- 看護師さんからの医療に関する回答について -
看護師さんは診断をしてはいけない決まりになっていて、また、症状や状態を直接診ることができないので、医療に関する回答内容は、アドバイスとして参考にしてください
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娘の肌荒れについて相談します |
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子供の肌荒れのことでご相談いたします。
現在６ヶ月目の女の子です。夏の終わりごろから頬、コメカミに湿疹のような症状が見られました。寒くなってからは、さらに太腿、膝の裏、左肩、左腕にも湿疹のような症状が見られるようになりました。特に頬は赤く、皮が剥けています。対応は、化粧水で保湿した後に、市販の湿疹、皮膚炎用の薬を塗っていますが肌がかさつき直る傾向が見られないようです。
また、お尻も赤く、汁がでているような感じです。これについては病院でカビの薬をもらったので塗っていますが、1ヶ月経っても直る気配はありません。うんちやおしっこをした後は、お湯で洗っており、まめにしているつもりです。
参考までに、私はアトピー体質で娘に遺伝したのではないかと心配です。また、娘は母乳のみで育てています。ご意見よろしくお願い致します。
（ひでこ さん）
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ひでこさんはじめまして、保育園の看護婦をしている大林です。
女の子いうことで、大変心配でしょうね。
普通肌荒れというと、白く粉を吹いてカサカサした状態を指します。水分やうるおい分が不足している状態です。不足している分は補えば良いので、化粧水・保湿剤などで対応できます。
しかし、赤くなって皮膚がむけたようになっているのであれば、何らかの皮膚炎になっていると考えたほうがよさそうです。確かに、赤ちゃん用の化粧水や乳液が市販され、いろいろな薬も薬局で簡単に手に入るのですが、赤くなった皮膚にはかなり刺激になり、ヒリヒリするのではないかと思うのです。
アトピー体質の親からアトピー体質の子どもさんが生まれやすいのは事実かもしれませんが、だからといって今の症状がアトピーによるものであるとご自分で判断するのは危険だと思います。私もアトピー体質で喘息もありますが、子どもたちは今のところ皮膚炎にも喘息にもなっていません。
アレルギーマーチと言う言葉があります。ひとつのアレルギーが他のアレルギーの引き金になり得る事を示しているのですが、早いうちに治せば次の段階には至り難いことを、知っておいていただきたいと思います。早めに皮膚科の先生に診てもらってください。
お尻のほうの湿疹はかび・真菌の検査をしていただいていると思いますが、薬の作用が強いために皮膚炎を起こす人もいます。もう一度、検査をして菌がいるかどうかを調べてもらう必要がありそうですね。薬が残っていても治りが悪ければ、再度診察にいっても構わないのですよ。清潔に気をつけていらっしゃるようですから、続けてくださいね。
顔も体もお尻も、赤みがすっかり引いてから 低刺激性の化粧水や保湿剤をお医者さんに相談しながら使われる事をお勧めします。
母乳については問題ないと思いますが、心配なら罹りつけの小児科の先生に相談してみてください。気をつけるとしたら、離乳食の食品の増やし方を他のお子さんよりゆっくりにする事。和食中心から始める。（心配ならこれも保健婦さんか、小児科の先生に相談してください）何か症状が出た場合の事を考えて記録をつけておくと良いでしょう。そして、万が一湿疹などが出来た場合は、自分で判断せずに必ず相談する事。固さは通常の進め方で良いと思います。食べた後のお口の周りを良く拭いてあげてください。
今後、いろいろなことで壁にぶつかることもあると思います。一人で悩まないでくださいね。お子さんとの付き合いはまだ始まったばかり、いろいろな体験をしたり話を聞いたりして一緒に良い母親を目指しましょうね。
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| （アドバイザー：大林千恵子） |
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