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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
性格・生活習慣・行動など わがまま・反抗・ストレス
3歳6ヶ月の娘が急に激しく反抗する
現在7ヶ月と3歳半の娘がいます。で、この春から3年保育の幼稚園に通い始めた長女のことなのですが、ここ1週間ほど前から急に激しい反抗をするようになりました。

「○○が食べたい!」と言い出して用意すると「そんなん要らない!△△の方がいい!」とか、とにかく少し何か上手くいかなかったり、面白くなかったりすると、大泣きしながら「お母さんが悪い!」「お母さんがウソつき!」などを叫び発狂します。注意したり、助言しても「もう知らない。もうお2階行くもん」と、一人で2階へ上がってこもったり。。。園の先生にも相談しましたが、「園では考えられない。とても元気で笑顔いっぱいで楽しんでらっしゃいますよ」とのことでした。

下の子がハイハイをし始め、離乳食の回数も増え、手がかかるようになってきたのも原因でしょうか。以前からかんしゃくをたてたりはよくありましたが、以前の比ではありません。1日中怒ってばかり、説得してばかりでクタクタです。腹が立つ以上に悲しくて寂しいです。娘のことを理解してあげたいと頭の中では思っているのですが、相手がすぐ怒ったり泣いたりするので余裕がありません。いつまでこの状態が続くのか不安でたまりません。。。

(なあなあ さん)


なあなあさん、えんどうです。

反抗するお子さんに一生懸命対応なさって、そして下のお子さんの育児とお疲れのようですね。怒りに対応すると、怒りや悲しみ、寂しさなどいろいろな感情がわいてきて不安になることでしょう。毎回のように続くと、頭で考えて冷静になろうという余裕もないかもしれません。当然です。具体的なお子さんとお母さんとの会話がわかるともう少し様子がみえてくるのですが。

幼稚園では元気いっぱいのこと、集団生活の中でがんばっているので、お家に帰ると、ありのままの自分を出しているのかもしれません。逆にいうと、お家で自分を出せているから、外の世界でがんばれることもあります。それから3才は、幼児と乳児のはざまで、お姉さんにもなりたいけれど、まだ甘えたい、そのコントロールがうまくいかないかもしれません。きっと本人も心の中は、複雑な気持がいっぱいあるのでしょう。

怒りに対して怒りで答えるパターンを、くずしてみることはできますか?特にお子さんの言葉に、気持で対応してみると、パターンを変える一つです。文章の中のお子さんの言葉でいうと、

「そんなん要らない!△△の方がいい!」「そう言われると悲しいな」
「お母さんが悪い!」「お母さん がウソつき!」「そんなこと言われると、寂しくて泣きたくなっちゃう」

大人の対応がかわれば、必ず子どもの姿は変わります。なあなあさん自身、上手い対応を見出すことができるかもしれません。

(アドバイザー:遠藤けいこ)


なあなあさん、はじめまして。松野敬子です。

暑い中、親も子もたいへん!ですよね。我が家にもいます。反抗期。でも、3歳ではなく14歳の反抗ギャルです。面白くないことがあれば、プリプリ当り散らし、私や弟に「近寄るな!」とか、相当な暴言を吐いてくれます。そうかと思えば、「お母さん、作文これでいいか見てくれるー」とか、やたら機嫌よく甘えてきたりもします。

そんな「機嫌」は、ジェットコースターのように、あがったり、下がったり、相手になっているとたいへんです。思春期、反抗期、ホルモンのなせる業と思っていても、やっぱり私も頭にきます。「いいかげんにしなさい!」とついつい、同じ土俵に上がって「けんか」になってしまいます。という私なので、私自身、試行錯誤の中ですが、思うことを少し書きますね。参考になることがあれば、いいのですが。

まず、「そういう時期なのだ」と思うことです。それは成長の過程で、絶対に必要なこと。成長ホルモンがなせる業。けして、「お母さんが悪い」のではなく、「お母さんがウソつき」だからではないんです。子どもの感情の揺れと、お母さん自身との間に線を引くことです。

それができると、子どもの感情の爆発に、少しは冷静に対処できるように思います。「そうか、お母さんの○○が悪いって思うんだよね」とか、「そうか、お母さんが○○したことが、嫌だったのかな」とか、お子さんの言葉にできていな、苛立ちの部分を具体的に言葉に代えていってあげることもできやすいですよ。

「感情」は、いかりや苛立ちという否定的な感情も含めて、持つことは全部OKです。でも、それを暴力的な方法や泣きわめくという表現方法でなく、伝えられるようにしていくのが成長ですよね。その過程で、おとなが、訴えきれていない感情を、読み解き、具体的な言葉に置き換えていってあげることで、感情表現力のある子に育っていくといわれています。

しかし、親だって、そういつも冷静に対処できるわけではないので、半分できればいいってくらいに思うのが、コツかもしれません。そして、冷静に対処できないとき…。お子さんは、とてもいい対処方法を3歳にして身に付けていますよー。そう、苛立ちをぶつけてしまう相手がいる場から身をはずすってこと。これは、とてもいい方法です。感情は、ぶつけつ相手がいると、より激化しますから。一人になるって、とても大切です。

なあなあさん家のお嬢さんと我が家の反抗ギャル、どちらもうまくこの時期を乗り越えて成長できるよう、親としてふんばりましょうね!

(アドバイザー:松野敬子)




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