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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
幼稚園・保育園登園拒否・行きたがらない・登園後の後追い
2年間楽しく通っていたのに、最近になって急に登園を嫌がるようになった
5歳10ヶ月の男の子の母です。子供は一人っ子で、おとなしく几帳面な性格です。

3年保育で幼稚園に入り、この春年長組になりました。5月くらいまでは普通に通っていたのですが、6月に入った頃から登園を嫌がるようになりました。
今まで、入園時に「おうちがいい」といって行きたがらないことや、乱暴な男の子の遊びについていけず泣いて嫌がったことがあります。でも、それはすぐに乗り越えてきました。
年中の時は、嫌なこともあったようですが、行かないと言ったことはありません。

ところが、このところ急に嫌がるようになったのです。
最初は、「七夕の工作が難しいから」といっていました。先生にも相談し、フォローしてもらうようになり、(でも、他の子に比べて出来ないわけでもないようで、普通にこなしていたそうです)制作も終了しました。

すると今度は「給食が嫌だから」と言い出しました。年長になってから、なるべく残さず食べるよう、全部食べたらシールを貼るようになりました。それがどうも苦痛のようで、シールのために無理して食べていたようです。
食欲は旺盛な子で、量は大丈夫ですが嫌いなものも食べなくては、と思い詰めていました。
もちろん、食べることは強制されていません。だから「残してもいいよ」というのですが、「シールが貼れなくてもいい?」と気にします。そのうち、「シールがあることが嫌」とまで言うようになりました。
「シールなんて全く貼らなくてもいいよ、食べられなくたっていいから」と励ますと、少し安心した様子を見せましたが、「給食シールが大丈夫でも、また他に嫌なことが出てくるかもしれない」と。結局、幼稚園に行くことが嫌で、理由は付け足しのようです。

過去の質問を拝見しても、こういう例は多いようですが、自分の子のこととなると、対処が分からず、悩んでいます。

園では毎日普通で、お友達もいて、ニコニコしているようです。課題もきちんとこなし、何の問題も無いように見えるので、先生も驚かれたようです。園では今まで、「手のかからない子」と見られていたようで、今回の件まで先生は子供のことを注意していなかったようです。優しい性格なので、途中入園のお子さんをわざわざ同じグループにしたりとか・・・(その子とは仲良くなれました)
園から帰っていろいろと出来事を楽しそうに話してくれ、たいてい、もう大丈夫だから幼稚園行けるよ、みたいに言いますが、夜になると大泣きで、朝も「幼稚園嫌。幼稚園怖い。我慢できないほど嫌。どうしても嫌。幼稚園もう止めたい。・・・・でも、我慢していくよ。」と言うのです。まだ、休ませたことはありません。朝は私が自転車で送っているので、前よりもゆっくりと出かけています。(子供が落ち着くまで待って) 以前は門のところで元気に「行って来ます」と一人で入っていましたが、最近は教室まで手をつないで送っていき、先生と少し様子をお話しするようにしています。

どうして2年2ヶ月、普通に通っていたのが今になって急に、といろいろ原因を考えています。
年長になって、やることも増え、工作も合奏も体操も難しくなっていて、忙しいのが嫌なのかも。また、父親が仕事上の悩みで、よく暗い顔をして愚痴っぽいのが影響しているのかも、と少し反省していますが、それはここ3年くらいずっとそうなので、今更、とも思います。
また、反省してもやっぱり「いつも溌剌としたお父さん」になるには厳しいようです。(すっと暗い訳ではありません)

他にストレスと言えば、6月の頭に、従兄弟たち(1年と4年生)にあったとき、ゲームボーイを持っていて、ずっと欲しがっていたので、義父が「買ってやる」と言ったのを断り、泣きわめくのを説得してあきらめさせたこともあります。それは我が家の教育方針で、まだ早いと判断してのことです。

今日も朝から少し泣き、あきらめたように登園しました。
こんなに泣くのなら休ませた方がいいのでは、と思うこともありますが、そのまま行けなくなったらどうしようとか、来年小学校に行けるようになるのか、とか、不安です。また子供は几帳面、真面目、神経質なところがあり、「休む?」と聞くと「ずる休みはいけないよ」と言います。子供の性格からして、「ずる休みをした」→「悪いことをしたから叱られる」→「幼稚園行けない」となりそうです。実際、連絡帳にシールを貼り忘れただけでひどく気にして、何度も「大丈夫かなあ」と聞いてきます。(最近特にひどいのです。)

