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かんしゃくを起こす息子との今後の接し方
はじめまして。いろんなサイトをめぐりめぐってここにたどりつきました。

我が家には2歳6ヶ月になる息子がいます。生まれたときからとにかくよく泣く子で、毎日が戦争のようでした。それが落ち着くと今度はかんしゃく。ちょっとしたことで、30分から1時間、激しいときは2時間近く鼓膜が破れないかと思うほど泣き続ける子。こちらの対応が慣れてきたせいか、回数は減ったものの、いまだに自分の要求が達成するまで泣き続けることもあります。

1歳半検診でも保健所で相談しましたが、「お母さんのしつけが厳しすぎるんじゃないですかぁ〜?もう少し我慢してみてくださいよぉ」で終わり。主人とも何度も相談し、お互いできるだけ育児を分担し、一緒に遊んだり出かける機会を作ったりもしています。

泣き出したらその原因をできるだけ速やかに解決できるように「○○したかったんだよね、わかるわかる。でもね。」と何度も声かけをし、違うもので気をそらしたり、抱きしめて我慢したり。あまりかんしゃくが起きる状況にしないためにもできるだけ公園やお友達の家に行き、親子ともにストレスをためないようにしたりもしています。
すると最近ではお昼寝をしまくなりました。起きてから6〜7時間くらい経つと眠たそうにそうにはするのですがお昼寝をさせると就寝が1時2時と深夜になることが多く、お昼寝をしなければ8時・9時には寝ます。

できるだけお昼寝ができるようにしてみてはいるのですがほとんどがかんしゃくの原因になってしまい、断念。しょうがなく外出する毎日です。
夜中に起きることもなく、そのまま朝の8時ごろまで寝てくれるのですが、睡眠時間が少ないのではないかと心配しています。

以前、1歳未満でテレビやビデオを長時間見せると発達に影響があるということを聞きました。生活の中でテレビを見る時間も多く、ビデオも毎日見せてとせがむので見せることが多いです。
また、はいはいをしない子は情緒の発達で影響が出ることがあるということも聞いたことがあり、息子はほとんどはいはいすることなく歩き出したので、上記の理由とあわせて今の状況はこれらにあるのではないかと心配しています。

睡眠時間、テレビやビデオの影響、はいはいをしなかった。。。睡眠時間はこれからなんとかできるにせよ、あとのことはいまさら「それはだめですよ〜」っていわれてもどうすればいいのか。些細なことで泣き、感情の起伏が激しく、半分諦めでただひたすら息子が泣き止むのを待つ日々。

思わず叩いてしまうこともしばしばで後悔で私が大泣きすることもしょっちゅうです。そのせいか、お友達と遊んでいてもちょっとしたことで叩き合いになったり、思わずかんでしまったり。
私自身があまり神経質にならないように息子のペースに合わせて生活するように努力をしてはいるものの、3歳までのしつけや経験はその後の影響も大きいとのことで、今の状況が果たして息子にとってよい状態なのか、自暴自棄になることもあります。

なにかよい解決方法があればよろしくお願いします。

(みほきち さん)


こんにちは、みほきちさん。
かんしゃくを起こすのは、以前に比べて少なくなっているのですよね。だったら、もう少し様子を見てみましょう。お子さんにとって、何か気に入らないことがあったときに泣くのは、発散になっているのだと思います。
30分間、ひとりで泣いているのでしょうか。その間、みほきちさんから声をかけたりしていますか? とりなしていると、泣き止むきっかけがいつまでもできないことはありませんか?

試しに、かんしゃくを起こして泣いたら、5分くらいほっておいて、原因については何も話さず、「おやつにしようか」とか「お散歩に行く?」と声を掛けてみてはどうでしょう。

それから、睡眠時間のことですが、夜9時から朝の8時までの11時間寝ていることになりますよね。夜9時から6時まで寝て、1〜2時間昼寝をするのと同じくらい寝ていることになりますから、「昼寝をしなければいけない」と考えなくてもいいとおもいますよ。昼間、外で思いっきりからだを動かしたりすると、疲れてお昼寝をしたくなることがあるかもしれないので、お子さんの様子を見て、対応すればいいと思います。

あるいは、ぐずっているのが眠いせいで、時間的にいつも午後何時くらいの同じ時刻に機嫌が悪くなる、というのであれば、ちょっとお昼寝が必要なのかもしれません。無理に寝かせようとしないで、横になって、絵本を読みきかせる時間を作ってもいいと思います。

みほきちさんのお子さんは、感情表現がとても豊かなんですよ。一緒に驚いたり笑ったりして、共感していけるといいですよね。怒ったり泣いたりしていても、つまらないので、一緒に笑えることをたくさん見つけてください。
という私自身、子どもをしからないようにしようと思いつつ、つい怒鳴って、子どもは機嫌が悪くなって、またやってしまったと落ち込む、の繰り返しです。毎日試行錯誤しながら、子どもへの対応には、苦心させられています。
ちょっと肩の力を抜いて、いろいろ試してみてください。

(アドバイザー:望月令子)


樋口夕子です

子どもの泣き声って、疲れてたり忙しかったりすると特にイライラしますよね。しかも泣き止まないのなら、なおさらのことでしょう。
みほきちさんが子どもさんにしていらっしゃる対応のしかたは、とてもいいやりかただと思います。いいお母さんだな、と感じました。

2歳半ということなので、まだまだ言葉もおぼつかないのではないでしょうか。これから言葉がしっかり出て、自分の気持ちを言葉にできるようになればかんしゃくも減ってくるのではないかと思います。

