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アドバイザースタッフに聞きたい!

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ママ・パパの悩み 育児のストレス・不安
怪我をさせてしまったお友達のママとのトラブル
8歳の女の子と5歳の男の子を持つ母です。下の子の事でご相談します。

幼稚園年中の息子は4月生まれで、同じクラスの子より体も大きく、家にいるとお姉ちゃんから色んなことを自然に学び取っているようで、理解力も割とあるように思います。
年少ではお友達と衝突して泣かされたり小さな怪我はしょっちゅうで、初めはハラハラしましたが「これも男の子同士の関係を築く登竜門だ」と思い、ウチも何か相手の嫌なことをしてるかもしれないんだからお互い様、の精神で見守ってきました。

先生は何かにつけ行き届いた方だったので信頼してお任せし、園に用事がある時は意識して相手の子に話しかけたり、とにかく息子の母親だと知ってもらうために働きかけたりしました。
年中でその子とまた同じクラスになったのですが、以前ほどのトラブルは少なくなり、やっと二人の間で距離が決まってきたのか、今ではほとんど喧嘩しなくなったそうです。

ところが、です。最近になって息子は他の数人の子と言い争いの後、結局叩いたりお顔を引っかいたりして泣かせていたことが発覚。あるお母様は「ウチも何か原因を作ってることもあるだろうから、言って下さいね」とおっしゃってくださったのですが、もう一人の方はかなり我慢していらっしゃったらしく、「引っかかれた。今までに何回もそういうことがあった。」とのお電話をいただきびっくりしてしまいました。その方のお子様とは、てっきり仲良くしているものだと思っていたからです。

園からは一度も連絡がなく、全く知らない事に対処できなかったというと言い訳になるかもしれませんが、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。ですが、私が「?」と思ったのはその後です。
その方が、「同じクラスのお母さんに、あなたたちのことを(悪く)言った、でも大人げないことをした。だからこうやって直接お話しています」とおっしゃって、かなりショックでした。
もちろん息子のしたことはいけない事です。でもお友達と喧嘩して泣かせていることを知った時点で、私も全力でこの問題に取り組んできましたし、何度も息子に言い聞かせ、「大切なお友達を、どんな理由があっても叩いたり、ましてや怪我をさせてはいけない、もしその子が、○○くんがいるから幼稚園行きたくないって言ったら、こんなに悲しいことはないんだよ」と話し、二人で泣いたこともありました。そんなさなかにその話...。正直言って、「子供が怪我をさせてしまったのは反省しなければならない。親である私が是が非でもやめさせる、その努力は惜しみません。では、あなたのしたことは?私たち親子をそんな立場に追い込んで、それで問題解決になったと言えるのですか?」と、何だかとても理不尽な思いがしました。

息子にいきさつを聞いてみると、最初は仲良く遊んでいたのが意見が違ってお友達が耐えられない言葉(何を言われたかは忘れてしまったそうですが)を何度も言ってきて、それで手が出てしまったということでした。
今の担任の先生は年少の時の方と違い、ひとつのことに一生懸命になると他が見えないようで、息子のトラブルについても遠慮なさっていたのか報告していただけませんでした。こんなことを、相手のお母様のたまりかねたお電話で知ることになるとは、本当、最悪のパターンですよね。

ウチではちょっとしたことで泣く子なのに、園で「泣いちゃいけない」と年少の頃に体得したものを実践していつも泣かせてたというイメージがあったみたいです。我慢せず、泣いたり逃げたり、先生の所に助けを求めに行けば良かったのに、今まで気づいてあげられなかった自分を情けなく思い、息子にこれからも悪いところはハッキリと言い、トラブルになった時には手を出さず、いくつか逃げ道があるということを繰り返し教えていかなくてないけないと身にしみて感じています。ですが、色んな考えの母親がいると思うと、もっと万全に、あらゆることに気を配って行動しなきゃいけないんじゃないかな、全ては息子のために。そう考えていると時々全てのことに疲れてしまうんですよね...。
私のやるべきことが、他にあれば是非教えていただきたいです。
よろしくお願いします。

(ららん さん)


ららんさん、こんにちわ。
えんどうです。

ショックなお気持がとてもよく伝わってきます。
一生懸命子育てをなさってきて、息子さんとも話しをなさって、努力してらっしゃっる。
そして、そのことでご自身にできることはないかと振り返ってらっしゃる。
文章を読んで私が感じたことを、少しお話します。
幼稚園の担任の先生と一度お話をしてみてはいかがでしょう。
信頼している先生でしたら、話せることでしょう。
友達のお母さんから息子さんの姿を聞かされたことなど、またその真意はどういうことなのか。

そしてららんさん、とてもとてもがんばっているように思います。
むしろがんばりすぎて、疲れてしまうのでは・・・。
自分をせめると、息子さんもせめたくなることもあります。
私は、良い加減を心がけています、時にはいいかげんになることも。
そうすると自分も相手も楽になるのではとおもいます。
〜べき、ねばならない、ですごすと肩に力がいつも入ってしまいそうで。

息子さんに〜してはいけないと諭すより、こういう時はどうしたらいい?
と本人に回答を考えるように話しすることを提案したいです。
自分が考えて、納得できることに親のそうだねという応援があれば、行動に変化が現れることもあるでしょう。

(アドバイザー:遠藤けいこ)




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