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しっかりした子で、泣けてえらかったね、と思う反面、協調性がないのかと不安に |
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4歳女の子、この4月に年中で入園しました。 幼稚園に行くことは、嫌がりません。先生も好きです。第2子ということもあり、しっかりしていると親も先生も思っていて、最初は、石のようにかたまり様子を見ていたそうです。
ある時あんまりいい子なので、私と娘でお散歩に行き、お母さんもしっかりしなさいとか、ニッコリしなさいといいすぎたことをあやまり、幼稚園の先生の方にも、しっかりしているようですが、いっぱいいっぱいであることを伝えました。
そうすると、次の日からお昼ご飯になると、お母さんに会いたいと泣き、その次の日もお昼になると泣き、園長先生と事務員さんとお昼を食べ楽しかったとのこと。担任の先生が私のこと嫌いなのかと言ってきて、先生のことは好きですよと答えてきました。
泣けて偉かったね、と思う反面、協調性がないのかと心配になります。 近所のお友達もたくさんいて、楽しく毎日帰ってきてから遊ぶ姿もみるので、もうちょっとと、私があせらないことですよね? お願いします。
(げんきまま さん)
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げんきままさん、ご相談いただき御礼申し上げます。旭幼稚園、副園長の井上です。今回のご相談ですが、文章を読んでいて、げんきままさんの、お子さまに対する「思いやり」「愛情」のようなものを感じました。
そうですよね。ママのために、無理に「いい子」にしている必要ないんですよね。泣きたいときには泣いて、面白いと感じたときに笑う。それが子どもですよね。 きっと自分が思っていたこと、ママに言われてうれしかったのでしょう。 「ママは私のこと、ちゃんとわかってくれている」と感じられたのでしょう。素晴らしい子育てなさっていますね。
私自身の経験です。ずいぶん前ですが、母親(園長)と意見が対立したことがあります。お互いに一歩も譲りません。そのやりとりを聞いていた結婚間もない妻から「あなた、そんなに意地を張らなくていいでしょう。あなたの思っていることは…」と私の気持ちを全て代弁してくれたとき、思わずポロッときたことがあります。そんなことを思い出してしまいました。
私がとやかく言う必要、全くありません。今のままの子育て、それでいいんです。 あせる必要もありません。協調性なんて多くのお友達とぶつかり合いながら、経験として覚えていくものです。今のまま、ドーンと大きく、おおらかに、そして子どもの気持ちを汲み取ってあげられる素敵なママでいてくださいね。
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(アドバイザー:井上智賀) |
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げんきままさん、こんにちわ。 えんどうです。
げんきままさん、あせらないことと、ご自身のことよくわかってらっしゃる。 その通りと思います。 お子さんに謝ることができる母親、すごいです。 お子さんの姿をよくみています。 お子さんも気持が軽くなったのでしょう。
幼稚園でも個々の配慮をしてくれているよう、泣けて偉かったねと思う気持が子どもの安心へつながると思います。
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(アドバイザー:遠藤けいこ) |
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