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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
幼稚園・保育園 園や担任の先生への不満
先生の怒り方に納得できません
現在年長,5歳9ヶ月になる息子のことです。

今日、幼稚園のお迎えの時、担任の先生に言われたことです。朝の読みきかせの時間に「わたしのワンピース」と言う絵本を読んでいたところ「私に似合うかしら」といううさぎさんの言葉のところで、息子を含む3人の男の子が「似合わなーい」と茶々をいれたそうです。そのうさぎさんの言葉は何回か続くのですが、そのたびに息子たちが同様に「似合わない」と言ったそうです。ほかのお友達が笑ったりするのが,楽しかったようです。ちなみにこの絵本は息子が小さい頃から大好きで、私もそらでいえるくらい、読んであげていた本でした。

先生は、せっかっく絵本の世界に引き込まれていっているほかの子供たちのことを考えて、何回か注意したそうですがきいてくれなかったそうです。それでおそらく一番ひどかったのでしょう、息子だけを「そんなに言うことが聞けなければ、年少さんの教室にいきなさい」と怒ったところ、急に泣き出して「ごめんなさい」と何回も謝ったそうですが、泣き叫ぶ息子をひきずって隣の3歳児の教室につれていって、「給食までそこにいなさい」と言ったそうです。
息子のクラスからは、これが初めてだったそうですが、ほかの年長のクラスからも何人か怒られて、「年少さんの教室に」行かされることがあったそうです。年長になってはりきっていたのに「年少さんに戻りなさい」ということで、いつもあっけらかんとしている息子もさすがに5歳児なりのプライドが傷ついたようで、ショックだったのか、3歳児の教室では黙ったまま顔を上げなかったそうです。

年少クラスの先生が「見ていて苦しかった」と言っていたそうです。午後からの体操の時は、年長のクラスに戻ることが許されたのですが、体操をせずにずっとしゃがんだままだったそうです。園から帰って息子に今日のことを尋ねると、せきをきったように泣き出しました。息子は確かに絵本の世界をじゃましてしまったのですから怒られても仕方ないのですが、悪いことをしたら年少の教室に行かされると思っている子供たち。こういうやり方は許される範囲なのでしょうか?

他の園でもよくあることなのでしょうか?「後がやりにくくなるのでほっておけ。」と主人は言いますが,私としては納得できません。息子は,地域の図書館の読みきかせの時も我が家に持っている絵本の時は先を大きな声で言ってしまったりすることがあったので、私からも「他のお友達は,楽しみにきいているんだから」と言って聞かしていたのですが・・・。性格的にはお調子者だと思います。長々とすみませんでした。よろしくお願いいたします。

(たろっこ さん)


たろっこ さん、ご相談いただきありがとうございます。旭幼稚園、副園長の井上です。

ご相談内容、拝見いたしました。私が小さい頃とそっくりのお子さまのようですね。思わず自分のことを言われているようで、こちらが赤面してしまいました。

私たちが保育を行なっているとき、最も難しいのが「叱り方」です。これは保育者によっても差があります。ある人は「これは叱らないといけない」と判断する。でも、別の人は「これ位はいいだろう」と思う。そんなこともあります。子どもの性格にもよります。注意しないといけない子ども・そうでない子ども。ケースバイケースで様々です。

また、叱る方法・叱る時(時期)・叱る場所・叱り方・そして最も大切なのが「叱った後の解決方法」。ここまで含めて考えないと、後に残ることがあります。これは避けたい。でも、叱らないと判ってもらえない場合もある…。でも、子どもの場合「ここは注意しておかないといけない」と判断した場合「即・その場で」注意しないといけません。そこが難しいところです。

こんなことを念頭に置いてください。そのうえで今回のご相談内容を拝見いたしましたが、先ず絵本や紙芝居など、子どもの意見を言ってもらいたい、という意図のもとに問い掛ける場面。これは様々な意見が出ることを想定したうえで(もちろん、ふざけた意見が出ることまでを含めて)やらないといけません。もし、保育者が意図した(想定した)答え以外のものが出たとしても、その「納め方」は他の子どもが「○○ちゃん、それ、違うよ」という意見を出してくれることを期待している場合・保育者が「こうでしょう?」と修正する場合、等々様々ですが、私の個人的意見では、多少ふざけたものであっても、そこは子どもの意見・感性なのですから、大目に見るのが良いのでは?と思います。

