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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
性格・生活習慣・行動など おとなしい・いじわるされる・元気がない
幼稚園のお友達との関係について相談します
こんにちは。4歳8ヶ月の娘の母親です。4月から地元の公立幼稚園の年少組に入園しています。
友達のことで相談したいのですが。娘はどちらかと言うとおとなしく、自分の気持ちをあまりはっきりと伝えることが上手ではなく、嫌なことでも我慢してしまうようなところがあります。

娘に近寄ってくるA子ちゃんがいまして、家も近いこともあって仲良くしてくれて良かったなあと初めのうちは思っていたのですが、徐々にA子ちゃんが意地悪を言い出すようになり、娘も苦痛になってきたようで、嫌だったら嫌って言っていいのよと私が話すと、嫌って言ったらA子ちゃんがかわいそうだ。意地悪言ってることにならないの?って聞いてきます。
意地悪じゃないよ。意地悪を言ってるA子ちゃんにそんなこと言ったらだめだよって教えてあげることになるからね。って言い聞かせました。

そうすると娘も自分の気持ちを少しずつですが、言えるようになって前ほど意地悪も気にならなくなったようでほっとしていたのですが、夏休みが終わり、新学期が始まってすぐに、娘の靴が保育時間中になくなったのです。
お帰りの時に靴が無く、上靴のまま待ってる娘を見て、どうしたの?って聞くと、靴が今日のうちに3回も無くなったって言うのです。意味が分からなかったんですが、1回目は朝の体操が終わり手を洗って部屋に入ってから、いつもそばにいるA子ちゃんが○○ちゃん靴が無くなってるよって言いにきたらしいのです。

で、「そこにいて、探してきてあげる」って言い残してすぐ見つけてきて、あったよと言って、私が隠したんじゃないからねって言うらしいんです。
それでその後製作をして終わった人から本を読んで待ってる時またA子ちゃんが○○ちゃん靴無くなってるよって言いに来て見に行くと無くなってたらしいのです。するとまた探してくるからここに居りよって探しに行ってくれ、またすぐに見つけて今度はトイレにあったよってもってきてくれたらしいのです。
また私が隠したんじゃないよって。そしてまた3回目おかえりの前に、また無くなってるわ探してきてあげるって行ってから今度はなかったから先生に言うわって言いにいったらしいのです。

こんな短時間に何回も無くなってまたすぐに見つけてくるA子ちゃんを不思議に思い、また探して来る度に私が隠したんじゃないよって言うことに対しても不思議に思ってしまうのですが。無くなってるのを見つけるのも娘ではなくA子ちゃん。すぐに探してくるのもA子ちゃんで。

3回目はどこに隠したのか忘れてしまって、または隠したところと違うところに転がってしまって見つけられなかったのか・・・結局2回目と同じトイレにあったそうなんですが。娘はA子ちゃんは私が隠したんじゃないって言ってたからきっと違うよお母さん。って言うのです。
でも色々考えて疑ってしまってます。見たわけじゃないから言わないでおこうと思って、全然幼稚園と関係ない人にどう思うか聞いてみると、A子ちゃんだと思うよ。○○ちゃんの気を引きたいか探してくれてありがとうって褒めてもらいたいんじゃない?って言われました。

4歳でもこんなこと考えるのでしょうか。1学期と違って娘も成長し、自分のことは自分でできるようになり泣かなくもなってきてA子ちゃんにしたらもっと世話を焼きたかったのかなあとも思うのですが。娘が他の子と遊ぶ約束したらだめって言うし、独占欲みたいなものでしょうか?
靴が無くなったことに対して私はかなりショックだったのですが、担任はあまり重要なことと受け止めていません。犯人探しのようなことはしないでいてほしいですが、隠すというこに対する指導は子ども達全員に話して教えてあげるべきだと思うのですが・・・

毎日幼稚園で今日はどうだったのかなって不安に思うのは辛いです。どういう風に対処したらいいのでしょうね。A子ちゃんと遊ばないようにって言うのもなんか良くない気がしますし。アドバイスお願いします。

(ぴよこ さん)


ぴよこさん、えんどうです。

園でのお子さんの様子が気になっているようで、不安な気持で毎日過ごされるのは辛いですね。お子さんは、自分の気持ちをあまりはっきりと伝えることが上手ではなく、嫌なことでも我慢してしまうようなところがあったのが、ぴよこさんの接し方で自分の気持も言えるようになってきたようですね。ぴよこさんの努力の成果ですね。

”嫌って言ったらA子 ちゃんがかわいそうだ。意地悪言ってることにならないの?”とお子さんは、自分よリA子ちゃんの思いを考えていたようです。これからも、自分の気持を大切に、自分を守るのは自分で、いやな時はいやといっていいんだと接していってあげてください。

それからお子さんはA子ちゃんに対しては、どう思っているのでしょう。お子さんよりも、ぴよこさん自身のショックのほうが大きかったように思えます。ぴよこさん自身の不安をどうにか、解消できるといいですね。

(アドバイザー:遠藤けいこ)


ぴよこさんこんにちは。松野敬子です。

ぴよこさんが、お嬢ちゃんのことがとても心配で、ともて大切にしている気持ちがよく分かりました。そして、お嬢ちゃんは、ちゃんと嫌なことには「イヤ」と言えたり、お母さんに気持ちを伝えられたりできていると思います。これが、できていれば大丈夫!

A子ちゃんがそうであるかどうかは分からないですが、4歳でも意地悪をする、というのはあることだと思います。むしろ、4歳だから、隠しては見つけてきて、「私じゃないよ」と余計な(?)ことを言ってるよなーと、客観的にみれば「笑えてしまう」ようなドジをしているように、私には見えてしまいました。といっても、その行動を肯定しようとか、「笑って許せ」と言っているわけじゃありません。

どうして、そういうことをしたくなったのかを、しかるのではなく気持ちを聞いてあげることができればいいと思うんです。本当は、「お友だちが好き」だとか、「遊んで」という気持ちを伝えたかったんだよね、ってことが、本人に自覚できれば、じゃあ、「意地悪をする」って表現方法は、違っているよね、「それじゃあ、あなたの気持ちは伝わらないよ」と、ちゃんとお話してあげることは必要だと思います。

それを誰がするのか、ですが、私の経験から言って、親は自分の子が悪いことをした時、そして、それが相手から指摘された時、「叱る」のではなく「話しを聴く」ことができ難いように思います。我が子だから、冷静な思考になれないんですよね。第3者、たぶん、先生だとかになると思いますが、がそういう対応をしてくれればいいですね。ちなみに私は、私自身で、直接、相手の子どもに話すことが多かったと思います。だから、今も、子どもたちの友だちとは、けっこう「仲良しのおばさん」です。

幼稚園や小学校へ行けばいろんな子がいます。どの子も健やかに育っていけるよう、地域の大人が関われればいいですよね。ぴよこさんには、子どもの声を受け止めることができる、感性と繊細さがあるので、懐の深い「地域のお母さん」になってくださることだろうな、と思いました。

(アドバイザー:松野敬子)




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