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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
幼稚園・保育園 登園拒否・行きたがらない・登園後の後追い
休園中の娘を、保育園に行きたい気持ちにさせるには?
6歳3ヶ月の長女の個人懇談会に行ってきました。「様子をしばらくみましょう」という具体的な指針を聞いてみましたが・・
「様子を見ましょうと言う事でにげていたのかもしれない・・・」と言っていました。やっぱり!!何も先の事など考えていなかったんだ!!って感じでした。当初拒否の件も1ヶ月間無理やり着替えさせて抱っこして連れて行ってもうこんなのは嫌だ!!と思ったので「しばらく休ませて行きたくなるのを待とうと思います」と言ったのですが「お休みしたら所に来たくなるとは思えないしむしろお家の方がよくなってしまうんじゃないか!!」と言われました。けど、私は長女の不安な気持ちをすこしでも取り除いてあげたいので休ませようと決めました。

先生は「しばらく休ませる間保育所に行きたくなる方向に持っていってください」と言っていたのですがどうすれば行きたくなるのでしょうか!?一緒に遊んだり料理をしたり買い物に出かけたりしていますがそれだけではだめなのでしょうか・・・??

長女は、所には行きたくないもののお家では伸び伸びと遊んでいます。

(ドラエモン さん)


ドラエモンさん、お返事遅くなり申し訳ございません。旭幼稚園、副園長の井上です。

かなり保育所に対して不信感を持たれているようですね。たしかに「様子を見ましょう」という言葉は都合がいい言葉です。確かに何もしなかったとしても、様子は見ていた訳ですから…。

でも、本当に「様子を見る」ことしか解決方法がない場合もあります。例えば…保育所に対して本人が「何となく不安があるので、行きたくない」と思った場合。周りの人がいくら説明しても、説得しても意味がありません。本人が
「これなら大丈夫」
という確信を持たない限り無理です。そのためには時間をかけるしか方法がありません。「何時間かければ」「何日行けば」というのと、質が異なる問題だからです。

そんな意味で「様子を見る」のは「逃げる」場合もあるかも知れませんが、その子どもの成長なり心の変化を待つ」場合もあります。何がきっかけになるか判らない以上、その変化が起きるきっかけを待つ。これは積極的な関わりではないかも知れませんが、大切なことです。

多分、所長さんと担任の先生がコミュニュケーション不足で、その意図が担任に上手く伝わっていなかったのでは?と推測いたしました。

子どもも3歳過ぎれば同じ年齢の子ども同士で遊ぶことが多くなります。社会性・知的好奇心などが高まり、集団で遊ぶことを求めるようになります。でも…そうなるには個人差もあります。興味や関心といったものは身体的成長と違い、外部で判断できないだけになおさらです。
それを思うと、「では、こうすればいいのでは?」というご提案ができづらいのですが、先ずはお母様と一緒に「遊ぶ楽しさ・面白さ」を体験することから始めてみてはいかがでしょうか? 現在のお母様とのかかわり、とても素晴らしいことと思います。このままちょっと続けてみてください。

そんな中から「同年齢の友達と遊んでみたい」という気持ちが出て、そのまま育ってくれれば、と思います。

なんだか回答になっていないようで申し訳ございません。でも、これは本人の気持ちにかかわる部分なので、本人にしかわからない部分だと思います。このことをちょっと頭の片隅に置いて「様子をみて」ください。お願いいたします。

(アドバイザー:井上智賀)


ドラえもんさんはじめまして。
前回返事できなくてすいません。
相談はしっかり読んでます。

なんともドラえもんさんのお話しか聞いてないので確かな事がいえませんが、
文面を見る限りお母さんの憤りがにじみ出てますね。
園では結構茶飯事のように起こってる事としか受け止めてないのかもしれません。

これは一つの案ですが
今から園を移られてはいかがでしょうか?
残りわずかですが・・他園に移られて4ヶ月間を置いて小学校で再開すると結構溝が埋まっている可能性があります。
今の園にこだわるより、園長先生や他園の先生などに相談されてみてください。
よい糸口が見つかるかもしれません。
ご参考まで・・。

(アドバイザー:staff)


ドラエモンさん、こんにちは。
がんばっていますね!
お子さんのために、「ともに過ごす時間」というプレゼントをしてあげているんだな、と思いました。
これは、愛情を伝えるための、とっても、とっても大きなプレゼントです。
そうで、できそうで、できない、けっこう大変なプレゼントですよね。

親として、「いつまで続くのかな」「それでいいのかな」という葛藤は当然おきますし、焦るような気持ちになっても不思議はありません。
でも、「時間」というのは、子育ての中で、とても重要な気がしています。
ボーとしててもいいじゃない、と思うんです。

保育園の先生方が、何故、そこまでお休みすることが罪悪のようにいうのか、私はちょっと分からないです。
保育園という性格上、家でゆっくりさせてあげたくても、お母さんやお父さんのお仕事があり難しい子が多いからなのでしょうか。
無理にでも保育園に行ってくれなくては困るお家もたくさんありますからね。

ドラエモンさんだって、保育園をお休みさせることで、あきらめたこともいっぱいあったことだと思います。
それでも、今は、お子さんのために、「共に過ごす時間」をプレゼントすることに決めたのですから、先生方も、それを支援してくれればいいですね。
そのあたりを、じっくり説明してみてはいかがでしょうか?
先生や保育園を非難するような言い方でなく、「私がこうしたいから、応援して欲しい」というぐあいに。
そうやって、ちょっと丁寧に先生方とコミュニケーションとってみれば、ドラエモンさんのお子さんへの気持ちや不安を先生方も理解してくれるのではないでしょうか。

我が子の育つ環境を整えるためにも、責任追求型ではなく、提案型のコミュニケーションを取れる関係を作っておく方が、ずっと楽ですものね。

うちのマンションにも、1年生で朝、学校になかなか行けない子がいます。
泣いても無理やり送りだしていたお母さんが、最近、「もう、朝の散歩を楽しむつもりで(子どもの登校に)付き合うことに決めたわ!」と明るく言うようになりました。
お嬢ちゃんは、ちょっと照れくさそうにニタッとしました。
お母さんの葛藤を見てきたので、ホッとしました。
絶対に、いつかは「もう、いいよ。ひとりで行くよ」っていう日が来ると、二人を見て思いました。

みんなお母さんは、がんばってるよね!
We are not alone!

(アドバイザー:松野敬子)




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