- 看護師さんからの医療に関する回答について - 看護師さんは診断をしてはいけない決まりになっていて、また、症状や状態を直接診ることができないので、医療に関する回答内容は、アドバイスとして参考にしてください
|
 |
転びやすい息子、X脚が目立ってきた |
|
今月で三歳の誕生日をむかえた長男のことで、ご相談があります。 長男は歩き始めの頃から現在にいたるまでよく転びます。 何も段差のないところでも転びます。 足元をよく見ていない事もあるので仕方がないかと思いますが、とても気になります。 だいたい走り出す時に転びやすいように感じます。少し走ると前かがみになり、大概転倒。
私自身も転びやすかったです。原因と思われるのは、股関節脱臼で矯正をしていたことがあり、小学校の頃は内股で自分の足にひっかかり転んでいました。
長男の場合は出生時には問題ありませんでした。ただ、成長するにつれX脚が目立ってきました。整形外科でも診てもらいましたが、X脚ではあるけれど、転びやすさとは関係がないとのことでした。保健センターでも相談しましたが、ただ話を聞いてくれるだけでした。 心配しすぎなのでしょうか? もし、X脚を治す体操などあればやってみたいのですが。
(はな さん)
|
|
 |
はな さんこんにちは、看護師の大林です。 お子さんの足の事心配ですよね。 私も自分の子どもが足首が内側を向きすぎていた時期があって、気持が良くわかります。
生まれたばかりの子どもはどちらかと言うとO脚ぎみで、年齢を重ねるにしたがって、普通の状態になっていきます。 何故、そうなるかと言うと、骨の発達もありますが、筋力がついてくる事と関係あるといわれています。
元々X脚気味だったのが、成長と共に助長されて、少しめだって気になってきたのではないでしょうか。 1度専門家にみてもらっているので、差ほど極端なX脚とは思いにくいですので、子どもが転びやすい原因をちょっと挙げておきます。
〇子どもは元々バランスが悪く転びやすい。 〇歩くときの癖、片方の手を良く振っていないとか、どちらか片方の手を常につないで歩く習慣がある場合、転びやすくなる。 〇気持が焦りやすい子どもは転びやすい。 〇靴があっていない。大きすぎたり、スリッポンタイプのふにゃふにゃの靴だったりする。 〇耳や目が悪くても転びやすい。
一番気をつけてもらいたいのは靴です。 子どもの骨は柔らかくて、間違った靴選びをすると、将来にわたって困る事に なります。足が気になるのでしたら、シューフィッターのいる専門店で、相談して1度ぴったり合う靴をはいてみるのも一つの方法です。 靴の工夫でO脚やX脚の矯正も出きるそうです。
また、家庭内でははだしで歩かせて土踏まずの形成を促す事も転び難くするための大切な訓練です。室内では靴下も不用です。足指じゃんけんや足の指で物を掴んで遊んだりして、足の裏・足の指の力をつけてください。 元々2歳の子どもは良く動き回るので、太ももやふくらはぎの筋肉の訓練は余り考えなくても良いと思います。
|
(アドバイザー:大林千恵子) |
|
 |