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おとなしく、自分の意見を言えない様子 |
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こんにちは。5歳9ヶ月の長女の友達関係についてご相談します。 長女は現在幼稚園の年長です。これまで用事がある日以外は毎日のように、降園後何人かの決まったお友達と遊んでいましたが、最近急にそのお友達たちと遊ばなくなりました。 最初は”疲れてるから”などと言っていたのですが、どうも様子が変なので”なんで遊ばなくなったの”と聞いてみると、”○○ちゃんたちと遊ぶと、私の言うことは聞いてくれなし、ああしてこうしてと言われるから”と言います。 娘は小さい頃からおとなしく、言葉も遅く、早生まれのせいかどうも周りの子達より、しゃべることもすることも幼くみえてしまいます。
そのせいか友達同士で遊んでいても、対等に遊ぶというよりは、一緒についてまわっているという感じです。 どうしても強い子のいいように振り回されたり、面倒なことを押し付けられたりしているようです。 私も気付いていたのですが、子供同士のことなので、あまり口出しをせず、”嫌なことは嫌と言わなきゃだめよ”と言ってきました。
これまでは娘もそれなりに対応してきたみたいですが、この頃はそういうお友達と遊ぶこと自体がうっとうしくなってきたようです。 幼稚園でも一人で遊んだり、特定の子ではない他のお友達と遊んだり先生と遊んだりしているようです。 本人は幼稚園に元気に通ってますし、こんな時期もあるのかなとあまり気にしないようにしていますが、自分の意見を言えない聞いてもらえないからといって、それを避けて通るようになってしまうのではと思って心配です。 娘は自分から何かあったとか、何かいわれたとかなかなか言わない子なので、それも悩みのひとつです。
(まきまま さん)
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樋口夕子です。
お子さんは考えのしっかりした子ですね。 面と向かって嫌といえなくても、嫌なのを我慢してつきあいを続けていくのではなく「遊ばない」と自分で判断していますよね。
今はまだ特定のお友達がいないようですが、色々なお友達と遊ぶことで、そのなかから気のあうお友達をみつけることがきっとできると思いますよ。
自分の気持ちを伝えたりも、しだいにできるようになると思います。 小さいころは、早生まれの特徴は顕著にでがちですが(私も3月うまれなのでよくわかります)成長するにつれて追いつくのではないでしょうか。
嫌なことは口にしたくないのはわかります。 きっと必要になれば自分から話してくれるでしょうし、相談してくれると思いますよ。
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(アドバイザー:樋口夕子) |
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まきままさん、こんにちわ。 えんどうです。
友達とのかかわりをお子さんなりに、対応しているようですね。 自分の言うことを聞いてくれず、振り回されるのは疲れて当然です。 お子さんは、他のお友達とあそんだりと、自分の意思でそうしているのではないでしょうか。 まきままさんは子どもたちのことを、口出しせず見守ってらっしゃるよう。 お子さんの気持に添うように見守り、お子さんに聞けば答えているよう。
1つアドバイスをするとしたら、 ”嫌なことは、嫌と言わなきゃだめよ”から ”嫌といっていいんだよ”と肯定的に話していくと、お子さんにもより伝わるのではないでしょうか。
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(アドバイザー:遠藤けいこ) |
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まきままさん、こんばんは。松野敬子です。
まきままさんは、「特定の」その子たちと遊んでいて欲しいのですか?
まず思うに、遊ぶ相手はお嬢ちゃんが選んでOKですよね。 もちろん、一人で遊ぶのも、お嬢ちゃんがそうしたいならそれでOKです。
私は、お嬢ちゃんは、とても頼もしいと思いますよ。 自分を大切にできる力のある子です。 イヤなことをイヤだといえず、離れることもできず、「私はそれでいい」と自分の気持ちにふたをして、お友達に合わせている子はたくさんいます。 そして、ふたをした気持ちが一杯になって、どうにもならなくなってしまう子も少なくありません。 そうなった時には、何がイヤかすら、もう自分ではわからないくらい自分の気持ちを見失ってしまっているのです。
お嬢ちゃんは、「遊ばない」選択をしているのだと思いますよ。 別の子と遊んだり、一人で遊んだり、それを選べるのは、素晴らしい「生きる力」です。 しかし、それとて、簡単にできたことではないかもしれません。 ギリギリのところで、自分を励ましそれができているのかもしれません。 でも、「できている」のですよ。
どうか、「できていること」をほめてあげてください。 「立ち向かえ」「逃げるな」なんて、言わないであげてくださいね。心からお願いします。
「イヤだ」といえることは、素晴らしいことですが、簡単ではありません。 私は、CAPという子どもの暴力防止の活動をしていますが、子どもたちに「イヤだって言っていいんだよ」とは言いますが、「イヤだと言いなさい」とは、けして言いません。 「イヤだ」と言うことは、とても難しいことですから。 「イヤだ」といえなくても、別の方法で自分を大切にできていればいいんですから。
それから、お母さんに辛いことを言わないってことは、よくあることです。 辛いことは、なかなか話せません。 でも、話て欲しいですよね。力になってあげたいですものね。 それには、親子の信頼関係が必要です。 子どもは辛いことを話してくれたら、是非、「よく話してくれたね。お母さんは力になりたいよ」ってまずはほめてあげてくださいね。 そして、状況をきいてジャッジするのではなく、気持ちに共感してあげてください。 「そう、辛かったねー」と。 その時できなかったこと(「どうして、イヤって言わなかったのよー」とか)を、指摘するよりも、できていたことを、探して、「よくやれたね」と言ってあげてみてください。 そう、「お母さんに、お話できたね。エラカッタネー」って感じでね。
自分を大切にできているお嬢ちゃんを誇りに思って、お嬢ちゃんを信じてあげてくださいね!
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(アドバイザー:松野敬子) |
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