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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
幼稚園・保育園 園や担任の先生への不満
先生に相談し返ってきた答えに不信感、このまま見守るしかないのでしょうか
以前にも2度ほど御相談させていただきました・・ピコです。
今年から2年保育で幼稚園に通っている4才の女の子のことですが、まだ、前の相談の「幼稚園で先生と言葉を交わしていない」「幼稚園で下着になるのが嫌で内科検診や体重測定になると泣いている」というのは改善されていません。

つい最近、先生に娘のことを連絡ノートを使って相談してみました。
「服を脱ぐのが恥ずかしい様子です。このままではプールの時も心配ですのでどうしたらいいでしょうか?」というような内容でしたが、先生からは直接お話していただき、
「お母さんがあまり心配すると子供も心配になります。先月の体重測定もスムーズに着替えが出来ていましたから、あんまり先回りして「はずかしいの?」とか聞くとそれが子供に植えつられるのでおおらかに見守ってください。もしそれが理由で幼稚園に行くことを拒否したりしたらその時にまた相談に乗りたいと思います。」
とのことでした。

先生のお話に疑問がありました・・・というのは先月の体重測定はスムーズにできたというのですが、その日は風邪で欠席したのです。その事を先生に言いましたが「だれも泣いている子がいなかったのでスムーズに出来たと勘違いしていました」と返ってきました。
そこで先生に対する不信感が出て来てしまいました。というのも4月の体重測定も泣いて服を脱がずに先生がなんとか励まして靴下だけぬいで測定したという状態でしたので、先生は当然、気にかけてくれていると思っていたので、なんだかそんなあやふやな事を言われてショックでした。

今までは、色々と園の様子などを聞いたりしていましたが、今回「お母さんが先回りして心配しないで」という言葉に相談が出来なくなってしまいました。
なので、余計に心配も大きくなりイライラする日もあります。
先生は二人いるのですが、一人の先生を見るとおびえたようになります。
その先生のタイプはチャキチャキしていて娘は苦手なのかもしれません。もう一人の先生は優しい口調でよく声をかけてくれる先生です。(今回、相談したのはこの先生です。)ちょっと体調が悪い夜に娘が寝言のようにうなされているのを聞いて、ますます切なくなりました。その寝言は「イヤ・・イヤ・・・なにもしたくない。だんごもつくりたくない。イヤイヤイヤイヤ」といっているのです。それが2.3日続きましたので、とっても心配しておりました。親には言えなくて一人で苦しんでいるのかなと、ホントに心配です。
この事は、先生には相談していません・・・。

娘は、幼稚園のことをよく話しますが、自分の都合の悪いこと(泣いたこと)などは全く話しません。今日は同じクラスの子が私の所によって来て
「なんで、いつも泣いてるの??」と聞いてきました。
いつも泣いているのか・・・とまた切なくなってしまいました。
親としてはこの時期を待つしかないのかとホントに歯がゆい思いでおります。
時間が解決する、慣れるしかない・・・・といいますが、やはりそうでしょうか・・・。
先生に、体重測定は服で測定させてくださいとお願いするのはおかしいでしょうか???
どうすれば、不安を取り除くことが出来るのか・・・わかりません。

家ではお友達とも元気に遊んでいます。

(ピコ さん)


ピコ さん、ご相談いただき御礼申し上げます。旭幼稚園、副園長の井上です。過去2回のご相談内容を含めて、今回のご相談、私なりに考えてみました。

まず感じたことですが、とてもデリケートで感受性が強いお子さまのようですね。
これは悪い意味で言っているのではありません。他人がどう思おうが、自分勝手な行動をとる人間が(大人も含めて)多くなっている昨今、感受性が強いということは、他人の気持ちが理解できる。他人の考えていることが受け止められる、ということです。これを短所と見ずに、長所として見てあげてください。

ですから身体測定のとき、服を着たままでも、私は全然かまわないと思います。なんで無理に服を脱がせる必要があるのか?とも思います。
洋服を着ていたから誤差が出る?そんな正確な体重計を使っているのでしょうか?私達が使っている体重計なんて、だいたい市販のヘルスメーターでしょう?その誤差のほうが大きいくらいです。
そこまで厳格に測るのであれば、食前と食後、トイレの前・後だって違うことになります。体重別に階級が別れているスポーツならともかく、幼稚園や保育所の身体測定なんて、「入園(進級)してからどの位伸びたか」程度の「気休め」。そう思っていただいて結構です。「服を脱ぐのが恥ずかしいようなので、服を着たままで」とお申し出いただいてよいのではないでしょうか。

次に幼稚園の先生に対しての不信感という問題です。

> 今までは、色々と園の様子などを聞いたりしていましたが、
> 今回「お母さんが先回りして心配しないで」という言葉に
> 相談が出来なくなってしまいました。

これはお母様が心配のあまり、色々な質問をお子さまにすることによって、かえって新たな心配をさせまい、とする配慮から出た言葉と思います。お母様は先生に対して不信感を持たれたようですが、ピコさまのお子さまがデリケートで感受性が強い、ということをよく理解したうえでのアドバイス、と思います。そこまで配慮してくれた、と考えることはできませんか?

