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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
性格・生活習慣・行動など わがまま・反抗・ストレス
まじめな話しをしているとすぐにふざける
3歳半の息子のことでご相談します。

4月から幼稚園に通っていて、毎日好きで元気に行っています。でも、疲れてくるようで、家に帰ると、すぐに、2時間近く寝ます。夜は、9時半頃に眠り、1日12時間ぐらい眠っています。一人っ子で、元気がいい子で、人見知りもほとんどなく、活発です。ブロックなどで座ってやる遊びもは好きですが、じっとしていることはあまりありません。

相談内容は、すぐまじめな話しをしていると、ふざけたり、人が静かにしているといきなりジャンプして乗ってきます。なにか、物事をしていて、たとえば、片づけや、お絵描きなどをしていると、ほとんどの場合、最後の最後で、何か一つやりだします。たとえば、おもちゃ箱をふんずけたり、かいた絵をぐじゃぐじゃにしてだいなしにします。だから、途中まではうまくいって、上手だね、お兄ちゃんになったね、とはなしていても、結果的に外れたことを笑ってするので、怒られるはめになります。すると、息子は「だって、やりたかったんだもん。もうばか!知らない!」といって、泣いてぐずります。なんのためにそんなことをするのかどうしても理解できません。

なにか本人に、また私にその原因みたいなものがあるのでしょうか。私はなんで、最後まで、仲良く終われないのかなあ、と不満気な言い方をして叱ります。主人も同じような叱りかたをします。せっかく仲良くやっているのに、最後の最後でいつもこうなので嫌になってしまうのが正直なところです。おともだちとも結構こんな感じだと思います。よろしくおねがいします。

(ぽん さん)


こんにちは、ぽんさん。望月です。

息子さんは、元気いっぱい遊んで、いろんな事に夢中になって、楽しいことが大好きなんでしょうね。だから、じっとしていることや、まじめな話は、つまらないのかな。

子どもって、何かやっていても、別に興味がひかれるものがあると、さっきまであんなに夢中だったのに、180度向きを変えてしまうことがよくあります。
親としては、子どもが最後までしっかりやることを望んでしまいますが、子どもの集中力は、そんなに長くは続かないようです。お絵かきは、描いているときが楽しくて、仕上げることが子どもの目的ではないのだろうな、と思います。(というか感じさせられました)

我家の小学生たちにも、「どうしてこっちを片付けてからできないの!もうちょっとなのに。」といつも言ってます。ぽんさんの息子さんは、まだ3歳半、そんなことばかりでもいいのではないでしょうか。

ひとつ提案があります。ちょっとだけ、お子さんの視線で、見て、感じてみませんか?どうしてふざけちゃったんだろう、何に興味を持ったのだろう、って。そして、何か共感できるものがみつかったら、きっと一緒に楽しめますよ。

息子さんは、のびのびとしていて、個性豊かなのだなあと感じられます。ちょっとくらいのオフザケは、一緒に笑ってしまって、これ以上はダメ、というときに注意してはいかがでしょう。

(アドバイザー:望月令子)


ぽん さん、ちょっと思うところがあり、おたよりさせていただきます。アドバイザースタッフの井上です。

ぽんさんのお子さま、何かの拍子にいわゆる「調子に乗る」そうですが、実は私がそんな子どもだったらしいです。今でも直っていません。女房には「あなたは精神年齢、3歳で止まったまま」なんていわれています。でも当たっています。反論できません。それだけに、ぽんさんのお子さまの思うところが、よくわかるのです。

何故そんな行動をとるのか。多分、何か良いところを誉められたり、話し掛けられたりした途端に、ふざけた行動をとりませんか?これ、照れてしまって、やり場がなくなり、どう対応していいか判らなくなる。だから、ついふざけた行動に出ちゃうんです。みんなが静かに何かしているとき、その静かさに耐えられないんです。

別に「自分が話題の中心でないと気がすまない」というのでもありません。「いい子だね〜」なんて言われると、照れてしまう・恥ずかしくなってしまい、それを隠すために、わざとふざけた行動をとってしまうのです。

そんな訳ですので、良いことをした場合でも、大げさに誉めない。ニコっと笑って、頭でもなでてあげれば充分です。「あなたのこと、ちゃんと見てるよ」というサインを送ってあげれば大丈夫です。

多分、人の思っていることがよく判る。気持ちがわかる。そんな感受性豊なお子さまなのでしょうね。これに対してお母様は真面目で、何につけてもきちんとした躾をなさる方なのでしょう。お父様もそのような方とお見受けいたしました。だから許せないのでしょうが、そこは許してあげてください。
お友達と遊んでいても、いつも人気者で活動の中心になっていませんか?けっこうお友達の信頼が厚いお子さまだと思います。

ふざける点はちょっと困りものですが、それ以上に良い点、たくさんありますよね?だからその心情を理解してあげ、対応してあげてください。お願いいたします。

(アドバイザー:井上智賀)


ぽんさん、こんにちは!平田です。

今年1年生になった友人の子どもが、ぽんさんの息子さんと良く似たタイプなので少しお話してみたいと思います。仮にA君としますね。

友人の子どもとあって、1歳前から預かったり幼稚園のお迎えに行ったりしていました。何かをさせる時にお世辞を言って調子にのせたりすると思うのですが、A君の場合は全く通用しませんでした。時々、助かることをしてくれて誉めたときも、顔はニコっとしているのにはずかしいのか、上手に表現できないようで「バカ!」とすぐ言ったりして、友人が「おかしな子ね、誉めてくれているのに」なんて言ったりしていました。幼稚園でも、迎えに行くと顔をみて安心したのか、急にあばれだしたりお帰りの準備をしないので先生が用意をしてくれたり・・・でした。

そういえば、友人もよくな悩んでいたようです。私は自分の子どもでないので客観的にみて、頭の中ではものすごく考えているのに、そのことを上手に言葉で表現できないのか、面倒くさいのかな?と思っていました。きっと下手なんでしょうね。・・・大人も同じです。

でも、6年付き合ってみて照れ屋は別として、飾りのない正直な子どもです。角度を変えてみると長所が短所になったり、短所が長所になったりですよね。それにはやはり、ぽんさんの理解だと思います。怒ったり・泣いたりという見えるところだけでなく、少しひいてみてはいかがでしょうか?きっと今まで見えなかった所が見えてくるはずです。

以前の職場の先輩が「こんな仕事しているので、他人の子どもの長所はすぐ見つけられるのに、自分の子どもは短所ばかり目に付く。愛情からだけどね・・・。でも、子どもには理解できないよね。だから、毎日10個長所を見つけるようにしたら、凄く良い親子関係が築けてきたような気がする」と、言ってました。

他人がどう思おうと、ぽんさんが息子さんを理解してあげるだけで息子さんは満足だと思うはずです。どうして・・・と、思う前にそうか・そうか・・・と、共感してあげてみてはどうでしょうか?

(アドバイザー:平田美智枝)




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