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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
性格・生活習慣・行動など 赤ちゃん期(0歳〜1歳3ヶ月頃まで)
寝ぐずりがひどく、ストレスに
1歳3ヶ月の男の子の母です。新生児期の頃から寝グズリに悩んでいます。

眠そうにしてるからと、寝かしつけようとしてもすんなり寝るなんて事はほとんどなく、布団から這い出て遊び始めます。こっちが先に寝てしまってもお構いなし。連れ戻しても連れ戻しても這い出てしまうのでこちら側も寝かせるのを諦めますが、やっぱりねむいらしくグズグズし、些細な事で泣いたりカンシャクを起こしたりして私にベッタリです。結果、私はなにもできず、ストレスが溜まり本当に疲れます。

一人歩きが出来るようになった今でも、オッパイを吸わないと寝れないのですが、やっと寝てくれても些細な音で敏感に起きてしまう事もしょっちゅうです。夜も2〜3時間置きに目が覚め、オッパイを欲しがりくれるまで泣きつづけます。まるで新生児並です。

まず、昼寝や夜の就寝時間が不規則です。
疲れさそうと公園で1〜2時間遊ばせても、昼寝してくれない事がよくあります。それで機嫌が良ければいいのですが、本人もねむたいらしくスッキリしない様子でグズグズします。
朝からねむそうにして機嫌が悪い時も多く、そんな時はいつも以上に私にべったりです。テレビを見せながら朝の用事をするなんてワケにもいかず、とりあえず落ち着くまで抱っこしたりしてますが、オッパイを欲しがりだしたら、飲めるまで大泣きです。朝ご飯前だから飲ませたくはないのですが、飲めるまでずっと泣いているので、仕方なくあげてます。

眠そうにしてるのになかなか寝てくれず、オッパイばかり飲みそれでお腹が膨れ、食事も親が期待してる程は食べてくれず、夕方近くにやっと寝始め、夜の就寝が遅くにずれ込む・・・
といった具合です。酷い時には夜7時ぐらいまでグズグズし、そこから大泣きしてやっと寝始める。夜中2時ごろから1時間半〜2時間起きてまた寝るという事もよくあります。
そんな場合はお風呂ナシ晩ご飯ナシです。

一度、1歳になる前に断乳を試みたのですが、2日半経過して止めました。まだ一人歩きする前だったという事と、断乳始めてから声を出さなくなった事と元気がなくなったという事が中断の理由だったのですが、それでも強行突破すればよかったのかどうか・・・。

主人の帰宅は遅く、ほぼ一人で子育てをしている状態です。半年前に転勤で引っ越してきましたし、私は親と折り合いが悪く頼る事、相談する事もできません。旧友やママ友には、相談したり愚痴ったりしてストレスを発散してますが、問題解決の方法は見つかりません。

主人は子供好きでよく面倒を見てくれますが、やっぱり寝かし付けは当然のように私。また息子も眠たい時には母親でないとダメ。断乳はG.W.明けを予定してるのですが、前回同様、息子と私、2人で戦わないといけないようです・・・・。

断乳をすれば、すべてが解決するのでしょうか?なぜ寝てくれないのか本人に聞きたいぐらいです。イライラして育児放棄をしたくなる事もあります。泣き声が聞こえない振りをする事もあります。アドバイスをお願いします。

(なべこママ さん)


なべこママ さん、ご相談いただき御礼申し上げます。旭幼稚園、副園長の井上です。文章の端々から奮闘されていることがうかがわれます。本当に大変ですね。

先ず生後1歳3ヶ月ということから推測しますが、やはり回りのもの全てに興味があり、何でもチャレンジしてみよう、という気持ちが強いのかも知れません。本当は眠いのだけれど、その誘惑に勝てないのだと思います。
無理に寝せないで、下に毛布やタオルケットを敷いたうえで、本人の気の済むまで遊ばせてあげると、いつの間にか寝てしまうように思います。もちろん「寝せる体制」を作るのでなく、テレビはつけたまま、普段のとおり生活していると、結構自分のペースで寝てしまうこともあるようです。

親の都合で「寝て欲しい」ときには寝ないもの。それが子どもです。おっぱいに関しては、他のアドバイザースタッフのほうが詳しいと思いますが、無理に断乳する必要もないように思います。離乳食自体、身体が成長して、おっぱいで栄養が取りきれなくなったから切り替えるものではないでしょうか?まだおっぱいのほうがいいのでしたら、そのまましばらく続けてみてはいかがでしょうか?
以前、「おっぱいを飲まない」というご相談もありました。その時は「早めに離乳食に切り替えてみては?」とアドバイスさせていただきました。このように些細なことでも子ども一人ひとり違うものです。育児書のとおりにならないもの(なるはずがない)、と考え方を変えましょう。

育児書には「この時期はこう」なんて書いてありますが、あれは何十年にもわたって何万人という子どもの成長を記録した「平均値」です。ですから、それにあてはまる子どももいれば、当然あてはまらない子どももいます。その子どもの成長に合わせていくのが最もよい方法ではないか?と思います。

ご相談できる人が近くにいないこと。これもストレスの原因になります。子どもと同じ空間にいて、同じ空気を吸いつづけていると、誰だってそうなります。私は「育児版エコノミークラス症候群」と呼んでいます。核家族が多くなった今日、けっこう多いんです。
この解消方法ですが、母親サークルのようなものを紹介していただき、ちょっと出てみることをお勧めいたします。同じ年齢の子どもを持つお母様同士で話をしてみてください。それが一番ストレス解消になりますよ。

最も大切なことは1人で全てをしょいこまないこと。100%完璧に家事も子育ても、なんて誰にもできません。手を抜けるところは抜く。食事を作る時間がないのなら、おそうざいコーナーを活用する。できないものはできない、と割り切る。夜泣きして睡眠時間が少なくなったのなら、ご自身の睡眠時間を確保するため昼寝する。そうしないと体力が持ちません。そんな心の切り替えも必要かな?と思いました。

人間の成長は「3」が基本だそうです。3日、3週間、3ケ月、3年。ここが「節目」になるそうです。ここまですくすく成長された訳ですから、次は3歳。3歳になれば、少しは聞き分けもできるようになると思います。もう少しの辛抱です。ストレスを溜めないように、ガスを抜きながら頑張ってくださいね。

(アドバイザー:井上智賀)




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