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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
幼稚園・保育園 園や担任の先生への不満
先生の怒り方が尋常ではない
6歳6ヶ月の男の子です。
昨年4月に引越しのため年少、年中と通った幼稚園から田舎の町立保育園に転園しました。田舎なので幼稚園も無く近くの小学校にそのまま全員が進学しますし,小学生の兄もいるのであまり考えずに入れました。
それまで,10数人のクラスだったのが36人,お昼寝や給食のことでつまずき,新しいお友達にもすんなり入るような雰囲気を作ってくれる感じでもなかったので当然行きたがらずでしたが,不満ながらも先生に相談しながらなんとかここまで来ました。

が,その先生の「怒り方」が尋常ではないのです。
いつか,子どもを送って行った時に目の前で他の子を怒っていたのですが,やった事に対してとにかく「逆上する」。周りに他の子がいようがかまわず,やった事を責めまくる,年長だし自尊心も有るのに,もちろん理由も状況も確認しないで「こんな子初めて」なんてどなりまくる。思い出してもむかむかしますが,一時が万事その様なのです。

裏表のない一生懸命な先生だと言う人もいるようなのですが。もちろん,うちの子も人前で容赦無く何度も泣くまで怒られ,頑固な子なので,先生の要求通りに動かないと外に行ってなさいと追い出されたり,(その時,彼は砂場で存分に遊ぶ楽しさを知ったというのですよ),子どもに,もう家に帰ってしまおうかと思わせるような気持ちにさせるなんてどういうことでしょう。息子は腹いせに周りにいる子に八つ当りしたり,すごく攻撃的になったり,それをでもあまり知らないようなのです。(もちろん子ども達の交友関係を聞いても曖昧だし)してやっているの…というのが見え見えだし。工作がうまく出来ない子を残してある女の子の背中を足で蹴っていたと息子は悲しそうに言うし,起こられた事を思い出すといらいらする,でももういいの俺が悪いんだから。でも,すごいんだよー,怒ったらお母さんよりずーっと恐いんだよ(私もかなりのヒステリーになる時があるのですが)と,寝るときにしんみり言ったりするのです。ため息が出ます。

たまには誉められたりもするようなのですが,他の子が怒られるのも気になるようです。2学期には大きな行事が2つあって,練習は本とにスパルタだったようで(近所に住んでいる人が驚くほど)息子もかなり情緒が不安定で家では暴言やわがままがひどくなりびっくりしてました。(原因は家庭にもあるかも知れないのですが)話をとにかく聞きながらと思って事件が有る度(友達にどうしたと言うのは無くて生活上の事柄)に対話したりして,この頃は地を出してくれて嬉しいとか,これは良く出来るとか一応教えてくれるのですが,何度もすごく怒られる事があったためかなり卑屈になっているような気がするのです。

この前は寝る前に「こんな俺でも…」なんてあんな兄に負けじと気が強く,でも良いところもたくさんあると私は受けとめているつもりだったのに,ボソッと自信なげに言うので,こっちがショックでした。何度も悩みましたが,これも息子にとっては試練かもしれないけど,あと少しだしと思っていたのですが,就学前のかけがえのない時間をなるべく家で彼らしさを大事にしてやって,私が向き合ってやってはいけないのだろうかと思うのですがいかが思われますでしょうか。長くなりすみません。以前は引きずられたり,突き飛ばされたりもしたようです。逞しくなるとおもうしかないのでしょうか。自分にも腹がたちます。

(どらえもんの母 さん)


どらえもんの母 さん、ご相談いただき御礼申し上げます。旭幼稚園、副園長の井上です。
どらえもんの母さんのお怒りが文章から滲み出ています。たしかにお気持ち、よく判ります。戦時中ならともかく、現代でこのような保育が行なわれているとしたら、ちょっと時代錯誤ではないか?と思いました。