また、自分自身、子供が本当に幼稚園に行けなくなると、一日、本来幼稚園に行っているはずの子供と過ごすことに自信がありません。今でも、つい幼稚園を嫌がることを叱ってしまうのに、一日中いらいらして子供を傷つけそうな気がして怖いのです。
今、子供にどう接して対処していけばよいでしょうか。もうじき夏休みですし、夏休み明けに登園できるのか、ますます不安になります。
毎日、泣く子を励まし、「きっと前みたいに平気になるよ」「お母さんとお父さんと先生は味方だよ」「あわてなくていいよ、そのうちうんと強くなって、嫌だなんておかしいなって思うよ」「お友達もあなたがこないと心配で、寂しいよ」「楽しいこと、いっぱいあるよ」「そんなに嫌なのに毎日行って、本当に偉いね。頑張ってるね。」そういって送り出しています。
でも、これからどうなるのか不安で仕方ありません。
アドバイスお願いします。

(トモ さん)


トモ さん、ご相談いただき御礼申し上げます。旭幼稚園、副園長の井上です。ご相談内容、拝見いたしました。たしかに年長さんになって、急に登園をいやがるようになるとご心配ですよね。心中お察し申し上げます。

ご相談文を拝見したところ、トモさんの対応やお子さまの気持ちを汲み取り、その場その場における対応など、本当に素晴らしいお母様だな、と敬服いたしました。原因はご家庭にあるのではないでしょう。ゲーム機でもないと思います。

すると原因は…。先ずトモさんのお子さま、非常に神経がこまやかで、几帳面。お友達の面倒もよく見てくれる。善悪の判断もよくできる、正義感の強いお子さまとお見受けいたしました。
多分、幼稚園でも先生の言う事をよく聞き、お友達が間違ったことをしていると「それはいけないよ」と注意したり、幼稚園の活動の中で、先生が「子どもからこんな提案があったらいいな」と思う時、「先生、これやろうよ!」と提案してくれるようなお子さまなのでしょう。(私は「教員補助者」と呼んでいます)

それだけに、年長さんになり、自分たちが幼稚園のリーダーになった、という自覚が他のお友達より強いのでしょうね。「しっかりしなければ」「下の学年のお友達の面倒を見なければ」そんな責任感が人一倍強い。「こうあらねば」という理想がしっかり確立されている。
でも、本当にそうなれるか。自分でも不安なところがあるのでしょうね。

ですから「製作が難しい」「給食がいや」などはトモさんがご指摘のように「つけたし」。後から考えた理由でしょう。幼稚園生活が何となく不安。それは自分たちが園生活のリーダーとして、幼稚園の最上級生として、みんなから期待されている、ということを感じ取ったうえでのプレッシャーだと思います。(ただ、私は「全部給食を食べられたからシ−ル」という方法は賛成できません。食の太さだって個人差がありますから、それを無視した方法と思います)

これは何度か発表などを経験して、「自分でもできる」「大丈夫」という自信がつかないと根本的な解決にはなりません。多分、最初の発表の場(運動会になるでしょうか?)が近くなると、同じような症状が出るかも知れませんが、「上手にできるんだから大丈夫」「失敗したっていいんだよ。一生懸命やれば、それが一番いいこと」ということをお話いただき、なんとか乗り切ってください。「これで大丈夫」という自信がつけば、今までのことが嘘のように直ることと思います。長期戦になるかも知れませんが、トモさんの接し方に間違いはありません。そのまま見守り・励ましてください。一度自信がつくまでの辛抱です。

(アドバイザー:井上智賀)


こんにちはトモさん、漆です。
お話を伺う限りでは、とても優しく頑張りやさんのお子様であると思います。
園で何かの不安や出来事がきっかけでこわくなってしまい、これから始まることに対して自信がなくなっているのではないでしょうか。今まで頑張っていた分一気に来てしまったのかもしれませんね。

そしてお話からはお子様はとても「お母さん大好き」というのがよくわかります。
しっかりとした強い絆で親子関係が出来ていると思います。だから今まで頑張ってこれたのでしょうね。今は少し不安が大きく、園生活にも積極的に頑張れないのかもしれません。そこで「登園拒否」をしてお母さんと一緒にいたいという気持ちが大きいのでしょうね。

トモさんはとても優しくお子様のために励ましてあげているのがすごくわかります。
その気持ちはきっとお子様に通じるはずです。
ここはお母さんの大きな愛情で見守っていってあげてください。お母さんの不安な気持ちを見せずに、笑顔を見せてあげてみては?またおうちでお子様と遊ぶ時間を増やしてあげてみてはどうでしょう。本気で遊んでみてはいかがでしょう。

今から夏休みの計画をお子様と綿密に立ててみてはどうでしょう?
楽しい話はとても気持ちをやわらげてくれますもんね。

(アドバイザー:漆亜希子)


