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わざと寄生を発した時に、どのように対応するのがよいか |
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もうすぐ1歳3ヶ月になる娘のことで相談します。 よろしくお願いいたします。
最近、娘が奇声を発するようになりました。 思い通りにいかないときや興奮した時に発することが多いようです。 最初のうちは「静かにね」という程度の注意をしてきたのですが、このごろは注意をすると余計大きな声を出すようになりました。そこで、わざと奇声を発したと感じたときだけ、私も大きな声を出して叱っていました。 何日か続けたのですが変化が全くありません。 エスカレートしているということもないのですが、叱ることが良いことではないのではと感じはじめ、どう対応するのがよいのか分からなくなってしまいました。
娘は私が本気で叱ることは(危険なことなど)、何度か叱るうちにやらなくなります。 でも奇声だけは違うのです。 そんなことからも奇声を発するのは本能的なことで、叱ってはいけないのではと思ったのです。
思い通りにいかない時の奇声に対しては、やりたいことをできるだけ理解して対応するようにしようと思うのですが、明らかにわざと奇声を発しているときはどのような対応が娘にとってよいのでしょうか。
現在(というか、今日から)は、叱らないように、「お話し」する方向で説得を試みているのですが・・・。 (自分の感情がおだやかでない時は難しいですね・・・。)
今後、どのように対応したらよいのか、アドバイス等いただけるとうれしく思います。 よろしくお願いいたします。
(ありあり さん)
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ありありさん、こんにちは。 吉川です。
大人にとっては奇声でも、お子さんにとっては新しい声の(出方の)発見なのかもしれませんね。
一時的にキーキー声を出したり、何か気にいらないと変な声を出したりすることは、あるように思います。
知り合いのお子さんにも、ちょうど1歳半前くらいにキーキー言い出していた時期がありました。 でもブーム(?)が去ると、言わなくなっています。
遊びの一種(歌の一種)みたいなものかもしれませんね。
だからあまり深刻にならず、一緒に楽しんじゃってもいいかもしれません。
なんて人前や忙しい時なんかは、そんな悠長なことも言ってられませんけどね。
でもずっと言いつづけるものでもないので、あまり過剰に反応せず、(お子さんの思いは充分受け止めていらっしゃるようですしね)関わっていかれれば、そのうち治まるように思います。
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(アドバイザー:吉川純子) |
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ありありさん、こんにちわ。 えんどうです。
わざと奇声を発した時に、大きな声で叱ることに変化がないようですね。 そして叱ることが良いことではないと感じはじめているようで、いろいろご自分の行動に気づいてらっしゃるようで、すごいです。 やっている方法がうまくいかなければ、違う方法を考えてやっているようで、前向きですね。
思い通りに行かない時に奇声を発しない時はありますか? そういう時は、たくさん誉めていき、また奇声を発する時は、無視してみる。 奇声を発すると、反応が返ってくるというパターンをやめてみる方法もあります。
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(アドバイザー:遠藤けいこ) |
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ありありさんへ
こんにちは、岸本です。 ご相談の内容を拝読させて頂きました。 「思い通りに行かない時の奇声に対しては、やりたいことをできるだけ理解して対応するようにしようと思う」という内容は、すごくいいですね。 声を出すということは、一つの成長の証であり表現能力なので、すごく大切なことです。そして「表現」しようとして発する声を理解してあげようとすることは、表現する能力をますます伸ばしていくと思います。
ただ、明らかにわざと奇声を発するという部分ですよね。 娘さんは、本当に叱ったことはしばらくするとやらなくなると書いてありますので、こどもなりにお母さんの反応を感じている様子がよくわかります。
状況にもよると思いますが、わざと奇声を発するというのは、ここでは、2パターンに分けてみますが(まだ理由は、あると思いますけど)
一つは、やはりなんらかの形で構ってほしい、甘えたいという理由です。 でも、ありありさんはすごく娘さんに対して積極的な方ですので、この理由では、ないかも知れません。
もう一つは、声を発すること(表現すること)に楽しみを見つけた、つまり楽しくなったのかも知れません。どういう形であれ お母さんが反応してくれるということは、娘さんにはそれが嬉しいことかも知れません。
奇声を発するということよりも、表現をする楽しさを身に付け始めたと考えてみては、どうでしょうか? そして、娘さんがわざと奇声を発した時に、近くによって抱きしめてあげて、例えばそっと、こういってみてあげてください。 「はい。今ママを呼んでくれたかな。ありがと。ママを呼んでくれるときは、今度からこうやって呼んでみてね」という感じで、例えば手を上げたり 手をたたくポーズをとってみたりなど、違った表現の方法を教えてあげると、慣れてくれば奇声をあげるのでなく、新しい表現をしてくれることもあります。
奇声と言ってしまえば、何かやめさせなければという気持ちになってしまいますが、表現を始めたんだって思って喜び、そしてそれに代わる新しい方法を教えてあげるようにするといいのではないかと思っています。
少しづつがんばりましょう。でも素敵なことだと思いますよ。
(少し長くなってしまい、ごめんなさい)
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(アドバイザー:岸本元気) |
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