 |
遊びにいったおうちで、お友達のおもちゃをほしがり、持ち帰ってしまう |
|
5歳の長男の事でご相談があります。 遊びに行かせてもらったお宅のお友達のおもちゃを欲しがるので困っています。 ファーストフード店のおまけやビー玉1コなど、確かに小さい物ではあるんですが、いつものことなので悩んでいます。 先日はあげるといわれていないと、本人もわかっている物を持って帰ってきたので、つい私も感情的に「どろぼうはおまわりさんに捕まるよ」と叱ってしまったので、その事はこのページをみて、反省しました。 自分の持っていない物を欲しがるのは普通の事だとも思うのですが、遊んだ後は何も貰わずに帰ってきて欲しいんです、うちに来る他の子の様に。
息子はお店に行っても同じで、必ず何かを欲しがります。ただ、アメやチョコは「まだ家にあるでしょ」といえば諦めるし、おもちゃは「サンタさんにお願いしようね」「お誕生日にね」と言えば納得するので、駄々をこねて無理にガマンしている様にも思えません。おもちゃが人より少ないとも思わないので、性格なんでしょうか。
「みんなが違うおもちゃを持ってるから、一緒の時に楽しいんでしょ」とも言ったのですが、これからどう対処していけばいいかアドバイスいただければ助かります。
また、私はこういう時、すぐに感情的になってしまって子供を追い込むような言い方をして、傷つけてしまったなって反省する事がよくあるんですが、一息つくいい方法も合わせて教えて頂けるとうれしいです。 お願い致します。
(ひつじママ さん)
|
|
 |
お店では我慢できるようなら、ダメだということは理解できているんでしょうね。
「もし、あなたのおもちゃをお友達が勝手に持っていっちゃったら、どう思う?」 「大事なおもちゃなのに、ちょうだいって言われたらどうする?」 と問いかけて、お子さんなりに考えさせてみてはどうでしょうか。
相手の気持ちを考えさせることで、解決策が見えてくるのではないでしょうか。 誰でも人のものは良く見えますもんね。 小さい物でもその子は宝物にしてるかもしれない、でもお友達だから嫌と言えない・・・。
お子さんの大切な物を例にあげたりして、一緒に考える時間をとると、変わってくると思いますよ。
|
(アドバイザー:樋口夕子) |
|
 |
ひつじママさん、こんにちは。 吉川です。
お返事が遅くなってごめんなさい。
お友達のものを欲しがるのは誰にでもあることだと思いますが、持って帰ってきたり、毎回「欲しい」と言われると、母親としては、「なぜ?」という思いとともに、悲しくなったり、不安になったりしますよね。
お店で我慢できない子どもも多いですが、それは我慢できるんですよね。 だから、何が何でも、我慢が効かない訳ではないので安心ですよね。
持って帰ってきたときの対応も、今ひつじママさんがされているように、おもちゃの持ち主のお子さんの気持ちに気づかせる方法で充分だと思います。
感情的になってしまうのは誰でもです。 でもそれに気づいているひつじママさんなので、きっと大丈夫。 深呼吸をしたり、人の目を気にしたり(窓を開けて叱るのも手です!)、お互い、感情的なままで叱ることを少しでも減らせるよう、頑張りましょうね。
|
(アドバイザー:吉川純子) |
|
 |
土居です。 ご指名ではないし、たくさんのアドバイザーの方をご指名なさってますが、うちも似たようなことがありましたのでお話させてくださいね。