トモさん、はじめましてこんにちは。藤原です。

ご相談内容から、お子様はとても感受性が強いように思えました。

幼稚園が嫌なのにどうして「我慢して行くよ」というのかなと、私はとってもその言葉が気になりました。

恐らくいい子でいるとみんなに嫌われないということを本能的に感じていて、知らず知らずに「いい子」「手のかからない子」をしてきたのではないかなと思いました。

大人はどうしても、「いい子」「手のかからない子」に甘えてしまい、手がかかる方に目がいってしまいがちなので、寂しかったのかもしれません。

幼稚園に行きたくない理由が次から次へと出てくるのも、もしかしたら「もっと心配して欲しい」「もっと注目して欲しい」という表現で、本当はもっと「甘えたい」のではないかなとも感じました。

いい子でいないと嫌われてしまうのではないか、また、励ましが逆にプレッシャーになっているのかもしれません。

感受性が強いと、どうしても自分の気持ちよりも周りの目が気になってしまい、行動が臆病になってしまいがちです。

その臆病がもしかしたら登園を拒否するような行動につながっているのかもしれないですね。

たいていは、幼稚園に行ってしまえばその日一日は、幼稚園に行くのを嫌がっていたのが嘘だったのではと思うくらい、お友達と仲良く楽しく過ごすことができて、心配していたことは何もなく、無事に幼稚園の生活が終わるんですよね。

心配していたこともなく、楽しくすごせたから、お母さんに、幼稚園であったことを楽しそうに話してくれるのだと思います。

でも夜になると、明日の幼稚園が心配になってくるのでしょうね。
どんなことがあるんだろう。大丈夫かな。できるかなって、先のことを考えすぎてしまって不安になってしまうといった状態だと思います。

「嫌」というよりは、「不安」なのだと思います。
失敗を恐れているのかなと思います。

失敗してもどうにかなるんだから大丈夫だよということを、体で感じとらないことにはその不安は解消されないように思えます。

まずは、トモさんの不安を解消することです。
少なからずママの「大丈夫かな」という気持ちが伝わってしまうからです。

お子様は、一番大切な思いやる心を持っているし、お友達もいて幼稚園に行ってしまえば楽しんでいる様子ですから、幼稚園が嫌いな訳ではないと思うので、絶対に大丈夫です。

今度、幼稚園で楽しかったお話をしてくれた時に、「楽しそうにお話してくれるこの時間が一番好きだな」ということを言葉で伝えてみてはどうでしょうか。

子どもは喜んで貰えると「また喜んでもらいたい」と思います。

今までは、怒られるからやらないといけない、嫌われちゃうからやらないといけないと思いながらやっていたことが、今度は、喜んでもらうためにやりたいに変わるかもしれません。

そして、やる気がでてきます。
やる気は、不安をやわらげてくれます。

ありきたりなアドバイスしかできませんでしたが、少しでもトモさんとお子様の不安が和らいでくれるようになるといいなと思ってます。

今度もきっと乗り越えられると思います。

幼稚園最後の夏休み、いっぱい一緒に遊んで、楽しい思い出を作ってくださいね。

(アドバイザー:藤原ゆみ)


はじめまして、岸本です。

お手紙を拝読いたしました。

すごく優しい、いい子ですね。
ご両親とくにお母さんの対応もすごく温かく、なんの悪い点も、問題もありませんね。

文面には、色んな内容が書かれてありますね。

それは、多分「自分のやり方が間違っていたのでは」という不安なんでしょうね。

確かに、こどもさんのこころの中には何かの不安があることは、間違いないとは思います。

でも内容から拝見すると、こどもさんにも本当はわかっていないように感じました。

2つほど、アドバイスするとすれば、

まず、「こういうこと」は、あります。

「特別なこと」だとは思わないでください。

こどもさんには、わかりますよ。
お母さんが特別なことと思っていると、こどもさんの心の中で「こんなことしちゃ悪い子なんだ」って思うはず。

まず、先入観を取っ払ってください。
この子は、なにも変わっていません。

もう一つは、「自信」です。

これは、お母さんの自信です。
大丈夫って本気で思って本気で言ってあげてください。

お母さんの不安は、微妙にこどもたちのこころに影響を与えてしまいます。
お母さんは、こどもにとっての絶対の愛である以上、今の時期、不安かも知れませんが「大丈夫」って信じてください。
こどもさんのこころには確実に伝わってきます。

こどもにも親にも意識があるように、家族にも「家族の意識」があります。

「家族の意識」は、一番弱い柔らかい部分に影響を与えてしまいます。

だからこそ、お母さんが自信を持って包んであげてください。

それと今まで、本当に頑張りやのいい子だったので、どこかで、本当は「もっと甘えたい」のかもしれません。

その「お母さんと一緒にいたい」気持ちが「通園拒否」としてしか表現できないのかもしれません。

安心して、元気な夏休みを一緒に過ごしてあげてください。

(アドバイザー:岸本元気)




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