- 看護師さんからの医療に関する回答について -
看護師さんは診断をしてはいけない決まりになっていて、また、症状や状態を直接診ることができないので、医療に関する回答内容は、アドバイスとして参考にしてください
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断乳するまで離乳食と母乳で良いのか？ |
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もうすぐ9ヶ月になる女児の母です。
ずっと母乳オンリーでやってきたのですが 9ヶ月になったらフォローアップミルクを飲ませた方がよいのでしょうか？母乳だと鉄分が不足するなどという話を聞いて少々不安に思っています。
ちなみにうちの娘は哺乳瓶をまったくうけつけないので、食後の白湯等は吸い口つきのトレーニングカップで飲ませています。しかしミルクは味がいやなのか、トレーニングカップを使ってもほとんど飲もうとしません。離乳食はわりと順調にすすんでいるのですが・・・。
多少いやがったとしてもフォローアップミルクに切り替えていった方がよいのでしょうか？それとも断乳するまで「離乳食＋母乳」でよいものなのでしょうか？アドバイスをお願いいたします。
（みみ さん）
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みみ さんこんにちは。大林です。
母乳のみで育てているお母さんの事を聞くと、なんだか懐かしくなります。母乳は赤ちゃんにとって完全で愛情たっぷりの栄養です。そう信じてやってきましたし、最近参加した研究会での講演で母乳の大切さを聞いてきたばかりです。
母乳のお子さんは、あごの力がついているので、離乳食を進めるにあたって楽なはずです。あまり神経質にならずに、親が食べているものの中から赤ちゃんの口に合いそうな薄味のもの、柔らかめのものと与えていけば良いわけです。お母さんが好き嫌いが限り、母乳を通じて知ったいろいろな味や香りの食べ物をパクパクと食べてくれると思います。子どもに食べさせたい食べ物たとえば、鉄分の多いレバーや赤みの魚、ひじき、などお母さんが食べることによって、赤ちゃんが食べ物からその栄養素を採ることができるようになるのです。
自然はとても神秘的です。不足の分を補うようにできているのです。ただし、お母さんが極端に好き嫌いがあるようなら、母乳からフォローアップミルクに切り替えることをお勧めします。（これを機会に好き嫌いを克服するのも手ですが）鉄分の多い食べ物は、ほかにはアサリ・プルーン・などがありますが、良質のたんぱく質とビタミンCを一緒に採ることが大切です。白身の魚、とりのささみなどと、季節がら新ニンジンのオレンジ煮、いちご等・・・体に良いものがいっぱいの季節に離乳食を進められて幸せですね。
水分は取って付の普通のコップでかまわないと思います。吸い口がついているとそれが癖になってしまう子どももいますので。牛乳は体の負担を考えると2歳ごろからのほうが良いといわれています。無理をして与えるより、断乳後は何かほかのものでカルシュウムを補うことを考えても良いと思います。母乳育児を最後まで楽しんで過ごせるといいですね。応援しています。
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| （アドバイザー：大林千恵子） |
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みみさん、こんにちは。アドバイザースタッフの土居です。
毎日育児の方、一生懸命されてることでしょうね。
私は長女を混合授乳、次女を母乳で育てました。長女の時は母乳は足すという感じで、ミルクがメインでしたし、１０ヶ月ごろにフォローアップミルクを飲ませましたが、それは１０ヶ月健診で体重が少なめなのもあって、お医者さまから指導を受けてのことでした。でも１歳すぎには牛乳にしました。
次女は１１ヶ月まで母乳を飲ませて、回数を減らしていき、そのまま断乳して、いきなり牛乳を飲ませました。次女は体重には心配はなかったので、長女の時のような指導はありませんでした。ので、フォローアップミルクは飲ませず育ちました。
確かに離乳食後期ともなると、母乳の方の栄養もそれほど期待できなくなるそうで、逆にいえば、離乳食から接種する栄養を考えていかないといけない時期になってくるわけですね。鉄分が気になるようでしたら、おかゆにほうれん草を擦ったのを混ぜ込んだり、納豆を電子レンジで柔らかくして食べさせたり、あと、ベビーフードで「レバー粉末」が売られてますよね？それを何かにまぜて使ったり・・・食品からも鉄分を補うことはできると思います。
長女もミルクを飲んでいたものの、フォローアップの方に切り替えた時は最初のうちは味が違うのか飲んでくれませんでした。ですので、お嬢さんは、ミルクも嫌がってるご様子なので、フォローアップも飲めるかどうか、わかりませんよね。特に体が小さいとかで、指導を受けてるのなら別ですが、心配ないのであれば１歳過ぎるころまではこのままで、母乳と離乳食にしていっても、いいとは思いますよ。
ただ、母乳がメインになると、やはり少し栄養不足かもしれないので、離乳食はしっかり食べさせてあげて、１日２回程度食後に母乳を少しあげる、という形にしていったほうがいいと思います。断乳すると、授乳していた頃がなつかしくなります。そのときは大変でしんどかったのですけどね・・・（笑）あとわずかな時間ですから、至福の時を楽しんでくださいね。
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| （アドバイザー：土居聡子） |
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