- 看護師さんからの医療に関する回答について - 看護師さんは診断をしてはいけない決まりになっていて、また、症状や状態を直接診ることができないので、医療に関する回答内容は、アドバイスとして参考にしてください
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言葉の遅れがあるようなので心配です |
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1歳11ヶ月と2ヶ月になる男の子がいます。今回は1歳11ヶ月の子供のことで相談させて頂きます。
言葉の発育についてですが、まず、1歳半の健診で、単語をあまり話できず要観察の診断を受けました。その後、鼻水が止まらず耳鼻科に連れて行ったところ「滲出性中耳炎」の診断を受けました。治療を続けたところ、よくお話しするようになり、病気によって聞こえにくかったのかと思っていたのですが、今度は名前を呼んでも振り向いてくれないのです。少し前までは名前を呼ぶと「ハイ」と手を上げていてくれていたこともあるのですが、今は何度呼んでも振り向かないのです。
そのことについては保育園の先生からも気になっているとのことで話がありました。先生がおっしゃるにはものに名前があることが理解できていないのでは、自分の名前が分からないのではと言われてしまいました。先生はテレビ、ビデオをつけて一人で見せないでとの指導を受けました。
普段、バナナを見せたら「・なな」やテレビにひよこが映ると「ぴよぴよ」などは話してくれたり、ビデオを見ながら歌を口ずさんだりはできます。また、本を読んだりブロックで遊んだりもできます。この言葉の遅れ(?)が知恵遅れにつながらないか心配です。
とりとめもなく書き、上手にお伝えできていないかもしれませんが、よろしくお願いします。
(Kitty さん)
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Kitty さん こんにちは。看護師の大林です。
滲出性中耳炎に気が付かれてよかったですね。なかなか気がつきにくいものです。再発も考えられますから、プール遊びの前にもう一度耳鼻科を受診してみてください。
1歳半から2歳頃に言葉の習得が急激に進みます。それは、それよりも前に聞いて理解して覚えていたからなのです。脳の処理能力も聞くことによって発達してくるものです。今まで聞こえにくかった事がはっきり聞こえるようになったので、今は、音の洪水の中なのかもしれません。再認識しているわけです。たくさんの音の中で『自分が今聴かなければならない重要な事は何か?』その判断がつきにくいのかもしれまん。 正面から声をかける。合図を送ってから目が合った時点でゆっくり話す。または、肩を叩いて名前を呼ぶ。などの工夫が必要かも知れません。過去に名前を呼んで返事をしていたのですから、自分の名前がわからないことはないと思いますし、自分が見て感じた事は言葉にできていますから、大人の対処によって随分変ってくると思います。担任の先生にも協力を求めてみたらいかがでしょうか。
とても大事な時期です。心配しすぎてもいけないので、何かあったら最寄の保健センターかかかり付けのお医者さんに相談してください。応援しています。
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(アドバイザー:大林千恵子) |
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Kittyさん、えんどうです。
お子さんの発達について、心配ですね。お子さんにお会いすると、少し様子がわかると思うのですが。Kittyさん自身、お子さんの姿が心配のようですね。要観察ということ、また保育士より気になると言われたこと、専門の機関へ行ってみるアドバイスは、されなかったのでしょうか?ということは、まだ様子をみていけばいい状態なのでしょうか?
もしお子さんと接していて、私が気になると思ったら、専門の機関へ行ってみることを進めると思います。早めに接し方のアドバイスをうけ、対応していけば姿に変化が見られるかもしれません。
お子さんの姿をよく知っている、保育士にもう少し話を聞いてみて、保育士から見て専門機関に行ったほうがいいのか、聞いてみるといいのではないでしょうか。こうしてkittyさんが、お子さんのことで行動しているのは、きっといい結果に結びつくと思います。
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(アドバイザー:遠藤けいこ) |
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