上の娘がやはりお友達のおうちに行ったときにもって帰ってきてしまった事がありました。ささいな物だったのですが、やはり私も「いけない事なんだよ」と注意しました。
私は「どんなに小さな物でもいけないんだよ。とっても大事な物ってことも あるし、○○(長女)だってお友達が遊びにきて、勝手に持って帰ったらいやでしょ?明日「間違えて持って帰っちゃった」って謝って返そう」と説明しました。 長女は約束どおりお友達に幼稚園で返してきました。 でも結局「あげる」と言ってくれたそうでまた持って帰ってきたのですが(笑)
「おまわりさんに捕まるよ」というより「お母さん悲しいよ」とか「お友達でいてくれないよ。遊んでくれなくなるよ」と身近な人を出して注意するほうが、効き目はあるかと思います。 一緒に謝って返しにいくのもいいかも知れませんね。 参考になれば幸いです。
|
(アドバイザー:土居聡子) |
|
 |
こんにちは ひつじママさん 浜田です。
みなさんがアドバイスされているように、どの子も、このようなことがありますよね。 2歳前後から人が持っている物を欲しがってトラブルになります。 側に同じ物があるのに、友達がもっている物がいいんですよね。
繰り返し、話していく事がやはり必要と思います。 ぱっと、行動が変わるという事は無理と思いますが、ほしい時に自分で我慢することが出来た時は、あるいは促されて我慢できた時でも、誉めてあげて下さい。心の成長は目には見えにくいけど・・きっと成長していきます。
> すぐに感情的になってしまって子供を追い込むような > 言い方をして、傷つけてしまったなって反省する事が > よくあるんですが、一息つくいい方法も合わせて教えて > 頂けるとうれしいです。 > お願い致します。
私も我が子には感情的になって追いこんでしまうことがあり、後で反省するタイプだったのす。だから、目の前に子どもがいるとついつい言ってしまいがちなので、子どもさんから離れた場所にいくとか、時間をずらすとかすると、少しでも冷静になれるかもしれません。 私は一人になって問題を整理する時間を作っていました。 うまく出来たとは言えないですが(~_~メ) 一人になると子どもさんも考える事ができるのでは・・。
|
(アドバイザー:浜田栄子) |
|
 |
はじめまして、ひつじママさん、吉田です。
沢山のアドバイザーの方からアドバイスがあったと思います。
残念ながら、私の子どもは、同じ年のお友達の家に行った事も無く、まだ遊びに来た事もありません。
なので、良くわからないのですが、時々長女は団子虫や石を拾って持ちかえろうとします。 そんな時、「団子虫をこのままおうちに持って帰ると、団子虫のお父さんやお母さんが心配して探すよ、かわいそうやん、妹やお母さんが誰かに連れて行かれたらどうする?」
立場を置き換えて話しをします。 自分がされた嫌な事は、人にはしないと。
お子さんも、お菓子やおもちゃなどは聞き分けているようなので、根気良くお話ししてはいかがでしょうか?
ちゃんとした、アドバイスでなくてすいません。
|
(アドバイザー:吉田幸江) |
|
 |
こんにちは、ひつじママさん。吉岡です。
まだ自分の物と他人の物の区別が出来ないのですね^^。 幼児期には珍しくないことです。ただし、黙って持ち帰ってしまうようになると、困りますね。
これだ!というマニュアルは無いのですが、お子さんの発達段階を知っていると、母親としても少し気持が「楽」になるのではないでしょうか?
