 こうろんさんもあわただしい子育てはあっという間に過ぎていきます。 どうか、心配したり、笑いあったり、遊んだりしながら楽しんでください!
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(アドバイザー:浜田栄子) |
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お便りを拝読させていただきました。
こうろんさんと同じ悩みや不安をお持ちのお母さん方は、すごく多いですよね。 やはり、これは昔と違い色んな情報があるために、少しの行動の変化でも不安になるんですよね。 でも、逆に、これは、こどもたちの行動や成長に関して色んな方向から見れるという、いい点もあると思います。
さて、2点だけアドバイスです。
まず、もっとも多い「言葉の遅れ」の部分なんですが、他のアドバイザーの方と僕も同じなのですが、やはりこれは時間と共に解決していくと思います。 こどもさんの成長は個人差があるため、多少他のお友達より遅れてみえることもあるかもしれませんが、ゆっくりと少しづつ覚えていくものです。宇宙語というのも、この時期しか話せません。 逆に今、この宇宙語をしゃべっている時期が大切です。 わかってないようで、こどもたちはちゃんと理解しています。言葉がつながらないときこそ、こころからこどもたちに接するのが一番ですね。
多動症の点ですが、多動と「落ち着きがない」のは違います。 今の時期、逆に「落ち着きがある」方が怖いように思います。これは 別の点で心配です。 「落ち着きが無い」のは「興味が多いこと」です。 色んなものを吸収しはじめているはず。 逆に今は、「この子は何に興味があるのだろうか?」という感じで見てあげた方が、もう少し成長した頃に役立つと思います。 すごくおりこうさんな行動もとっているようなので、あまり心配せずに、しばらくはこどもの色んな興味を一緒に楽しむようにすることが大切なのかも しれません。
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(アドバイザー:岸本元気) |
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