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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
性格・生活習慣・行動など 赤ちゃん期(0歳〜1歳3ヶ月頃まで)
退屈しのぎにおもちゃや手を口に入れえずく
0歳10ヶ月の女児ですが、退屈になるとおもちゃを口に入れ、えずくのです。おもちゃがなければ指を口に入れ、「おえ、おえ〜!」と、所構わずえずきます。大人でもまねのできないえずきかたです。

買い物に出かけると、必ずえずいてます。周りの人がびっくりして振り返るのです。はずかしいので、そうそうに買い物を切り上げて帰らねばならない状況です。かなりひどいえずき方をしますが、もどしたりはめったにしません。最初の頃は、おなかがすいているからか、ねむいのかといろいろ思いましたが、どうもたいくつしのぎに遊んでいるとしか思えません。

4〜5ヶ月くらいの頃から始まって、現在に至るも、その遊びはなおりません。「ダメ!」と言っておもちゃや手を口からはなすのですが、やり出すと何度でも気がすむまで続けます。このまま、放っておいていいのでしょうか?止めさす方法はないのでしょうか?

(ネイルフラン さん)


樋口夕子です。

おもちゃを口に入れるのは危ないのでできればやめさせたいですよね。退屈しのぎにやっているのであれば、ほかの事で気をそらすほうがよいのではないかと思います。手を入れているのなら、手をとって遊んであげてみてはどうでしょう。きゅっと握ってぱっと離したりを繰り返すだけでも、けっこう子どもって喜んでくれますよ。昔ながらの「せっせっせ」とかでもいいでしょうね。

おもちゃなら、それを放り投げたり、手のひらにかくして両手を握ってみせて、子どもに開かせておもちゃ探しをしたり。お母さんと遊んでいれば、退屈さも忘れ次第にやめてくれるのではないかと思います。

おもちゃを飲み込んでしまわないようにだけは気をつけておいてあげてくださいね。

(アドバイザー:樋口夕子)


ネイルフランさん、えんどうです。

10ヶ月のお子さんが癖のように、えずいてしまうのは心配ですね。そして外に出てた時の、周りの人の目も気になってしまいね。
お子さんがえずくには、理由があるように思えます。4〜5ヶ月くらいからのようですが、何か変化がありませんでしたか?えずいている姿を見ると、ついついダメと言ってしまいたくなりますね。ネイルフランさんはたいくつしのぎに、あそんでいるように思われるようですね。そういう時になるべく相手をしてみると、どうでしょう。歌をうたってみたり、人形でお話しなど、もうなさっているかもしれませんね。

それから、えずいている時に、抱きしめてみてください。どんな反応でしょう。あまり続き、心配のようでしたら、医者や保健婦に相談してみてはいかがでしょう。

(アドバイザー:遠藤けいこ)


私は、「事故防止」に関して活動しています。10ヶ月の子どもさんというのは、誤飲事故が非常に多く、また、重篤なケースもあります。

事故というのは、「めったに起こらないですが、誰に起きてもおかしくない」ことです。そして、事故防止を専門的にやってらっしゃる小児科医グループは、「事故は、多大な健康被害をもたらす重要な健康問題だ。そう認識すれば、科学的に防止策をさぐり、その防止策を普及させることができる」といっています。

現実に、欧米では、この考え方が普及しており、事故対策がとられています。しかし、日本では、まだ、事故に対する認識が「不幸な出来事」でしかなく、専門家も5名ほどしかいない状態です。

事故防止の観点からいって、10ヶ月のお子さんがのどを詰まらせるものを手にもたせることは、非常に危険です。「お母さんが、目をはなさない」ではなく、まず、持たさないことです。「チャイルドマウス」という器具があるのですが、子どもの口の最大口径32ミリの大きさの筒です。フィルムケースやラップの芯(メーカーによって違いますが)でも代用できますが、これに通るものは、子どもさんが喉に詰める可能性がありますので、欧米では「持たさない」と指導されています。(案外大きな物でも通ってしまうので、びっくりしますよ)

「それって、面倒」って思うかもしれないですが、それを守っていれば、お母さんも「目を離さないで」という呪縛から逃れられると思うのですよ。24時間、目を離さないなんて、どだい無理な話だし、見ていても飲んでしまうのは、一瞬ですからね。

「誤飲事故」という観点からいうと、手ならOK。おもちゃは要注意ですね。お口に入れないようにする工夫は、樋口夕子さんのアドバイスは、さすが!と思います。

(アドバイザー:松野敬子)




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