ひつじママさんが今しているように「誕生日にね。」とか「サンタさんにお願いしようね。」などと言って納得するようであれば、ここは辛抱強く、言ってきかせる時期なのでしょう。 5歳という年齢からも、わかってくれるのも、そう遠い時期ではないように思われます。
小学生になっても、内容の違いこそあれ「○○君が買った△△ゲームが欲しい。」とか「××ってカード、みんなが持っているから買って〜」などと、しつこく言ってました(私の子です(^^ゞ)。
一息つくいい方法、私も知りたいです。私が勉強している高齢者福祉の分野では、感情的な言葉よりも、前向きな言葉でコミュニケーションをとることで、相手を認めることが信頼関係を築く上で大切だと教わりました。例え ば、家の廊下をドタバタ走っている子には「うるさい!静かにしなさいっ。」と言うのではなく「廊下は歩いた方がいいのよね。」という方向で 声をかけるように心がけるということです。(私も前者になってしまいますが・・。)
何か参考にしていただけたら、幸いです。
|
(アドバイザー:吉岡博子) |
|
 |
ひつじママさん、こんにちは漆です。 お友達の物って楽しそうに、よく見えてしまいますよね。 大人も同じかも...。
お店で我慢できるのですから、頭の中で理解出来ていると思います。えらいですね! うちの子は品物を持ってレジに並んでいます...。
お友達のおもちゃはお友達がとても大切にしていることを何回か伝えて、自分の大事な物と置き換えて話していけば理解できると思います。動物や、TVのキャラクターに置き換えて話してみても心に残るかもしれませんね。
> また、私はこういう時、すぐに感情的になってしまって > 子供を追い込むような言い方をして、傷つけてしまった > なって反省する事がよくあるんですが
自分を省みる素敵なお母さんですね! 私も言ってしまったあとで泣いたり反省したりします。 顔を見るといいたくなるので、少し離れたり、家事をしたりして落ち着くまで気を紛らわしたりします。 私の子は私の怒りを察知して「ママ好き」と嫌われたくない一心で言ってきます。 そのたびに「ママ、言い過ぎたねごめんね」と謝っています。でもママの気持ちもわかってね、と言っています。
少しでも参考になれば幸いです。
|
(アドバイザー:漆亜希子) |
|
 |
ひつじママさんこんにちは。はじめまして藤原です。
遊びに行った先のおもちゃを欲しがり、困っているとのこと。
お友達が持っているおもちゃって、特におもしろそうで欲しくなる気持ちわかります。
あげるといわれていない物を持って帰ってきたときは、ひつじママさんもびっくりしたことでしょうね。
私の子どもが同じことをした時には、怒る前に多分、 「やばいよ。どろぼうになっちゃうよ。どうしよう。」 とドキドキしてどうしたらいいのかパニックになってしまうかもしれません。
だからひつじママさんがとっさに、「どろぼうはおまわりさんに捕まるよ」といってしまったのも無理ないなと思います。
子どもを追い込んでしまったのでは?と気が付いたということは、これは子どもにとってマイナスなんだと理解しているからだと思います。
気が付いた時点で同じ事を繰り返さないように誰かに相談し、多くの沢山の意見を聞き参考にすることはとってもいい方法です。
私の考えも参考になればいいのですが・・・。どうでしょう。(笑)
まずは、あげるといわれていない物を持って帰ってきたことに気が付いてよかったですね。 隠したままだと、処理する方法(どうやって返すか)がみつからず、大人になってもずっと傷に残ってしまう可能性があるからです。 または、見つからなかったからまたやろうと同じ事を繰り返したりするからです。
恐らく、盗む(どろぼう)という意識はなく、欲しいという欲求を満たすだけの行為だったのではないかと思いますが。
この場合、わかった時点で、 「あげると言われていないものを持ってくることは、いいことかな。わるいことかな。」 と、単純に答えられる方法で質問してみればよかったかなと思いました。
もうひとつは、やはり、 「しらないうちに、自分のおもちゃが誰かに持っていかれちゃったらどう思う?」 という具合に、自分自身に置き換えて説明できればよかったですね。
なかなか冷静になれず、怒ってしまいがちですが。。。
何か欲しがる時に、欲しがることを我慢させる言葉がけをしているようですが、それは、その場しのぎの答えにすぎないような気がします。
おもちゃが欲しいという「欲求」に対して、何の解決にもなっていないからです。
すぐにできることとして「今は駄目よ。」から、「〜だから駄目なんだよ。」と変えてみて欲しいなと思いました。
