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アドバイザースタッフに聞きたい!

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ママ・パパの悩み 育児のストレス・不安
- 看護師さんからの医療に関する回答について -
看護師さんは診断をしてはいけない決まりになっていて、また、症状や状態を直接診ることができないので、医療に関する回答内容は、アドバイスとして参考にしてください

いろいろ教えなくてはと焦ってしまい、そのせいで多動症ではないかと不安
4歳の息子がいます。
私の近所は、英才教育を行う幼稚園や、習い事に熱心な方が多いです。
うちの子は、何も習わせてないので、読み書きなど私が教えています。
息子は、読み書きも頑張り、勉強はよく出来るようになってきました。

いろいろ教えなくては、と私自身が、子育てに対して、すごく、気持ちが焦ってしまってます。
そのせいか、子供が多動症ではないかと、思うことがあります。(人の話を聞き入れなかったり、足をブラブラと落ち着きがなかったりします)怒りっぽい所もあります。
それ以外は、明るく、ケンカも多いですが友達もすぐ作れます。
多動症だったら、どうしたらいいのかと、心配です。どうか、アドバイスをよろしくお願いします。

(フルーツ・ラボ・チョップ さん)


フルーツ・ラボ・チョップ さん、ご指名ではないのですが、一言よろしいでしょうか?旭幼稚園、副園長の井上です。
お勉強の点では他のアドバイザースタッフの皆様が丁寧なお返事を出してくださいました。私も同感です。ご心配なさる必要は全くないと思います。

ただ「多動症では?」とご心配のようですが、これも心配する必要、全くありません。子どもは多動でなければいけないのです。「ミルキング・アクション」という言葉、ご存じですか?
子どもはまだ心臓のポンプ機能が充分発達していないので、手の先・足の先に送られた血液を心臓まで戻すのが難しいのだそうです。ではどうやって血液を心臓に送り返すか。それは筋肉を収縮させて、その勢いで心臓に血液を送り返すのです。よく寝ていた子どもが「ウーン!」と唸りながら手や足をぎゅ〜っ!と伸ばしますよね?その時の筋肉、とても硬く硬直状態になっていると思います。あれで正常なのです。そうしないと血液が心臓に戻りません。だから子どもは多動で正常なのです。

子どもは静かにしていることができません。集中力が続かないのも原因ですが、だいたい普通で10分から15分集中できれば上出来です。余程興味がないと、集中して1時間も同じ活動をしていることはないのです。

小学校の先生に伺っても、「だいたい集中が続くのは20分。だから授業の途中に必ず休憩タイムを入れる」ということです。小学校一年生でこの状態です。だから集中力がないように思っても、動き回っていても、全く心配する必要はないと思います。むしろ静かにしていたら「熱でもないか」と心配してあげてください。

(アドバイザー:井上智賀)


フルーツ・ラボ・チョップ さん、こんにちは。
吉川です。

周りに熱心なご家庭が多いと、焦ってしまったり、心配になってしまってりしますよね。

でも、お子さんを見てあげてくださいね。
4歳児で読み書きができるなんてすごいじゃないですか。

まだまだこの年代での集中できる時間は短くて当たり前。
10分も持つか持たないかではないでしょうか。

だんだん足をぶらぶらさせてきたり、特に興味のないことには初めから足をぶらぶら、落ち着かない方が普通だと思います。

あまり周りの家庭のことは気にせず、自分の家のペースで進んでいきましょうよ!

少しくらい先に出来るようになることより、自分から興味を持てることのほうが大切な気がします。

焦らず、我が子の成長に目を向けてあげてくださいね。

(アドバイザー:吉川純子)


フルーツ・ラボ・チョップ さん こんにちは。看護師の大林です。
習い事・英才教育・・・周りがやっていると気になりますよね。

確かに出来ないよりも出来るほうが良いかもしれませんが、ほかの人がやるから自分も同じようにやらせなくては・・・とあまり強く思う必要はないと思います。

ノーベル賞で時の人になった田中耕一さんですが、彼がもし、皆と一緒ということにこだわっていたら、どうなったでしょうか?
子どもの柔軟な発想は、大人の予想もしないようなところで伸びていきます。
読み書きでは学べないような大事なものがそこにはあります。

集中力は10分あれば十分です、4才でそれ以上じっとできるとしたら、体の具合でも悪いのではないかと、私なら心配します。
子どもの好きなことを手がかりに、少しづつ絵本を読んだりいろいろ手先の
作業をして物を作ったり。親も子も楽しみながらやれる範囲で良いと思います。
ただ、足ぶらぶらと言うのは安定しませんから、足が固定できる高さの台を
おいてあげると集中力がつきます。(ピアノのレッスンのときにそうしていました)

お母さんが子どもに教える・・・それは幼児教室ではできない、親子の繋がりを育てる大事な場であると思います。何よりも心が安定します。心が安定したら、子どもは自分の力を発揮できます。自信を持って自分らしくが大事ですよ。

(アドバイザー:大林千恵子)


フルーツ・ラボ・チョップさん、こんにちは、吉田です。

すごいですね、読み書きが出来るんですね。
私も、4歳4ヶ月の女の子が居ますが、まったく、出来ません。
余り興味が無いのか、ハリケンジャーになり、日々悪と戦っています。(本人いわく)

多動症ではないか?と、心配されているんですよね。
まだまだ、4歳です。大人のように一定の時間集中するのは、大変だと思います。

何か、10分でも集中できれば、すごいとおもいます。

昨年、プライマリ・ケアと言う医師が中心の研修に参加しました。
講演のなかに,多動障害があり、医学からの視点で話されていて、遺伝などからの発症の確率性などでした。

そのなかで印象に残ったのは、一年生は、特に集中力が無く、10分授業で、10分休憩をとる事が多いと聞き、びっくりさせられた事です。

本題からそれてしまって,ごめんなさい。
教えなくては、と考えず、お子さんがやりたい!やってみたい!これどうするの?が、見えたときに、教えてあげてはどうでしょうか。
それでは遅いなと感じるのであれば、やってみたい!やりたい!と感じるように、ゲーム感覚にすると、二人でいろいろ、考えられて良いのではないでしょうか?

人の話しを聞かない、足をブラブラと落ち着きが無いと心配されていますが、気にしなくても、良いと思います。
ご飯を食べながら、足をブラブラさせる子供さんもたくさんいます。だからと言って、多動とは言えません。
怒られたりするなど、自分の都合の悪いときには話しを聞き入れなかったりします。
それは、気にしなくても大丈夫だと思いますよ。

お互い4歳を持つお母さん同士、これからも頑張りましょうね。

読み書きができて、私としてはすごく羨ましいです。
正義の味方ヒーロー(本人が思ってるだけ)の母より字だけでも読めるようになって欲しいと願う母です。

(アドバイザー:吉田幸江)




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