お昼寝は、夜しっかり眠れているようなので、したがらないようなら無理にさせる必要はないと思います。2歳すぎるとお昼寝しなくなる子どもさんも多いですよ。かわりにゆっくり出来る時間をとってあげれば充分だと思います。寝転んで歌を歌ったり、お話したり絵本を読んだり。ベランダでひなたぼっこもいいでしょうね。

テレビの見すぎはよくない、と育児書などで言いますが、よほど朝から晩まで毎日毎日起きてる間じゅう見てるというわけじゃないなら、全く問題ないのではないでしょうか。見せていけないのなら、小さい子向けの番組があることがおかしいということになりますしね。テレビやビデオのなかにも、子どもの情操教育にいいものがたくさんあります。テレビを見る見ないではなく、どのようなものを選んで与えるかが大切なんだろうと思います。

はいはいも、全然しない子っていうのはよく聞きます。でも、それがなぜ情緒の発達に関係するのか・・と不思議に思います。そんなことないと私は思うのですが。

感情の起伏が激しいのも、個性のひとつ。それだけ情緒豊かだと考えてみてはどうでしょう。お母さんも大変だとは思いますが、“私はこんなに泣く子どもをしっかり育ててるんだぞ!!”と威張るくらいの気持ちでいてみてください。
そして、子どもさんが大きくなったときに「お母さんは幼児虐待の多い時代に、あなたをこんなに頑張ってここまでりっぱに育てたんだよ」と話して聞かせてあげましょう。すごく感謝してくれると思いますよ!

(アドバイザー:樋口夕子)


こんにちは、みほきちさん。平田です。

かんしゃくをおこされると、分かってはいてもついイライラしてしまいますよね。「かんしゃく」というのは表現の一つだと思います。まだ、言葉できちんと伝えられないので本人自身もきっとイライラしてかんしゃくを起こすのではないでしょうか。そのうち言葉で伝えるということがきちんとできるようになると、かんしゃくも少なくなっていくと思います。

「かんしゃく」は自分の思いが通らないときに起きると思うのですが、実際、聞いてあげられることと、そうでないことがあると思います。聞いてあげられるときには、どうしたいのかをきちんと聞いてあげて、納得のいくようにしてあげ、そうでない場合には、言葉は悪いと思いますが、ほっておいてもいいと思いますよ。

ダメなときにいろいろ声をかけることによって、お子さん自身期待したりしてより強くかんしゃくを起こす場合もあると思います。激しく泣き出して親の方が根負けしてしまうことがあると、子どもは強く泣くと聞いてもらえることを学ぶと思います。幼くても子どもは親をよくみて、時々試したりもしてるのかな?なんて思ったりもします。

また、睡眠時間やテレビ・はいはいなどはいろんな考え方があり、個人差もあり、そんなに深く考えることはないと思いますよ。少し子育ての落ち着いた12歳と9歳の子どもを持つ私ですが、今になって子どもは日々成長しているんだなー。と、実感しています。成長の仕方は様々で「早い子」「遅い子」「休み休み進む子」・・・。でも どの子も成長していきます。

難しいとは思いますが、少ゆとりを持って接してみてはいかがでしょうか?みほきちさんは、お子さんときちんと向き合い大切に育てているステキなママだと思います。お子さんの成長を日々楽しんで子育てしていってくださいね。

(アドバイザー:平田美智枝)


みほきちさん
はじめまして、松野敬子です。

2年6ヶ月、子育てがんばってきたよね!まずは、がんばりママのみほきちさんに、心からのエールをおくりますね!本当に、よくやっていると思います。果たして、私はそんなに子どもに真剣に向け合っていたかな?と思うと、自信がありません。

そして、今、とっても苦しくなっちゃっているみほきちさんに、「何が必要か?」と考えた時、楽天的母親をやってきて、すでに14歳と11歳にもなってしまった我が子たちの姿をお話しましょう。
こどもは、けっこうたくましいものです。そして、「HOW To子育て」は、長いスパンで見ると、結構はやりすたりがあるもんです。

例えば、幼い子にTVを見せることの是非。上の子が生まれた頃、私世代からは懐かしいディズニー映画のビデオ版がバンバン発売になり、「ディズニーは情操教育にいい」と信じる私の母は、せっせと買って、ドンドン見せていました。毎日、毎日、観ていましたよ。
育児サークで、テレビに子守りをさせることの是非論、なんてことで話が盛り上がった記憶もあります。少なくとも、相当時間、うちの子はTV観て育ってます。

かたや、私より6年前に子育てを始めた、義理の姉は、ポリシーがあったようで、TVは一切見せない子育てでした。(ついでに言うと、チョコレートも6歳くらいまで食べささなかったとか)でも、どちらも、別にどーってことなく、育っています。TVをみせたかどうか、でそれほど人生がかわるようなものでもないと、つくづく思います。

下の息子は、とってもやんちゃなので、そりゃよくケンカしてました。私は何回「スミマセン」と言って歩いたか、という感じです。でも、そんな彼も、今では、感情のコントロールがうまくできるようになり、結構頼もしい6年生です。

「泣かれる」というのは、親にとってはとてもストレスで、たいへんなんだろうなーと思うけれど、3歳前というこの時期を過ぎれば、たぶん「泣く」以外の表現方法も身につけてきて、減ってくるんじゃないかなーと思います。その他のことも、ごく普通の2歳児の行動のように思うので、子どもの成長を信じてあげていいんじゃないかな。

ちょっと深呼吸して、自分自身とお子さんに、「私って、なかなかよくやってるよね!」とほめてあげましょう。少なくとも、私は、「スゴイよ。立派!」と、心から思いました。

子育て楽しみましょ!

(アドバイザー:松野敬子)




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