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娘を叩いたりするお友達の男の子に、どう対処すればよいでしょうか |
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娘は2才11ヶ月(1人目)です。よく一緒に遊ぶ男の子(同じ月齢・1人目)との事で悩んでいます。
その子とは去年の秋頃公園で知りあい、以来いつも一緒に遊んでいます。 子供達にとってお互い初めての友達なのですが、その子が娘を叩いたり、蹴ったり、髪の毛を引っ張ったりしてしまう時が有り、どう対処したら良いのか分かりません。 その子が手を出してしまうのは、娘が言うことを聞いてくれなかったり(娘が我を通す時と、理不尽な時が有ります)、自分が先に(遊具などで)遊ぼうとして引っ張ってしまったり、たまになぜか分からない時も有ります。 あと、したい遊びが違うのかな?というのもあります。 その子は戦闘ごっこのようなものもしたいのですが、娘は好きではない様です。
また、その子は他の子がいても娘にしか手を出しません。 相手のお母さんはその都度止めに入って注意してくれますし、時には強くも言ってくれます。 私も「蹴ってはだめだよ」とか「仲良くできないよ」などは言っています。 娘には「痛かったね、叩くのは良くないね。でもあなたも貸してあげなかったからだよ」などと言います。
娘も最初は「やり返しなさい」と言っても「やだ」と言って泣いていましたが、その内逃げる様になり、今は「やめて」と言って、軽く押し返すようになりました。(そうしなさいと教えました)すると更にしてきます。 また、娘はその子がいつも手を出すと思ってしまっている感じが有り、その子が普通にポンポンと肩を叩いたり、ぎゅーっと抱きついても「やめて」と言ったりします。 でも、仲良く遊んでいる時も有りますし、娘にその子の事をどう思うか聞きくと、「いつも遊んでくれるから好き」と言い、叩かれた時は?と聞くと「面白くない」と言いました。
相手のお母さんには最初に「これからもお付き合いしたいけれど、もし(娘や私が)嫌ならば言って下さい。」と言ってもらったし、私は私達親子にとっても相手にとってもこれからもお付き合いして行く方がお互い成長できて良いと思います。 その為、相手のお母さんとも色々相談しているのですが、分かりません。 ただ、どんな理由が有っても手を出す事は絶対にだめ!と厳しく言うべきか?、取り敢えず放っておいて、危険な時だけ注意するのか?それとも今まで通りでその内上手に遊べるようになるものなのか?、または合う合わないの問題で、もう遊ばないほうがいいのか?ぜひアドバイスをお願いします。
(たつ さん)
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たつさん、こんにちは。 吉川です。
ちょうどお友達のことも気になるし、一緒に遊びたいけどもめることも多い時期ですよね。
特に、たまに遊ぶ相手より、いつも遊ぶ相手のほうが自我を出しやすく、ぶつかることも多いのではないでしょうか。 (兄弟と同じで!)
叩いたりしては絶対ダメ!と言っても、言って聞くようならすでにしていないと思いますし、きっとお嬢さんの方がおしゃべりがちゃんとできるのではないでしょうか?
この時期、男の子の方がうまく口で言えず、つい手が出てしまうということが多いように思います。
だからといって、叩いたりけったりしていいはずはなく、その都度、今のように注意されたらいいと思います。
男の子のお母さんともいい関係が出来ているようなので、お互いの子を分け隔てなく、悪い時は悪いで叱ろうねと一言言っておかれてはいかがでしょう。
この時期にうまく遊べないから合わないと決め付けるのはよくないように思います。
けんかをしたりもめたりするのも仲良く遊ぶのと同じくらい大切なことかもしれません。
しばらくは遊びがスムーズにいくよう、そばについて助言したり一緒に関わったりしてあげた方がいいかもしれませんね。
3歳を越える頃から、めざましくお友達と遊ぶのが上手になりますよ。
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(アドバイザー:吉川純子) |
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たつさん、こんにちわ。 えんどうです。
お子さんの「いつもあそんでくれるから好き」という気持を大事にしたいですね。 この時期、まだまだ、〜だから〜なんだという理由づけは、なかなかむずかしいかもしれません。 むしろたたかれた、けられた、怖いといった思いが強いかもしれません。 トラブルの仲裁はなかなかむずかしいですね。
お子さんが手をだされて、泣いている時はしっかり受けとめていくといいのではないでしょうか。 そしてなるべく子ども二人が、言葉でやり取りができる方向へ介入していくといいのではとおもいますが。
お子さんは「やめて」を言えるようですね。 「やめて」を言った時には、しっかり誉めてください。 よく言えたね。やな時は、やめてと言おうね。 そして相手の子に「痛かったから、ごめんねできるかな?」 「いいこいいこできるかな?」など謝る言動ができた時に、相手の子にも、よく言えたね、いいこいいこできてえらかったねと、またごめんねいってくれてよかったね。となるべく肯定的な態度になるように、接していくと少しずつ変化がでてくるかもしれません。
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(アドバイザー:遠藤けいこ) |
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