子ども、って往々にして自分ではわかっていても、逆のことを言う場合がります。今回のことだって多分「似合っている」と思っているのに違いありません。でも、わざと逆のことを言って、他の人の反応を楽しんでいる。そんな様子も伺われます。

ここからが本題です。では今回のご相談内容のような場合、叱るべきか、大目に見るか。また叱ったとしても、どう叱るか。どう解決するか。担任の先生は「何度か注意した」ようですので、やはり「皆に静かに絵本を楽しんでもらいたい」という意図があった、と推測します。多分、自由に絵本を読む、という活動では同じ行動をとっても注意しなかったと思います。

私はたろっこさんのお子さまと遊んだことがないので、どのような性格のお子さまか判りません。(子どもの性格によって、叱り方は全然異なってきます)だから、担任の先生がとった行動(叱り方)が正しい、とも間違っています、ともいえないのが苦しいところです。要は「自分のしたことはいけないこと」ということが理解できればいいのです。次からはやらなければいいのです。「だったら別の叱り方だってあるでしょう?」という反論が出るとは思います。でも前にも言いましたように、叱る場合は、「即」ということが求められます。その時の判断があっているか・間違っていたか。それは後にならないと判らない。これが私たちの本音の部分です。

先生も「お昼まで」という時間を区切っていたこと(「明日から幼稚園に来なくていい」というような無期限のことではない)から、反省の時間をとった、ということと思います。もし早めに「ゴメンナサイ」がいえたら、多分許してくれたのではないでしょうか?年少の先生も「先生がいっしょに謝ってあげるから、もうしない、って約束できるよね?」とフォローしてくれたら良かったのになあ…とも思います。(このあたりの判断、とっさのことなので難しいところなのです)

たろっこさんのお子さま、翌日からの様子はどうですか?この一件で「幼稚園に行くのはイヤ」と言っていますか?もし、そうでなければ、たろっこさんはご納得いかない面があったとしても、このまま何も言わずにそっと見守るのが一番の得策のように思います。きっと本人も大きくなったとき、「あんなことがあったな」と懐かしく思い出すことと思います。

(アドバイザー:井上智賀)


たろっこさん、こんにちは。
吉川です。

この時期の男の子って、反対の言葉を言ったり、汚い言葉や悪い言葉をわざと言ったりしちゃいがちですよね。何人かが笑ってくれたりしたら、余計張り切って調子に乗りすぎちゃったりして…。息子さんもそんな感じだったのでしょうね。

先生もそのあたりはわかっていらして、でも歯止めが利かなくて「もう大きい組さんなんだから…」という思いも込めての年少さんのお部屋行きだったのでしょうね。それだったら、ふざけていた3人全員の方が平等とも思いますが3人で行けば、向こうでもふざけてしまう可能性が大きいですよね。悪いことをしたら年少組に行かされるというより、もう大きい組さんなんだからちゃんとできるよね…という意味なのではないでしょうか。

息子さんは相当ショックだったようですが、その後はどうですか?まだ、ショックから立ち直れなくて元気が出ないようなら、先生にお話してどうして年少組に行かされたか、ゆっくり(じっくり)話してもらったらいかがでしょう?

息子さんの中にも、「ちょっとふざけすぎたかな…」という思いもあるんだと思います。そして、年長としての誇り(?)もあるから、ショックも大きかったのでしょうね。きっとこの経験を乗り越えて、年長さんとしての自覚をさらに大きく持ってくれるような気もします。たろっこさんの思いもわかります。「似合うかな」に対して「似合わな〜い」と言っちゃうことは、ありがちなことですものね。それだけを取り上げると、なんで半日も年少組へ…って。

でもきっとその前後や年長さんとしての自覚を持って欲しい、たろっこさんの息子さんなら持ってくれるであろうという先生の思いもあったのではないでしょうか?ショックから立ち直って、一回り大きなお兄ちゃんになってくれたらいいなあ…と思います。

(アドバイザー:吉川純子)




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