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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
幼稚園・保育園 登園拒否・行きたがらない・登園後の後追い
特定の男の子にちょっかいを出され登園拒否
こんにちは。5歳6ヶ月の女の子を保育園に通わせています。
もう1ヶ月以上登園を拒み困っています。もともと不快な思いをしても語ろうとはせず、ため込んでしまうタイプです。こちらが聞いても「忘れた」とか「別に・・」とか。もっと突っ込んで聞くと、「思い出すのイヤだから・・」と口の重い子で詳細を理解するのも時間がかかってしまいました。

原因ですが、この夏先生はお昼寝の前に怖い話をされるようになりました。多くの子供達には好評だったそうで、先生も嬉しくなり回を重ねる毎に表現がエスカレートしていったそうです。ある日先生の話の途中で、娘が「こわいー!」と泣いてしまったのですが、すぐに泣き止んだので、気に留めてもらえませんでした。しかしその後、布団の中でも怖くてドキドキしていたところに、その日ちょうどお隣の布団だったA君が娘の体に触ってきて、以来全くA君のことを受け付けなくなってしまいました。

トイレも一人で行けませんし、A君の顔を見るのも声を聞くのもイヤで、A君が休みの日でも上靴を見ただけで気分が悪くなると言います。
また、この事が起こる少し前、娘がA君のことを好きな時期が少しありました。それをA君も知って以来、じっーと娘を見ていたり、用も無いのに近づいてくることも多いといいます。

娘はもともと、くすぐられるのが好きな方です。この事件が起こる前も何度か触られたことがあり、その時は平気だったと言うので、てっきり遊びの延長で、くすぐられているのだと解釈し、先生にもそういったニュアンスで相談していました。
時間が解決してくれると気楽に考えていました。保育園のほうでは、食事・おやつ・お昼寝がA君の近くにならないように配慮してもらっていました。

しかし毎日泣き叫び拒む様子は少しも和らぎませんでした。分かっているつもりでも、私達両親も園の先生方(2人担任)もきつく娘に接して傷つけてしまうこともあったと思います。不信感を多少もたれたりしているのでは?と感じることもありました。

そんな時、別室に先生と娘と2人だけで、話をしてもっと聞き出そうとしてくださったり、(結局娘はいろいろ考え、本当のところを言わなかったそうです。)A君に「もうちょっかいをかけないように」と謝らせ、許してあげなさいと、とりもとうとして下さったりしたのですが、かえって娘は嫌悪感や不信感を募らせることとなりました。

けんかや意地悪じゃなく、生理的に受け付けないものを「謝ったのだから許してあげなさい」というのも可哀相だと思います。何よりも娘が許せなっかったのは、先生に注意されたけれども、A君はよく理解しておらず、その日もまた隣の女の子を触っていたことだそうです。くすぐるのではなく、背中とお腹を触るのだと言います。

「どうしてA君と離れて寝てるのにさわっているか分かるの?」と尋ねたところ、A君はお昼寝をしないで、じっと隣の女の子が眠ってしまうのを見て待っているそうです。その時には上にタオルケットを掛けないで、寝たのを確認したらタオルケットを掛けて手が見えないようにして触るからわかるのだと言います。それも自分があまり好まない女の子にはしないらしいのです。

イヤだけど、気になるからその様子を見てしまい、また余計嫌いになってしまうそうです。A君とは同じ小学区なので、来年小学校にも行きたくない!と言います。
その事も2.3日前先生にお話しました。A君の事をしばらく見てもらうよう頼んでいます。お話してから、まだお昼寝の機会がなく返事はまだです。A君がどの程度のことを理解して、こういった行為をしているのかも難しいところです。ちなみに、A君は1番上で、弟がいて、昨年ご両親待望の女の子が産まれました。

このまま嫌がる娘を毎日通わせるべきなのか、悩んでいます。主人は「どんなことがあっても休み癖をつけてはいけない。あとあとの甘えにつながる。」と言います。へたなことになって、男の子を好きになれないような子になっても不幸です。元のように保育園大好きっ子になって欲しいのはもちろんですが、A君にも良い方向に向いて欲しいと願っています。

(とんぼ さん)


とんぼさん、えんどうです。

嫌がるお子さんを保育園に連れて行くのは、つらいですね。メールを拝見していて、私が思ったことは、原因ですが・・・のところを読んで、ドキドキするほど怖い時に、たまたまA君が触れて、怖い=A君になってしまったように思えるのですが、この時A君以外の子に触れられても、もしかしたら同じようになっていたかもしれません。
また怖くない時にA君に触れられていても、今回のようなことはなかったかもしれないと思うのですが。

そういう状態では、A君に対してのお子さんの感情は当然のことだと思います。A君に対しての恐怖感、嫌悪感、不信感をしっかり受けとめてあげるのがいいと思います。否定するとますます、みんなはわかってくれないと心を閉ざしてしまうかもしれません。

ママがパパがしっかりあなたを守るから大丈夫だよ。というような言葉がけをいっぱいかけ、安定感、安心感を与えてみてください。少しずつ変わってくるかもしれません。
お子さんの状態をメールで把握しての推測なのでそうでないかもしれません。また何かありましたら、メールをください。

(アドバイザー:遠藤けいこ)




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