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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
性格・生活習慣・行動など わがまま・反抗・ストレス
お友達の前でわざと悪い言葉を使う
4歳の娘のことでご相談します。
家の中ではそこまで感じないのですが、外遊びに出ると周りのお母さん、子ども達の前でわざと悪い言葉を使ったり、私に命令したりします。「はいはい」と軽く聞き流したり、ぴしっと注意したりと、日によって対応が違う私もよくないのでしょうが・・・

他のお友達とは喧嘩も時にはしますが、仲良く楽しそうにやっています。2歳の弟に対して我慢しているところがあって、それが外で出てしまうのかなと思ったりもします。ちなみに家の中でも外でも物の取り合いが原因で兄弟喧嘩ばかりでそれも悩みの種です。(手を出す弟に対して姉は手を出さずに口と涙を出します。)

あわせて同じく4歳の男の子のお友達ですが、こちらは娘と反対で他の大人に「ありがとう。おりこうさんね。」と言われることをいつも一生懸命見つけてやっています。大人が見ていなかったら「ぼく、この子にこんなことしてあげたんだよ!」と必ず報告して「ありがとう」と言ってもらったら満足そうな顔でまた遊んで・・・という感じです。その子は一人っ子です。娘もそのお友達も未就園児です。

この2人の子供としてのまったく違う面が面白いとも思えますが、毎日毎日繰り返されると、私もちょっと鼻についたりします。
一過性のものかもしれませんが、最近外に出るのがちょっと精神的に億劫になったりなので子供の隠された気持ちのようなものがあったら教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。

(ひまわりママ さん)


こんにちは。アドバイザースタッフの土居です。

娘さんのような子供もお友達のような子供も、これくらいの年齢には少なからずいるような気がします。
まずは娘さんについて・・・
4歳児ごろというとお友達との交流を覚えてくる反面、悪い言葉を覚えてくるのもこの頃だと思います。今はまだ女の子らしさ、男の子らしさも強調しないせいか女の子でも乱暴な言葉を使ったりする時もあるようです。幼稚園に通う、うちの娘も家では使わないですが園で時々使ってるのを聞いたりしますね・・・

言葉づかいだけが男の子のような感じだったりするのなら叱りませんが、やはり目上の方(お友達のお母さんや先生)だったり、お友達でもきつい言葉だとすると叱ります。

兄弟の物の取り合いは2人以上の子供の親なら誰しも経験すること。うちも毎日しょっちゅうしてます。うちは下が妹なので妹の方がよく泣いてます。なかなか辛いですよね・・・

お友達の男の子は褒められたり、目立ったりするのが好きなお子さんなのでしょうね。こういう子も多いと思います。「よかったね〜ありがとう〜」とさらっと流しておきましょう。
まだまだ成長する時期だし、来年には入園されるんでしょうか?幼稚園に入るとまた成長しますよ。

ちょっと文面から感じたのですが、お子さんをお友達と交流させるのに少し無理なさってるのかな、と思いました。家の中にいて姉弟だけの面倒を見て、ストレスが溜まるならともかく、外へ出てお疲れになるのなら、たまには家でゆっくりされてもいいんじゃないでしょうか??お友達は幼稚園に入ればできます。親子だけの時間を過ごしたり、時々お友達と遊んだりなさってみては?

どうしても「子供はお友達と遊ばせるべき・・・」と思ってしまいがちですが(幼稚園に入っても降園後あそばせなければ、と思ったり)大きくなれば子供は勝手に離れていきます。親と一緒にいるのはほんのひとときです。そんな時間をもっと大事にしてもいいんじゃないかな、って最近になって思えるようになりました。

あまりいいアドバイスでなくてごめんなさい。でも少し気を楽にしてくだされば、幸いです

(アドバイザー:土居聡子)


ひまわりママさま、こんにちは。松野敬子です。

うんうん、いますよね。色んな子が!それを「面白いなー」と思もえるようになったのは、私の場合「母親」の立場を離れた時でしたね。
CAPの活動で出会う子どもたちを見ているといつも「面白いなー」「いとおしいな」と感じますし、それから、昨年、息子がお世話になっているある野外活動の役員(まあ、お世話係です)になってしまって、1年間、息子とは別の子どもたち9人のリーダーをやった時なんて、「ホント、子どもってオモシロイナー」としみじみ思ったものです。

「親」という立場を離れることで、客観的に見れるんですね。ボコボコと、その子、その子の個性が浮かび上がって見えてきて、それを「いい」とか「悪い」とかでなく、「ホー、そんな風に感じる子がいるんだ」「そんな風に、表現してきたか!」という感じでしょうか。

逆にいうと、「親」というものは、子どもがどうしても主観なにで見れないというか、「どうして、こうなの(こうして欲しいのに)」みたいな邪念(?)が入ってしまうんですよね。
ですから、ひまわりママさんが、「鼻につく」という感覚は、すごく分かります。親だから、娘やその友だちに対して、そういう感情になるんだと思いますよ。
で、私は、客観的に読ませていただいて、「うん、うん、いるよなー」こんな子たち。お嬢ちゃんは、いい姉ちゃんになろうと精一杯がんばっているんだよね。だから、お外で同世代の子に会うと、「私はお姉ちゃんよ!」と言いたくなるのかな?がんばっている証拠かもしれないですよね。

ちなみに、手を出す弟に、お口と涙で訴えているのは、すごく立派!なかなかできることじゃないですよね!いっぱい誉めてあげてね。
お友だちの方も、認められたいんだよね。今は、おとなの人に誉められることが、何よりもうれしいことなんでしょうね。

きっと、幼稚園や小学校へ行くようになって、お友達や「先生」という「自分だけを注目しているわけではないおとな」に出会えば、人との距離のとり方を学んでいくことだと思います。

ひまわりママさんが、聞き流せる日には聞き流してあげればいいし、「ちょっと行き過ぎ」と思ったら「それはイヤだな」と言ってあげている、今の対応でいいと思いますよ。
今のままで充分、素敵なママですよ!子育て楽しみましょうね!

(アドバイザー:松野敬子)




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