たしかに欠席していたことを見逃したことはあるでしょうが、クラス全体の中で、調和のとれたクラス運営を必死になって考えてくれているようにも読み取れます。
様々な活動に誘い、ピコ様のお子さまが夢中になって遊べるもの・興味のあるものを探してくれているようにも見受けられます。ただ、お互いの気持ちがかみ合っていない。それだけのような気がします。

特に幼稚園というところ、「卒園までにこれだけのことを覚えないといけない」というものはありません。「子ども1人ひとりにとって『適切』、クラス全体にとって(良い意味での)『適当』な環境」を与え、心身の発達を助長することが目的ですから、その意味で幼稚園教育の基礎を考えたうえで、様々な「誘い」をしてくださっている…。私はそう読み取りました。
様子を見るので良いのではないでしょうか?このまま幼稚園にお任せしてみて、もしどうしても気になることがあるのなら、再度ご相談ください。

(アドバイザー:井上智賀)


ピコさんこんにちは、漆です。

体重測定ではまだお洋服が脱げない、とのことですが、無理に脱がさなくてもいいかもしれませんね。
脱ぐだけでも嫌なのに、無理やり脱がすとまたそこで嫌な気持ちが増えて、ますます脱ぎたくなくなってしまうかもしれませんよね。

靴下だけ脱げたのですから、それだけでもほめてあげてみてください。もし調子がいいようでしたら「次は上着だけ脱いでみようか」と優しく誘ってみてみるのもいいと思うんです。嫌だといったら無理強いはしないほうがいいですね。少しでもやってみようかな、と思えたなら、それはすごい進歩ですよね?
先生に「服を着たままで...」とお願いするのは別におかしくないと思うんです。
ですが様子を見て誘っていただくことを、忘れないようにお願いするといいと思います。

先生への不信感については、一度もってしまうとなかなか拭い去ることが出来ないかも知れませんね。でも先生も一生懸命だと思いますよ。少しずつ話していって、意見交換しながら、お子様にとって楽しく毎日過ごせるように出来るといいですね。

ピコさんもあまり不安にならにように。子どもは100人いれば100の個性があります。
そして100通りの接し方があると思うんです。ですから泣いて先生に訴えるのも個性だと思いますよ。

> 時間が解決する、慣れるしかない・・・・といいますが、
> やはりそうでしょうか・・・。

日に日にお子様は成長しています。その成長する力は大人の想像を越えています。ですからその力を信じ、待ちましょう。大きくなればなんであのときこんなにこだわってたんだろうね〜と振り返って笑って話せる時がきますよ。
不安であれば、やはり連絡ノートや直接お会いして様子を聞いたり話すのが一番でしょう。密に連絡を取りながら様子を見ていくのがいいと思います。その中で進歩がみられたら、たくさんほめてあげてくださいね。

ピコさんも不安でしょうが、不安な顔をあまりお子様に見せると読み取って伝わってしまいますので、ピコさんも笑顔を忘れずに!

参考になれば幸いです。

(アドバイザー:漆亜希子)


こんにちは。

●園の先生への心配について
お迎えの時に短時間の会話を重ねてゆくとよいと思います。
子のことについて、先生から聞くことは当然のことですから臆せず対話をもっていきましょう。

●はずかしい の件
通常は時間とともに慣れてゆきます。
それ以外に申し上げることが出来ません。
「なかなか慣れない子なのだなあ」「いつごろから慣れるだろう」とあるていど客観視されていいのではないのかなあと思いますが、どうでしょう。

どんな子も大きくなった時、小さい時「こんなことにこだわってたよなあ」と語り草になるようなものがあるものです。
お子さんが、娘さんになったとき、「なぜ私 あの時、皆と同じように着替えできなかったのかしら・・・」と笑って話すくらいのことになるような気がします。「親もその時、それを真剣に悩んでたよねえ」というように。

私の友人は 頭の毛がなかなかはえてこず、親は一生、毛が生えないかもと真剣に悩んだそうです。

今は勿論、フサフサの頭をしています。

マクロ的にみる、巨視的観点からみるのも一方かと思います。

(アドバイザー:辛川誠)




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