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アドバイザースタッフに聞きたい!

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小学校受験を控え毎日怒ってばかり
5歳の男の子と女の子の双子です。

生まれた時から、体力的にも精神的にも大変な日々が続いています。特に今秋、2人とも小学校受験を考えているため、私はぼろぼろの状態です。勉強も生活態度も、課題は山積みで、焦燥感にかられる毎日です。そして、結局、口うるさく怒ってばかり。

ついに、ここへきて、その「つけ」が来てしまったのです。私のいないところで発散する子供になってしまったのです。先生の言うことも聞けない子供になってしまったのです。受験の先生は、全て私がいけないのだと言います。怒りすぎだと。私が変らなければ、子供は変らないと言います。それもわかりますがこんなに頑張っているのに、これ以上私ばかり我慢と忍耐の日々を送らなければならないのがとても辛いです。どうぞ、アドバイスをお願いいたします。

(ぼろぼろ さん)


ぼろぼろ さん、こんにちは。看護師の大林です。

双子・・・それも男の子と女の子で何かと大変でしょうね。時間がないと思えば思うほど、焦ってしまいますよね?ちょっと見方を変えてみませんか。

お子さん方は、小学校受験はどのように思っているのでしょうか?その小学校に通ってみたいと言う気持を、どこかお子さんの興味のある分野から引き出すことはできませんか?子どもって、自分のやりたいことは親が何も言わなくてもどんどんやってしまいますよね。

子どもはスポンジみたい・・・例えられますが。一つは水分をぐんぐん吸い取るように、知識も入っていく・・・と言う考えですよね。しかし、ある程度水分を含んでしまったら、ポタポタと水滴が落ちてしまいますね。また、スポンジを小さい箱にギュッと摘めこんだら、勢い良く飛び出すこともあります。

はじめから、思ったようにはならないと思っていたほうが楽です。親が力を抜いたときに子どものほうから歩み寄って来たりするものです。子どもは、伸びる時期にはぐ〜んと伸びます。何ヵ月もかかってできたことをたった一日でやり遂げることも可能なのです。時間はまだ、たっぷりあります。子どもの頃の時間ってゆっくり過ぎていたと思いませんか?(ちょっと思い出して見てください・・・)

数日間、お受験のことを口にせずにのんびり過ごしてみませんか?はじめは、羽目をはずして喜んでいるかもしれませんが、そのうちきっと、子どものほうから『あれ?』と思って何かしらアクションを起こして来ると思いますよ。

(アドバイザー:大林千恵子)


こんにちは。アドバイザースタッフの土居です。うちの長女も5歳です。同い年の子供を持つ、親として少しお話させてくださいね。

5歳の子供(年長児)と言うと、だいぶ親や先生の話もわかってきて聞き分けもできるようになりますが、ストレスも多少あるみたいで悪い言葉を使ってみたり、反抗もします。それにやはり勉強よりもお友達と遊ぶことを好みます。

うちの長女は小学校受験はしないので、様子はあまりわからないのですが、ぼろぼろさんのお宅はなぜ、小学校受験をお考えになられたのでしょうか?土地柄などもあるのでしょうか・・・親ですから、つい口うるさく言ってしまうこともあります。私もそうです。なかなか子供はわかってくれないですよね・・・大人も同じですが、子供もストレス発散する場所、時間が必要なのではとは思います。

もちろん受験のためのお勉強も必要かも知れませんが、遊ぶ時間も子供にとっては大事にな時間だと思うのです。周りのお子さんも受験をされるのかどうかはわかりませんがもし周りのお子さんは普通に遊んでいらっしゃるのなら、お子さんたちはとてもうらやましく思ってらっしゃるのでは??

大人が仕事をしている時でも息抜き(休憩の時間)が入るほうが仕事の効率ってあがりませんか??勉強もそうだと思うんです。30分でも1時間でもいいから、お子さんたちに「好きなことをできる時間」を作ってあげてもいいんじゃないでしょうか?

それとぼろぼろさんだけが、何もかも背負われている感じがしたのですが、ご主人の意向や協力はいかがなものでしょうか??お子さんたちがお勉強が大好きで、お受験なさる学校に行きたいとお考えになってるのなら、とてもすばらしいことだと思うのですが・・・このままだとぼろぼろさん自身も、お子さんたちも少し心配です。

無理をなさらずにもう一度よく話し合って見られてはどうですか?お子さんたちの話もぜひ聞いてあげてください”ぼろぼろさん”というハンドルネームが”ぴかぴかさん”になる日が来る日を願っています。

(アドバイザー:土居聡子)


こんにちは、ぼろぼろさん。平田です。

幼児教室の講師をしていた時にも、受験を考えているお母様が何人かおられました。小学校の受験は本人の希望というより両親の希望が大きいのでなかなか大変ですね。「楽しく学ぼう」が基本なのでイヤイヤしてると全てが空回りしてしまいます。

これは私の想像ですが、多分ぼろぼろさんは公立の学校がある中あえて受験するということは、より良い環境の中で学校生活を送らせてあげたいという気持ちからなのではないのでしょうか。個人的にはどの学校でも子どもが喜んで楽しく通ってくれれば良いという考えですが・・・受験するか否かは、各家庭の考えがあっていいと思います。まずは、子どもたちにもその学校を好きになってもらい「どうしても行きたい」と思ってもらうことが大切ですね。見学にはいかれたのでしょうか。

次に、明るく楽しい受験にしてみてはいかがでしょうか。苦しいと大人でも大変ですよね。がんばれないですよね。がんばるのは子どもたちで、ぼろぼろさんはがんばれるよう心地よい環境をつくってあげてください。笑顔を絶やさず、メリハリのある生活を・・・勉強の時は勉強、遊ぶときは遊びを。だらだら時間だけが過ぎても逆効果ですよね。

最後に夫婦で教育に対して同じ意見を持つことです。家族で受験について話し合う機会を設けてみてはいかがでしょうか?

(アドバイザー:平田美智枝)




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