幼稚園・保育所という違いはあるにせよ、幼児の施設は「子どもの楽園」でないと意味がない…。これが私の基本的な考えです。ですから園で行なうどんな活動も「子どもの幸福のため」にある。運動会も発表会もそうです。子どもに「楽しかったね」という経験と感動を、そして「練習はたいへんだったけど、一生懸命やったからできた」「あんなことができたのだから、今度何でもできるように頑張るよ」こんな気持ちが育つための「手段」として行なうから教育的な活動になる。また、それを判っていないと教育者ではない。こう思います。

「叱る」ことも同様です。子どもの場合、興味や関心が刻々と移っていきます。だからまずい行動をとった場合「即」注意することが必要です。その意味では、その場その場で注意することは大切なことなのです。

でも(ここからが重要なのですが)なぜ叱るのか。なぜ叱られたのか。これが子どもに理解してもらえないと、叱られた方にも「わだかまり」は残ります。ですから、何も怒鳴らなくとも、諭すことだって充分子どもに反省してもらえるはずです。臨機応変という言葉がありますが、その場に応じた対処ができてこそ、ではないでしょうか。

こんな点からも、私はちょっと普通ではない、という印象を受けました。町立保育所(公立)ということなので、所長の先生(施設長さん)や主任の先生に内容をよくお話しして、善後策を協議してもらう、または施設を管理している町の福祉事務所に相談される、等の方法もあるやに思います。

 なんとか改善できるといいですね。このことが「きっかけ」になり、こちらの保育
所が「子どもの楽園」への第一歩になることを願っています。

(アドバイザー:井上智賀)


こんばんは。松野です。

相談内容から感じることは、かなり「良くない状態」だということです。
読んでいるだけで、胸が痛くなりました。

幼児期の育ちにとって、なによりも重要なのは、「安心」できる環境であることです。
不安の中で、子どもは自分への信頼感(自信ですよね)や、他人への信頼感を育てることは困難です。幼児期に、自分や他人への信頼感を持つことができ、学校というもう少し、大きな「社会」へ巣立っていくわけです。

大人が、怒鳴ったり、蹴ったりすれば、そりゃ怖いです。
お友達が叱られているのを見るのも怖い、それで当り前です。
しかも、先生という立場で、「あなたが悪い子だから」との「建前」をもって行われますから、子どもたちは、自分への否定感も持つでしょう。
娘が3年生の時の担任が、そういうタイプの教師でした。
3年生でも、夜中にうなされたり大変でした。

幼児期の教育に携わる人は、安易な気持ちではなく、児童心理などしっかり学び、子どもと接してもらわないと、本当につらいです。

このまま、自信を奪われ、自尊感情をもてないでいるのでは、あまりにもかわいそうです。
どらえもんの母さま!、是非、是非、自信をもてなくなっているお子さん自身が一番辛いことを分かってあげてください。
自信のなさ、自尊感情の低さが、お母さんとして気になる行動になったり、ショックを受けたりということもあるでしょうが、その奥にある辛い気持ちを聴いてあげてください。共感してあげてください。
辛い体験は、そのまま心の中に抱え込むとトラウマになっったりしますが、できるだけ早い時期に、辛い気持ちを受け止めてもらえれば、ずいぶんと違います。

町立保育園ということですので、他のお母さんたちと連携して、役場に相談されたらいかがでしょうか。
私は、娘の時には、緊急保護者会を開き、先生への不満を確認し、校長に相談しました。
翌年の持ち上がりは、阻止できました。
(でも、他のクラスの担任にはなり、同じことを繰り返したので、翌年も同じようにお母さんたちが動きました)

それから、たとえ、「事を荒立てたくない」という親が大半で、協力が得られない場合もあるかもしれません。そうなると辛いですが、でも、私なら、「ウチの子がこんなに辛い思いをしています」と、それでもなんとか改善のために動くだろうな、と思います。
我が子一人だけでも、辛い思いをしているのは事実なのですから、それを相談にいくのは、親として当然の行動だと思います。

がんばって!

(アドバイザー:松野敬子)




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