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エッチな言葉が口癖になっているようで、やめさせたいのですが・・
5才の息子のことです。
息子は恥ずかしい言葉(エッチな言葉)を家の中で言うので、注意してきましたが、自分の思い通りにならなかったりすると人前でも(気を引こうとして)言います。

家では気を引くためではなく、口癖のように言っています。それで親の方も敏感になっているせいか、最近ひどくなってきました。
一時は無視して聞き流したりして、やめさせようとしましたが余り効き目はありませんでした。

幼稚園では言っていないと本人は言っていますが、口癖になっていると思うので、フッと口にしてしまってる事もあると思います。親の方も恥ずかしいし、来年は小学校に入るのでどうにかして、やめさせたいのですが何か良い方法があれば教えてください。

(debi さん)


debi さん、ご相談いただき御礼申し上げます。旭幼稚園、副園長の井上です。ご相談内容、拝見しました。たしかに大人としては、このようなこと、止めさせたいですね。

このような言葉を使う子どもの気持ちを推測しますと、新しい言葉を覚えると使ってみたくなる。それがどのような時に合っている使い方で、どんなときは合わない使い方になるか。周りの大人の反応を見ながら、体験として使い方を学んでいるのだと思います。
特に大人が過剰な反応を示すと、その反応が面白くて使う場合もあると思います。

以前、市のPTA連合会で講師をお願いした先生のお話です。お孫さんがあるときソーセージを見て「まるまるチンコのソーセージ!」と大声で言ったそうです。その先生(本当なら止めるべきところ)これは面白いことを言うと思い、一緒になって「まるまるチンコのソーセージ」と大声で叫んだそうです。
1週間後、またそのお孫さんが遊びにきた時、先生が「まるまるチンコのソーセージ!」と言ってみたところ「爺ちゃん、なんてつまんない事言ってるんだ?」という醒めた目で先生を見ていたそうです。

こんなお話をしたのも、子どもの興味や関心は刻々と変化していること。今悪い言葉を使っていても、飽きて使わなくなったり、本当の使い方を知ったりすれば直る、と思ったからです。誰だって新しいものを手に入れたら使ってみたくなりませんか?
新しいオーブンを買えば、オーブンを使った料理を作ってみたくなります。

ご相談内容から拝見しますと、幼稚園では言っていない。お家の中だけのようですね。すると「他人の前では言ってはいけない言葉」ということも判っているようにも思います。それがわかっているのですから、きっと理解力のある、頭の回転が早いお子さまであろう、ということも推測できます。
こうなると時間はかかるかも知れませんが、本人が飽きるのを待つか、次の興味ある単語を覚えるのを待つか。この2つが有効な方法と思います。もし何か興味があるもの(自動車とか電車、飛行機のたぐい)があるなら、少し難しい単語で説明してあるような本を与えて、本人の知的好奇心に訴えるのも良い方法かな?と思いました。
例えば「飛行機は揚力を使って飛ぶんだよね」とか「200系新幹線は時速○○キロでるんだってね」という感じです。ちょっ試してみてください。

(アドバイザー:井上智賀)


debi さん こんにちは。看護師の大林です。

エッチな言葉を使いたい時期は3歳ごろにもあるのですが、そのときはどうでしたか。
最初のときは、言葉を覚えたばかりで、周りの反応が楽しくて言っていることが多いようです。言葉の持つ意味がわかってくると、相談のように気を引くときに使ったり・・・ということがよくあります。人前では言っていないというのなら、その言葉を信じてあげて良いと思います。

エッチな言葉・・・と決め付けずに、性教育のための絵本を活用して、大事な場所だからと教えたほうが、すんなり納得することがあります。
私が子どもに使ったのは、『お父さん』『お母さん』という2冊の本です。他にもたくさんの本がでているところをみると、同じように悩んでいるお母さんが多いのだと思うのです。(きっと身近にも悩んでいる人がいると思いますよ。)

(アドバイザー:大林千恵子)


debiさん、こんにちわ。
えんどうです。

口癖で親の前でされると、恥ずかしい思いになるかもしれませんね。
親が敏感になっている分、子どもも敏感になっているかもしれません。
そして親子のパターン化になっていませんか。
(言う、やめさせる)
もしそうならば、パターンをやめるといいかもしれません。
親が敏感になる言葉を変えてみては、いかがでしょう。
たとえばお子さんが肯定的な言葉(優しさ、思いやりなど)いいこと言うじゃないと思った言葉に共感してみるのです。
やさしいね。すごいねー。いい考えだね。
と小さいことに敏感に。おおげさに。
一つの方法です。

(アドバイザー:遠藤けいこ)




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