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アドバイザースタッフに聞きたい!

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カラダのこと 3歳児以上
- 看護師さんからの医療に関する回答について -
看護師さんは診断をしてはいけない決まりになっていて、また、症状や状態を直接診ることができないので、医療に関する回答内容は、アドバイスとして参考にしてください

娘がチック症ではないかと心配です
3歳のむすめのことで相談します。
10日ほど前から瞬きをして顔をしかめるようになりました。チック症ではないかと心配です。見ている私も不安で気分が落ち込んでしまいそうです。気にしないほうがいいとネットの病気のサイトで調べてみたりもしました。

上の子供は12歳と10歳の男の子です。上の子供たちは学校に行っているので日中は2人きりです。ちょっと前までは散歩に出かけたり、公園に行ったりして楽しく過ごせていたと思うのですが何が原因なのかわかりません。

ここ2、3日は車が怖いといって散歩も行きません。車が原因なのかと思って一緒に暮らしている両親にも尋ねてみました。が思いあたらないとのこと。両親は日中働いています。休みの日に遊んでくれています。

今日同じ年の友達のところへ遊びに行ってみたところかえるの一点張り。すぐにはなじめない子ですが時間がたてばなれてきていつもは遊べるのですが。その間もまばたきのしっぱしでした。このままでは幼稚園へ通えないのでは。と、心配です。かかりつけのお医者さんへ相談してみたら専門のお医者さんへ行ってみたらと、いわれました。それでなくても医者嫌いなので気が重いのです。どうしたらいいのでしょう。このままでは私がウツになってしまいそうです。お願いします。

(めぐママ さん)


めぐママさんこんにちは

この質問は、私自身が先輩方から体験談など聞き励まされたので、私も我が家の体験でお話しさせて頂きます。
娘は、4歳の時にチックがでました。目をパチパチする症状です。原因は右腕の骨折(1ヶ月半固定され動かせなかった)でストレスがたまってでたみたいです。この時 お友達のお母さんがすぐに気付き「知らないふりして、とにかくいっぱいお話を聞いてあげ、目が痛いの? …等言っちゃダメだよ」と、アドバイスしてくれました。
腕が完治したら症状がとれていたでしょうか? 完治まで3ヶ月程かかりました。

2回目のチック症状は小学校に入学して1週間ででました。引っ越しして1週間で入学式があり、お友達もいないし、幼稚園とは全く別世界。毎日緊張していたと思います。そして、きっかけとなった事件が起こりました。トイレのドアが壊れていて、知らずに入った娘は閉じこめられてしまいました。すごいパニック状態になって、必死でドアを叩き泣き叫んでいたようです。すぐに何人かの先生が来て開けてくれたみたいですが……
閉所恐怖症もあって、その事件後トイレはもちろん、エレベーターに乗ることも出来ませんでした。トイレはドアを閉めることが出来ず、もちろん1人で入ることも出来ず、私と一緒に入ってもドアは閉めないで!! とパニック状態でした。学校のトイレにも入れないのでいつも我慢して帰ってくるのです。

事件をきっかけに首を振る、両手を振る等の症状が出ました。それはすごい勢いで振るので、見る人はビックリしていました。本人も自分でやっているのだけれど、止められない。と言っていました。まず学校の先生に今の状態を言って、精神面など助けて頂いたと思います。

私達夫婦もよく話しました。そしてお互い出来るだけ子供と話をしよう。話を聞こう。そして、人の大勢集まるところに行こう。と。また、専門の病院へ連れて行ってカウンセリングを受けようか?治るきっかけにでもなってくれたら…とも思ったのですが、看護婦の先輩方からもいろいろとアドバイスをしてもらい、とにかく時間がかかるけれどたくさん話をして、しっかりと受け止めて、チックを注意したりせず見守ってあげた方がよいと言われました。でも頭ではわかっていてもいつもそればかり気になりました。

時がたち、トイレのドアを開けていれば1人で入れるようになり、エレベーターも乗れるようになったら自身がついたのかチックも緩和されました。しかし、新しい壁にぶつかるたびにチック症状がひどくなり、他の病気を疑った方がよいのかとも思ってしまったくらいです。1つ症状がなくなると新たに違う症状が出るのです。

しかし、1年以上経過し私達もだんだんにその症状を気にしないようにしていたら、今現在チック症状はほとんどないように思います。以後何かあるたびに症状が出るかもしれませんが、見守っていこうと話しています。

チックを無理に治そうとしたり、注意したりせず見守ってあげてください。時間はかかるかもしれませんが、子供をしっかりと受けとめ安心させてあげてください。同じ悩みを持つ親としてめぐママさんのうつになってしまいそうな気持よくわかります。お互いちょっと力を抜いて子育てしていきましょうね。

(アドバイザー:山崎美穂)




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