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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
性格・生活習慣・行動など いじわるする・噛み付く・乱暴する
お友達のおもちゃを取ったり、意地悪したりする
娘は1才8ヶ月になり、最近は色々と言葉も覚えてきて少しだけなら2語文も話すようになってきました。
どんどん成長するのが楽しい反面、いろいろな悩みも・・。

女の子にしてはとにかくよく動き、積極的でじっとしていないので、みんなから「男の子みたいね〜〜」とよく言われます。

最近の一番の悩みは、お友達とのモノの取り合いです。

貸し借りができる歳では無いのはわかっているのですが、気が強い娘は公園へ行ったりすると、お友達のおもちゃなどを無理矢理とったり、「はい!」と言ってお友達にモノを差し出すくせに、向こうが手を伸ばすとさっと引いたり・・(フェイントをかけるように・・)。
また、他のお子さんが使っているものをわざわざ取りに行ったり、滑り台の階段をちょうど登ろうとしている所にすかさず入っていったり・・。

その度に、娘の気持ちを「このおもちゃが使いたかったんだよね」と代弁して、言葉でどうしてダメなのか、を説明した上、返してあげようね、と言うのですが、大抵は手を離さず、私が無理矢理手から離させて返すような感じになってしまいます。
子供同士のやりとりも大事だろうを思うので、しばらく見守ることもあるのですが、相手の子もそれなりに気の強い子だと取り合いになってけんかが始まります。
(大抵相手が男の子で何度かおもちゃで殴られているんですけど・・苦笑)

ウチでは「貸して」「どうぞ」と私とやり取りするときにはちゃんと渡してくれたり(でも、時々同じようにフェイントをかけたりするのですが・・)
するのです・・。

また、相手を選んでいるのか、そのお子さんのお母さんとか歳のかなり上のお姉さんとかにはすんなり渡したりします。

他のお子さんを見ていると、ウチの躾がなっていないようでがっくりしてしまうこともあります。
まるで いじわるな子みたいで・・・。

元気なのは良いのですが、この時期どう教えていくべきなのかちょっと悩みです・・。
よろしくお願いいたします。

(ち〜ママ さん)


ち〜ママ さん、ご相談いただき御礼申し上げます。旭幼稚園、園長の井上です。
ご相談内容、拝見いたしました。

子ども同士のことですが、この時期は自我がぶつかり合う時期です。大人なら譲り合えるところでも、子どもは目の前にある興味に集中してしまうので、おもちゃの取り合いなど、私どもの幼稚園では年少さん(3歳)でも起ります。ましてやお嬢様の年齢を考えると、誰もが通った道で、あまり気になさらなくともよろしいかと思います。
ご相談文の中に「フェイントをかけて相手の反応を見る」というところがありましたが、これはかなり高度な技です。ユーモアのセンスもさることながら、かなり知能も発達しているお子さまなのでしょうね。

でもそうは言っても、ママとすると心苦しい。これもよく判ります。言い聞かせにしても、まだ小さいので、どこまで理解できるか。ここが問題なのですが、お嬢様の状態を考えますと、年齢以上の知能があるように思われます。ですから、お子さまにわかるように、やさしく(そして真剣に)「これはお友達のもの。取っちゃダメなんだよ。」「順番は守ろうね」と言い続けることで、意外と早く「理解」ができるようになるかも知れません。
相手に自分の気持ちを伝えようとする場合、笑顔ではなく(認めていると思われるときがあります)真剣な表情で話されること。これもひとつのポイントになるかも知れません。
ご相談文からの推測でお話していますが、ちゃんとママの気持ちが伝われば治ってしまうようにも思います。ちょっと試してみてくださいね。

(アドバイザー:井上智賀)


ち〜ママさん、こんにちは。土谷と申します。

「しつけがなっていない」というよりは、お子さんの個性だと思います。
元気で、負けん気が強いというのは、いいことですよね。

とはいえ、気の弱いお子さんを持つママの中には、あまり心の広くない人もいるかもしれませんから、やはりち〜ママさんが時々は口を出してケンカを止めたり、謝ったりすることが必要だとは思います。

お子さんへの対応としては、「叱るより、ほめる」作戦をとってはどうでしょう?
ほかのお友達がいいことをしたときに、お子さんの前で「○○ちゃん、えらいね〜!」「○○くんはやさしいね!」などと大げさにほめるようにする。
そして、お子さんがちゃんとおもちゃを貸してあげたときにはいっぱいほめてあげましょう。

「今日はお友達にやさしくできたから、ごほうびに○○してあげるね」など、「やさしくして、よかった!」と子どもが思える方向に持っていくのは
いかがでしょうか。

まだ1歳8ヶ月とのこと、だんだん成長するにしたがっておさまってくると思います。
あまり深刻になったり、引け目を感じすぎる必要はないと思いますよ。

(アドバイザー:土谷美伸)




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