そして余裕がある時に、一度子どもの話をゆっくり聞いてみてはどうでしょうか。
まず、「どうしてこれが欲しいの?」と聞いてみて、答えさせる。 答えを繰り返し、「〜だから欲しかったんだぁ。」と理解する。 そして、「そうだね、欲しいねぇ。」と共感する。 その後、どうして駄目なのかを話してみてはどうでしょう。 「これを買えるお金を持ってこなかったんだ。だから買えないの。ごめんね。」 でもいいし、飴が欲しいといわれたら、 「虫歯になっちゃって、痛い思いをするのがかわいそうだから、買えないの。ごめんね。」 などなど。こういう理由だから買えないということをわかって貰い、買ってあげたいけど買ってあげられない、だから、ごめんねとあやまる。
「おかあさんも欲しいのか」と、共感してくれたことで満足する場合があると思います。 「欲しいけど、〜だから駄目なのか。じゃ仕方ないか。」と諦めてくれるかもしれません。
また、お友達の家にあるおもちゃが欲しいといったら、 「貰っちゃったら、今度お友達の家に遊びにいったときに、このおもちゃで遊べなくなっちゃうよ。また遊びに行った時に、このおもちゃで遊んだ方が楽しいと思うけどな。」 とひつじママさんが貰っちゃったらどうなるか、どうしたらいいか、貰わないで楽しむ方法はないかなど、「こう思うな」と提案してみるという方法もあります。
予想できることは、出かける前にお約束をしてみるという方法もあるかと思います。
なんで、これがここにあるのか、なくなったらどうなるのかが、わかってもらえるようになれば、徐々にセーブできるようになるのではと思います。
なんでだろう。どうなるんだろう。どう思うんだろう。 一緒に考えられる余裕があるといいですね。
それから、一息つくいい方法。。。 私もいい方法があったら知りたいです。 とっさの出来事にはなかなか難しいですよね。
一息というくらいですから、何か言う前に、深呼吸をしたり、一度目を閉じてみたり、空を見てみたり、とにかく、別の空間に瞬間移動する方法が効果的なのかなと思います。
自分にあった方法が必ずあると思いますが、自分自身いつもどうしているかなと思いなおすと、私は、考えるポーズをしながら 「どうしてそんなことするんだろう。どうしたらいいのかな」と考えます。 頭の中で少し考えてそれから言葉に出してます。
あとは、一息つく方法とは違いますが、朝起きたら、「今日は絶対に怒らないぞ」と自分に言い聞かせ実行してます。 普段怒りそうなことでも、「怒らない怒らない怒らない」とこころの中で思って、笑顔で返すと、結構いい反応があったりします。 怒らない方が聞き分けがいいのではと思うことが多いです。
そんなとき、「短気は損気」とはよくいったものだなと思ったりします。
叱る育児から、助言をする育児に変えられるようになれたら、素敵ですね。
私もなるべく叱らないようにがんばりたいと思います。
|
(アドバイザー:藤原ゆみ) |
|
 |
はじめまして、岸本です。 お手紙拝読いたしました。 すごく、気持ち、よくわかります。息子さんの(笑)。 こどもは、なぜあんなにモノを欲しがるのでしょう。 たとえ持っているものでも、他の子が持っていると欲しくなるし、持っていないものはなおさら欲しい。 これには、理由があります。(僕が考える範囲で、ごめんなさい)
本当は、モノじゃないんです。人が当然持つであろう「所有欲」というものが目覚めてきた証拠です。だから本当は、いいことなのではないかと思っています。もちろん、まだこどもである以上、それを自分の力で獲得することはできないだろうし、やはり我慢を覚えることは大切です。本当に欲しいものがあり、それを手に入れると満足はしますが、所有欲は、それ自体が「欲」なので、ずっとほしがるはずです。
まず、「欲しがること」は、決して悪いことではありません。 ひとつ成長した証拠です。。
できれば、「モノ」がそこにある理由をやさしく教えてあげてください。
お店屋さんであれば、「なぜ、ここに その飴があるのか」お友達のおもちゃであれば「なぜ、そのおもちゃがあるのか」 きっと そこには「想い」があるはずです。 それを教えてあげることが、やはり大切だと思います。 理由なく存在するものなど、この世界には何もありません。 その方が、きっとやさしい子に育つと思います。
イライラさせられたときは、こどもたちから成長させられているのです。
神様は、きっと、そういう方法を使って、一人の女性を「母親」に成長させているのではないかと、僕は思っています。
|
(アドバイザー:岸本元気) |
|
 |