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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
幼稚園・保育園 登園拒否・行きたがらない・登園後の後追い
縦割りクラスの中で、年上の園児につねられるようで、怖がっている
3歳3ヶ月になる娘は、今年から幼稚園に入園いたしました。入園準備の頃から4月の終りの頃まで一度も幼稚園を嫌だという事は無く、「帰りたくない」と、迎えに行く私に言う程でした。

そんな折、「幼稚園が恐い」と言い始めた頃から、おもらしや、指を吸う等、今まで無かった事をするようになりました。その後、朝の支度や、お弁当を見つけると泣くようになり、着替えの時には全身で抵抗するようになったのです。

その頃、担当の先生から「教室に入れない、私の姿が見えないと恐がる、他の子が頭を撫でようとすると、恐れて泣き出す」と言われました。子供に色々聞いてみても、上手に会話ができる年齢でもなく、ポツポツと話す事を親や祖父母がつなげた結果「お姉ちゃんが、叩いたりつねったりする」という感じのものでした。その幼稚園はこの辺りでは有名な幼稚園で、市外からも通園される方も居られ、4、5、6歳児が1クラスに居る縦割りクラスなのです。

年上の子が何かする事が有れば、十分有り得る事だと思っています。幼稚園を選択する時に、もう1件の幼稚園共にカトリック系で有った為、近場であったこの幼稚園に決めたので、もっと色々考えればと、今更反省して居ります。
担任の先生にも「恐いお姉ちゃん」の話を伝え、幼稚園での様子を頻繁に教えていただいていますが、つねられたと言う個所にアザのような物が出来て帰宅する日も有ります。
6ヶ月頃からサークルや習い事を嫌がることなく、何処でも人見知りもなく、少々の事では泣かない娘が、この数日で泣かない日がない娘になりました。先生が「恐いお姉ちゃんを見つけます」と言ってくれている中で、娘を幼稚園に通わす事が一番良い事なのでしょうか。母親としては、いっそ辞めさせても…と、この事を考える度に思ってしまいます。是非、アドバイスをお願い致します。

(ちゃたろ さん)


樋口夕子です。

お母さんたちのいないところでお子さんがつねられたりしているなんて、心配ですね。

先生に頼んで、そのお姉ちゃんがどの子かを教えてもらい、きちんと話し合う必要があるのではないでしょうか。

先生にも気にして見ていてもらうようにして、相手にやめさせるよう諭すのが一番いいのではないかと思います。

年中・年長さんなら、怖がっているからやめるようにきちんと先生から話してもらえば、きっとわかってくれると思いますよ。

早く笑顔で登園できるようになるといいですね。

(アドバイザー:樋口夕子)


ちゃたろ さん、ご相談いただき御礼申し上げます。旭幼稚園、副園長の井上です。ご相談内容、拝見いたしました。

たしかにお子さまの「変化」は、何かを訴えています。その原因もある程度特定できたようです。登園拒否の場合、このような原因が特定できないことが多いのですが、それがわかれば今後のことも比較的容易ではないか?と思う次第です。

先ず縦割りクラス編制にはメリットもあればデメリットもあります。一応幼稚園は年齢別クラス編制を基本としていますが、どの幼稚園でも自由遊びのときなどは園全体が縦割りになっています。同じ年齢同士のお友達では体験できないことだってあります。その意味からも、縦割りは有効だと思います。

実は私も広島県呉市にあるカトリック系の保育園出身です。カトリック系の幼稚園・保育園は、宗教的情操教育については非常に熱心のはずです。神様が全てを見ている。知っている。この見えない「神」の存在というものに対して恐れや畏敬の念があります。
園長先生など、当然シスターの方も多いと思います。そのような方々がお友達に「いじわる」をすることを許すはずがありません。

ここは担任の先生が気をつけて見てくださる、と言うのであれば、それを信じて送り出してあげてよろしいかと思います。もし、それでもいじわるをされているような場合、どうしても登園をいやがるようであれば、しばらくお休みする等々の方法もあろうかと思います。でも「先生がちゃんと見ていてくれるからね」「神様が守ってくれるよ」ということをお話ください。きっと登園するようになると思います。無理にいかせるのではなく、本人の気持ちを尊重し、ここは時間をかけてあげるのが良いのでは?と思います。

(アドバイザー:井上智賀)


こんにちはちゃたろさん、漆です。
お話を聞く限りでは、4月は喜んで登園していたのですね。きっと園にいる間に嫌なことがあったんでしょうね。年齢が上のお子さんとトラブルがあったのでしょうか。
楽しかった幼稚園がその1度のトラブルで「また痛いことをされるかも」という「たのしいはずのところ」が「こわいところ」になってしまうことも十分考えられます。
繊細な心が傷ついてしまったのですね。園でのお姉ちゃんたちとのふれあいもビクビクしていることでしょう。

ここはやはり先生に協力して頂いて、しばらく先生についていてもらったり、一緒に遊んでもらって様子を見てみてはいかがでしょう。先生と、ご家庭との連携を密にして、お子様の様子をみながら事を進めていくのがよいかなと思います。
幼稚園にいる間は笑顔が出ているでしょうか。ずっと泣いていたり、ビクビクしていたり、全く改善されないようでしたら、お子さんにとってもご家庭にとってもつらいですよね。そのときはまた先生、お子様、ご家族で話し合ってみてはいかがでしょうか。

楽しいはずの幼稚園がこわいところになってしまうのは残念です。
そしてがんばっているお子様をたくさん抱きしめてあげてくださいね。
お子様が笑顔で登園できる日が早くくるといいですね。

(アドバイザー:漆亜希子)




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