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恥ずかしがりやで、運動会やお遊戯会に参加するのを嫌がる |
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もうすぐ4才になる幼稚園の年少さんに通う男の子のことでご相談します。 現在は、お友達もたくさん出来て、毎日元気に登園しています。恥ずかしがりやで内弁慶、というような所もあるので幼稚園の生活に慣れるのにも少し時間がかかりましたが、今は、お友達と一緒に楽しく過ごしているようです。
普段の園での生活には、あまり問題はないのですが、保育参観、運動会、発表会などの行事の時に参加するのを嫌がります。出たくない・・・と言って泣いて私からなかなか離れません。毎日練習を頑張ったのだからと言って先生となだめると、その後は泣かずに参加します。が、参加してもほとんど何もせず立っていることが多いです。少しはやりますが、(運動会のかけっこや大きな動作など)お遊戯や歌を歌うなどは、ほとんどやりません。 子供の様子を見ていると、緊張しているのか不安そうな顔をして指をしゃぶっています。(普段はまったく指しゃぶりはしません。) 担任の先生に聞くと、幼稚園ではがんばって練習しているそうです。また家などでは歌や踊りなどを元気にやって見せてくれます。
先生にも相談したところ、徐々に慣れて出来るようになるのでそんなに心配しなくても大丈夫ということでした。私もそう思いますがやはり、子供の楽しそうにしている姿を見たいですし、他のお子さんが元気に歌を歌ったり、踊ったりしているのを見るとどうしてうちの子だけ・・・?と思ってしまいます。 なるべく出来た時にはほめる、失敗しても平気だから少しやってみよう、などはげますようにしているのですが。 (幼稚園でもそうしてくれています。)
まだ年少でこの一年は、生活に慣れるのに子供も精一杯だったと思います。私も子供を毎日見て、少しずつですが成長したなと思います。 子供の成長はそれぞれ違うので、今は仕方がないのかなとも思いますが、4月からは年中さんになることですし、少しでも行事ごとなどで頑張っている姿を見たいです。 子供に緊張せず自信を持たせるようにする方法など、何か良いアドバイスがありましたらお願いします。よろしくお願い致します。
(うさぎママ さん)
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うさぎママ さん、ご相談いただき御礼申し上げます。旭幼稚園、副園長の井上です。 ご相談内容を拝見しましたが、普段の幼稚園生活では出ないものが、行事の時となると出てしまう。お母様としては、「普段と同じように」という思いがあるのは当然です。できれは普段以上に頑張ってもらい、他の子どもよりいきいきとして欲しい。 輝いて欲しい。これは当然のことですよね。 行事の日、昔は「ハレ」の日、と言いました。今でも「晴舞台」などという表現をしますが、普段と違う特別な日。「ハレ」の日にはそんな意味があるそうです。 いつもの練習とは違う状況になるのですから、普段通りと言うほうが無理ではないでしょうか?私など発表会や運動会など「何が起こっても不思議はない」という気持ちであたります。それだけ本番の一発勝負は怖いのです。
かく言う私も、今でこそ人前で話をするのが平気になりましたが、以前は必死になって暗記したことを、「早く終わらせたい」という気持ちで、早口でしゃべっていました。これは「なれ」の問題です。幼稚園の先生がおっしゃる通りです。
まだまだ生まれて4年しかたっていない訳ですから、そこは大目に見てあげてください。本人は小さな胸をドキドキさせながら、必死に頑張っていることと思います。 でも、そんな時に一番頼りになるママのこと、思い出すのではないですか?うさぎママさんが素晴らしい子育てをなさっている証拠です。
大きくなったら自立してしまいます。今、頼られていることを誇りに思って、甘えたいときに心ゆくまで甘えさせてあげることも大切ではないか?と思いました。何も変える必要はありません。今の子育て、それでいいんですよ。
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(アドバイザー:井上智賀) |
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うさぎママさん、こんにちは。 吉川です。
うちの娘(年少)は明日、初めての発表会です。 私の方がちょっとドキドキしています。(笑)
まだ3歳。 初めての幼稚園生活。 大好きなお母さんと離れて登園するだけでも、大変なことだと思います。
それが参観日やいろいろな行事となると、大好きなお母さんがそばにいるのに、くっついちゃいけない。子どもにとっては、まさに拷問並みの仕打ちかもしれませんね。
その上、知らない大人がいっぱい来て、自分達の方を見ている。 でっかい拍手。 いつもより緊迫した雰囲気。
緊張したり、普段どうりの姿が出せなくても不思議じゃない気さえしちゃいませんか?
私自身が緊張する性質なので、小さいのにちゃんと舞台に立っているだけで、すごいなあ〜と思います。
どうしても他のやっている(できている)お友達に目がいってしまいますが、息子さんの成長に、頑張っている姿に目を向けてあげてくださいね。 (充分、向けていらっしゃるようですが…。)
経験を重ねるうちに、少しずつ自信をつけてくれると思います。
ママから離れた頑張りを誉めて、舞台に立った頑張りを誉めて、一つ一つの頑張りを認めて誉めてあげることが、自信にもつながって行くように思います。
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(アドバイザー:吉川純子) |
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